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【勝手に人生相談 No.168】父のもてなし料理で腹こわす(滋賀県・40代女性)
▼ご相談内容▼
40代のパート女性。
一人暮らしで70代の父について相談します。
私は夫と子どもと一緒に年に数回、父のいる実家へ日帰り帰省します。父は料理を作って私たちを精いっぱいもてなしてくれます。
ただ、私たちは自宅に戻ると、お腹をこわしてしまうことが度々なのです。
実家には消費期限や賞味期限を過ぎた食材や調味料があり、要冷蔵の生ものが常温のまま置いてあることも。
包丁やまな板、ふきん等も定期的に除菌している様子はみられません。
私は「こうしたほうがいいのでは」とさりげなく伝えたり、あまりにも古いものはこっそり捨てたりしています。
でも父はそれらを日常的に食べ、異変を感じたことがないせいか、「そのくらい大丈夫」と聞く耳を持たないのです。
優しい父の厚意をむげに拒めず、傷つけないように現実を伝え、改善してもらうにはどうしたらいいのでしょう。(滋賀県・40代女性)
▼やまのぼ回答▼
水臭い話です。
親子なんですから、ザックバランに言うべきでしょう。
この場合の躊躇いや遠慮は、広義での罪悪になるかもしれません。
なぜ、こんなことになったのでしょう!
多分、長い期間の親子関係で育まれた、心理的な距離が大きな原因なのでしょう。言いたいことが言い合えない関係が、今日の関係を形作ってしまったのでしょう。
もしも、あなたがお父様の立場なら、とても悲しいとお思いでしょう。
可愛い娘の家族のために、一生懸命に料理したのに、喜ぶどころか苦痛であることを知ったら、やりきれない気持ちになると思います。
そう考えると、言い方は自ずから、わかってくると思います。
まず、充分に感謝の気持ちを、持っているいることを伝えることです。
次に、帰宅したら、お腹を壊すという事実を、ちゃんと伝えることです。
こうして話すのは、お互いのために大切なことであることを理解してもらうことです。
このまま、話さずにいたら、今は何ともなくても、体調が悪かったり、お歳をもっと召されたりしたら、お父様だって体調を壊すことだって、無いとは言い切れません。
こんな主旨で、ぜひお話されるべきです。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.169】は、滋賀県・40代女性のご相談です。「20代息子がロリコン?」を、予定しております。
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