CMモデル時代の思い出話しましょう(撮影秘話 No.1)
意外や!意外!一番待遇がよかったのが、O製薬さんの手タレでした。なんと!モデル用の控え室として、応接セット付個室が用意されていたのです。案内されたとき、何かの間違いでは?と思ったほどです。
大抵の場合、モデルの控室なんて、特別に用意なんかされません。撮影現場の片隅とか、あっても衝立で仕切られた、複数モデルさん達との相部屋だったりしました。
さらに驚いたのは、ネイルメイク専用のご婦人が、その個室まで訪れてきて下っさって、時間をかけ丁寧に爪はもちろん指まで、磨きをかけて下さいました。
その結果が、ドッ!アップのコレ👇です。
緊張する私の気持ちを解すかのように、「さすがに、お綺麗な爪をされていますね~~~このお仕事は長いんですか?」とかなんとか、声をかけてくださって、至れり尽くせりでした。
実際のオンエアーは、たったの数十秒なのに、二、三十人のスタッフで、撮影には半日ほどかかりました。それは、朝、起きがけに測った体温が少し高い!薬を飲んでおこう!というワンシーンでした。
設定場所は、自宅のリビングルーム。
心地よい朝の光がサッシから差し込んでいる。庭の植え込みの立木の影が、壁際のサイドボードで揺れている。のですが、もちろん、大型倉庫内に設けられた、映り込むところだけのセット。
ところが、その立木の影の揺れ具合にまで気を配られ、立木を揺らすスタッフに何度もNGが出されておりました。もちろん、電子体温計を持つ私の指位置も、何度かNGをいただきましたッけ?
その動画のバックに男声ナレーションが入るのですが、その声は、ナイスボイスの有名男優さんでした。やまのぼ と、ほぼ同世代の方です。つまり、その男優さんの右手の代役を、させていただいたことになりますか。
撮影途中に休憩時間があり、どの品から箸を進めようかと、迷うほどの高給仕出し弁当まで用意されていましたよ!
もちろん!ギャラもそこそこ頂いたと記憶しております。
その節は、スタッフの皆様方には、いろいろとお世話になりました。
改めて、御礼申し上げます。
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