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はじめてのカンボジア、ネパールのホテル2024年1月

今回はじめて、カンボジア、スリランカ、ネパールに行きました。
ずっと前から行きたかったのですが、チャンスがなかったです。

ここでは カンボジア、ネパールで泊まったホテルについて お話しします。
バックパッカーではないのですが、さまざまなレベルのホテルに泊まりました。
多くの場所はおすすめなので、その理由を書きたいと思います。
1。カンボジア、アンコールワットのある  シェムリアップ。
Khmer Boutique Hotel
2。カトマンズの Jampa hotel

まず  カンボジアは  アンコールワットのある  シェムリアップ。
Khmer Boutique Hotel

https://www.khmermansion.com/home.php

オールドマーケットからすぐ近く、50mぐらい
プールがあって泳げます、1月でも可能。30度以上なので、
どの部屋もベランダがあり、そこで食事もでき、休めます。
プール横のテーブルで 美味しい朝食が食べられます。
朝食のメニューから好きなものを前日に選べます。おかわり可能で、ほぼフルコースに相当するrichなものです。

スタッフはすごく親切で、皆さん、美しく、本当にリラックスできます。

問題点は 隣がミュージックホールでうるさいことです。


ホテルのプール奥のレリーフ

ここで特筆べき点は、 プールの奥にある壁画です。これはレリーフで、
ヒンズー教の3大神である、ブラフマー、ビシュヌ、シヴァを描いています。いずれも男性です。

カンボジアは仏教国として知られていますが、アンコールワットが作られたクメール文明の最盛期には、仏教とヒンズー教が混在しており、現在でも、この壁画があるように、ヒンズー教の神が祀られているのです。

ブラフマー:宇宙、世界に実存、実在の場を与える神  創生した神
以下の動画では ホテルの壁画のレリーフで、蓮の花の上に座っている、小さな神様です。
ヴィシュヌ:宇宙、世界の維持、平安を司る神
同じく動画では、ナーガという蛇の神様の上に横たわっている、大きな神様です。
シヴァ:宇宙、世界を創造し、その寿命が尽きた時に破壊、破滅を司る神
同じく右側の水牛に乗っている、神様です。

現代では ヴィシュヌや
シヴァが人気があるようです。

もう一つ重要な点は、民族の分布です。



カンボジアの民族分布1972年 Wikipediaより

この図を ご覧いただくと分かりますが、クメール人は多くの場所に住んでいますが、濃いめのピンクで示された、ヴェトナム系がシェムリアップ付近にも住んでいることです。というのは、ホテルのスタッフの一人の美しい女性はヴェトナム人のようであったからです。


美しい人々

なぜこのようなことが起こったかは、クメール文明の最盛期であった1122–1218年ごろのカンボジアの領土を見るとわかります。以下の図の通り、現在のマレーシア、タイ、ヴェトナム、ラオスを含む広大なもので、人の行き来は全土に及んでいたのです。当時の都アンコールにヴェトナム人がいたのは当然でしたでしょう。




French Map of Khmer Empire under Jayavarman VII.wikipediaより


時は流れましたが、国境を越え、人は繋がっています。

カンボジアの魅力の一つは  多くの少数民族を含む  民族と宗教が共存していること、その中に 
人類の知恵がある
と思いました。
お時間あればご覧ください





カトマンズの Jampa hotelは
ネパール通の友人の紹介でした。確かに、空港からホテルまで、初めてだと、ケオテイクで退けますが、pickupサービスがあり、これは大変よかったです。
ホテルはタミル地区にあり、ここは渾然一体としたところですが、楽しめました。

https://www.hotelassociationnepal.org.np/hotels/hotel-jampa


スタッフも気持ちの良い人たちでした。
朝食もよかったです。
混沌とした、チベット仏教、ヒンズー教のミックスした、カトマンズのど真ん中で、面白かったです。


Jampaホテル

問題は 1月でとても寒かったことです。
部屋の暖房もあまり効きませんでした。

あと空港への車は1000ルーピーで、送迎の一方は有料です。


カンボジアとネパールでは異なりますが、
多民族、多宗教、内戦の経験と類似点も多くありました。
今後 間違いなく発展するでしょう。

お時間あればこちらをご覧ください
https://youtu.be/-phJtdmC97U






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