球道恋々が文庫になります 0328
なんと栗山監督が帯を書いてくださいました。小さい頃、本気で野球選手を目指していた私にとっては、まさに夢のような出来事です。野球をやり込んだ(という表現は違うかもですが)方に、評価していただけたのがなによりうれしい。私もこの本を書くにあたって、当時の野球について調べつつ、身体性や感覚を思い出すために自分でもソフトボールを再開したりもしたので、それを極めた方にこんなふうに読んでいただけると心からにホッとします。野球のみならずスポーツは、やってきた度合い、観戦だけの人などで、同じスポーツに親しんだとは思えないほど感覚の隔たりがあります。試合観戦などで、例えばバッターが凡打や三振に終わったとき「なにやってんだ」とか「バカが」と口にする人を見ると、ああ、本気で野球(スポーツ)やったことがないんだなーと思ったりします。是非お手にとっていただければ幸いです。