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明るくて何もないクリスマス

12月。年末だよ。
今年が終わっちゃうよ。
あぁ……………

あ、

クリスマス。

なんかあるじゃん。楽しげなイベントが。
小休符的な何かが。

とは言っても何がある訳でもないし、何かしようとも考えていない。

でもクリスマスっていう単語には、何故かワクワクさせる力がある。
これは子どもの頃からの学習故なのだろう。

ケーキ、イルミネーション、カップル、プレゼント。

わぁ…

なんか明るいなぁ。物理的にもだけどさ。
こんなことを考えていると余計にワクワクする。







が、私にはこれら一切が関係ない。
恋人はいない。ケーキは買わない。
プレゼントを送り合う文化はない。
外に出ないからイルミネーションは見ない。

ないじゃん。何も。
いや、イベントを作ればいいんだけどね。

そんな気力もお金もない。
なさすぎる。何も。

それでも「楽しそう」という気持ちだけはあった。

というか、それだけで事足りた。
十分すぎた。

私にとって大事なのは質量化できるものではない。
もっと曖昧で、自己満足の範疇でしかない気持ちだった。

じゃないと今頃、「恋人欲しいぃ!」とか「ケーキとかシャンメリーでパーティしたいぃ!」とか言ってる。

そうじゃないんだな。
時間の合間を縫って、わざわざ質量化に寄せなくていい。

世間ではこんな風に盛り上がりを見せています、の様な雰囲気さえ掴めれば大満足なんだ。

そう、そんな感じ。

結局何が言いたいのかと言うと、
要は各々の楽しい時間を見つけて、それに酔ってくれって話。

それが私の望み。
みんなが楽しいのなら、
それにつられて私も楽しくなれる。

いい事づくめのイベントだね。
まあそれを支える人間がいてこそとは思うけど。
ほんとに感謝しかないね。
そんな神様みたいな人達にはまた別のイベントで楽しく過ごしてもらいたい。

それでまた私に還元。最高すぎる。

以上!終わり!

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