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同調させる社会に文句言うな。

社会に対して簡単に文句を言う人に、このnoteを贈る。ワガママ言うな。

1億の視点と1つの社会

以前、『この世の真実』について語った。
続きの話になるので、まだ見てない人は是非ご一読。

「真実」は複雑だ。

前の話では「円柱」だったわけだが、それは観測者が2人だから。人が増える程、視点は増える。そして視点が増えれば、形はどんどん具体的で立体的に、つまり複雑になっていく。「先が欠けた円柱」だったり「この面に文字がある円柱」だったり。
日本だけに絞っても、1億人いるわけだ。1億人分の視点と形があって、それが合わさって「真実」になる。言葉では表せない程、ぐちゃぐちゃな形をしているのだ。
さて、その複雑な「真実」がある状態に対して、日本社会は1つだ。果たして、1億とおりの違う視点を持つ僕達は、同じ1つの社会で上手く共存できるのだろうか。

修学旅行の班決めを例にあげよう。1学年が100人いると仮定する。学生達に自由に決めさせたら、一体どうなるだろうか?

『俺はあいつと一緒になりたい。』
『いいや、俺があいつと一緒になる。』
『こいつと一緒は嫌だ。』

こうなるのは、目に見えて分かる。1人がわがままを言い始めたら、他の誰かも言い出すだろう。最初は我慢していた人も、そんな状態に耐え切れなくなって爆発するのは、時間の問題だ。
いつまで経っても決まることはなく、修学旅行どころではなくなる。最悪の学年の出来上がりだ。これを「修学旅行問題」とでも呼ぼう。
たった100人ですら、このザマだ。1億人にもなれば、もう考える必要も無い。無理に決まっている。

さて、だとすれば、この社会を上手く回すには、どうすればいいだろうか。

「真実」を「四角」に

答えはシンプルだ。
「真実」を簡単な「四角」にしてしまえばいい。

方法はいくらでもある。
権威っぽい人に、そう決めさせればいい。
賢そうな人に、そう言わせればいい。
つまり、強面の先生に『修学旅行の班は全て、名前順で決める。』と言わせればいい。

そうなれば、納得せざるを得ない。不満を感じていようと押し黙るだろう。そして段々と『違和感を覚える自分がおかしい。』『真実は四角なのかも。』と錯覚していく。錯覚する人が多数になれば、『真実は四角だ。』と信じて疑わなくなる。たとえ、自分が見ている「事実」を否定してでも。
以上の流れによって、社会は上手く回るようになったわけだが、これが最近になって「同調圧力」として問題になっている。

同調させる社会に文句言うな

『同調圧力は悪だ!』なんて、言うだけなら簡単だ。そんなことは誰だって分かっている。
もし圧力が無くなったとして、社会は良くなるだろうか?上記の「修学旅行問題」を無視できるだろうか?解決できるだろうか?
目の前にあるはずの問題を無視して、文句ばっかり言わないでくれよ。それとも、まさか見えてなかったのか?(な〜んちゃって。)

『文句言うな』=『黙っていろ』ではない。むしろ、声を上げることはいいことだ。だからこそ、1歩先に進んで欲しい。あくまでも『文句”ばっかり”言うな』だ。ただ声を上げるだけで満足してちゃダメ。せっかく、問題に気付けるセンスを持ったのだから、磨いていこうじゃないか。解決策を見つけていこうじゃないか。

文句の先へ

さて、本題は以上で終わり。ここからは、その先のレベルへと足を踏み入れよう。「修学旅行問題」を思い出して欲しい。あの話は、言ってしまえば極論だ。リアルではない。
では、どの部分にリアリティが無いだろうか。そして、そのリアリティとはなんだろうか。それこそが、同調圧力に対する解決策となるだろう。


久々に、ちゃんとしたnote書いた。
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