将来、いつかの夢の話

僕が普段聞かない バラードなんかを聴き始めたら
恋をしていると思ってくれ

君はいつも可愛いのさ
次に会うときはもっと可愛いだろう
歩道の端っこを 平均台みたいに歩く君が好きだ

シングルコイルが音を拾う
ぎゃんぎゃんと 君に届いて欲しそうに鳴く
ただ今日は アンプにつながずに
君に子守唄を弾こう

君を抱いている時しか僕は
君に可愛いと言えないけど
君だってかっこいいなんて
言ってくれないじゃないか

いつしか彼氏が欲しいって
言わなくなった君は もしかして 僕を なんて
なんてね

新幹線に乗って 温泉旅行に行こう
君はもう お弁当選びの時点ではしゃいでいる
定番の取り替えっこもしよう
僕のメインディッシュもあげるよ
僕はビールがあればいいからさ


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