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「理想の家族像」は捨てましょう

家族から世界平和を目指す女 おかたむです。

突然ですが、質問です。

あなたの理想とする家族って何ですか?

理想の夫婦って何ですか?

女性は結婚する時に、様々な「未来の理想」を想像して結婚する方が多いんです。

夫の年収は?職業は?
どこに住む?
子供は何人?
戸建て?マンション?
日本に住む?海外に住む?
仕事は続ける?辞める?

今まで、相談を受けてきた女性達は、それぞれ絵に描けるほど、具体的な「理想の家族像・夫婦像」を持っていました。

しかし、結論から言います。

そんな理想、捨ててください。

自分1人の理想が具体的であればあるほど、家族、特に夫婦間の衝突率は高くなります。

「理想の夫婦」「理想の家族」というのは、家族で新たに創り上げていくものです。

家族は最小単位の「社会」集団なので、他者と生きていく、ということ。

ですから、自分の理想を押し付けてしまうと、相手がその理想通りに動かなかった場合に

「こんなはずじゃなかった」

となるわけです。

理想の分だけ相手に期待してしまうことが原因です。

これは夫婦問題で本当に多いんです。

私自身は、結婚願望、理想像もなく結婚したので、
結婚相手に期待することはありませんでした。

しかし!
出産 してから、自分が無意識に相手に抱いていた理想、
期待があることに気が付きました。

そして、見事な産後クライシスへとハマっていきました。(苦笑)
(産後クライシスの話は、今度書きますね。)

SMAPの『セロリ』じゃないですが、
パートナーは育ってきた環境が違う人間です。

どちらが「正しい」「こうあるべき」というものはありません。
ただ「違う」だけです。

それを「違い」として受け入れるのか、
「おかしい」とし正そうとするのか。

その小さな違いが、パートナーとの関係がうまくいくか
どうかの分かれ道になっていきます。

自分が結婚し、パートナーシップを築いていくとなった場合、
手本となるのは、自分の生まれ育った家庭環境です。

そこで当たり前のように行われていたことを「正」、
そうでないことを「悪」と思うのは、
正直、仕方のないことです。

歴史においても、原爆の話が出てきますが、
日本の教科書に書かれている原爆に関する記述と、
他国で書かれている記述は異なります。

日本の教科書=正

ではありません。

これは、立場も前提条件も異なる立場の国の人々によって
書かれているため、仕方がないことなのです。

パートナーシップにおいても同じです。

だから、このnoteを読んでくださっている方には、どうか伝えたいです。

理想にもとづく「自分が正しい」という思い込みは捨てていただき、「違う」=「面白い」と捉えなおしていただきたいです。

そうすると、すごく心が楽になります。

では、

どうやってその「違い」=「面白い」と捉えるのか?

それに関しては、また次回取り上げさせていただきます。

【今日のまとめ】
パートナーシップにおいて大切なこと
・理想像は捨てたほうがいい。
・パートナーも生まれ育った環境が違う人間だと理解する。
・自分の両親=教科書or反面教師となるが、それが「正」ではない。
・違う=面白い 。

ではではでは、『セロリ』を聴きながら。

今日もお読みいただきありがとうございました。

※7/17にアメブロからnoteへ移行しました。

いただいたサポートは、私の地元(宮城県仙台市)の児童養護施設へ寄付させていただきます。