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18年前の私が10万円を稼いできたのでNサロンに入ることにした

数日前、Nサロンの選考が通ったと連絡が来た。

どこか学びの場に行きたいとずっと考えていた。
これまで、自分が思い描いていることがぼんやりしすぎ、何を学ぶのだという問いに答えられず、何をも選ぶことができなかった今までを脱したい。

そんなとき、18年前振りに会ったある人から、あのときのお礼だと10万をもらったので、そのお金でNサロンに入ることにした。


数ヶ月前に見知らぬ電話番号から電話がかかってきた。
「突然すいません。20年前ぐらいにカンボジアに行かれましたよね?そのとき会ったAと言うものを覚えてますか?部屋を整理していたら昔のアドレス帳が出てきてそこに電話番号書かれていたのでご連絡しました」と。

もしかして、Aさん亡くなったとか...と思っていたら、Aさん本人だった。最初にAですって名乗ればいいのに回りくどいことを...と思いながら懐かしくいろいろと喋りLINEを交換した。彼からのLINEには、突然連絡をくれた理由が書かれていた。

「あのとき、ホームページのSEOをというのを教えてもらって人生が変わりました。

ゆとりもでき、人生を振り返ってありがとうを言うべき人を考えたとき数名の中に浮かびました。

本当に感謝しています。
なにかで困ったときは必ず手助けしますので気軽に相談してください。一度は何かで恩返しがしたいです」


当時はきっとSEOなんて言葉はなかったような定かじゃないけれど、Webサイトが検索上位になる仕組みを話をしたんだと思う。アイルランドへ行って起業し、サイトを立ち上げたと聞いて見させてもらっていたところまで覚えているけれど、そんな話をしたのは全く覚えていなかった。

涙が込み上げてきた。
不甲斐ない今の私に、18年前の私が勲章を届けてくれたようだった。

今月に入り彼のことを思い出して、経営者だと話していたから、今のモヤモヤを彼に話すことで何か良い方向に考えが進むことを願い会う約束をした。いろいろ話しした帰り際、立ち話をしているときに彼が当時のことを話しだし、本当にお世話になったからとポッケに入れてた手を差し出された。

差し出されたから何も考えずに受け取ってしまい、受け取った瞬間ぎゃぁあああ!お札!?ちょっと厚め!?あああなんで受け取ったの私!?そういうときはいいのいいのって言えよ!って受け取ってしまったらもうそんなこと言っても遅い。

またまた涙が出てきてもうどうしたら良いのか。受け取ったお札を握りしめながら駅に向かい、こういうときいつお札数えて良いんだろうかと思いながらポッケに入れたままだと落としちゃうし、お財布にしまうついでに歩きながらコソコソ数え1万円札が10枚。

18年前の私が、時空を超えて10万円を稼いできたってことかな?
お礼でもらったとはいえ、知識を提供してその結果彼は成功。その対価としてのお金でもあるように思い、稼ぐという言葉がマッチした。

もらったお金どうしようと考えたときに、一眼レフカメラを買おうのが一番有力だったけれど、たまたまタイムラインを見ていたらピースオブケイクの水野さんがされていたNサロンのツイートが目に入り、

あ!そうだ、Nサロンに行こう!
お金高いし辞めようと思っていたけど、この10万円を使って次のステップに進む資金にし、18年前の私が助けてくれたように未来の自分を助けよう!

申込み締切の前日に慌てて仮申込しをして、24日に本エントリーした。
26日、選考が通ったとメールをもらい、スケジュール等に目を通したら、最終日が自分の誕生日だった。

来年4月、良い誕生日プレゼントを渡せるように、Nサロン頑張る。

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久しぶりに、カンボジアの写真を引っ張り出し、iPhoneで撮影した。

22歳のときに初めての一人旅でカンボジアへ行った。

行くまではワクワクしていたのに、プノンペンに着いてみたら容赦ない大勢の視線、人の渦に飲み込まれ、もう嫌だ...こんなところ早く離れてシェムリアップ(アンコールワットのある街)へ行きたいとホームシックさながら喧騒を眺めていたときに後ろから救世主が現れた。

「さっき入ってきた日本人の方ですか?」

それがAさんだった。彼は当時20代後半で世界2周旅行の途中で、これから陸路で行けるところまで行くと言っていた。

カンボジアで出会った人たちはみな、30歳手前の人たちばかりで、一つのキャリアを終え次へのステップへ行くまでの休息、または自分を見つめ直すかのような旅をしていているのかもと思い、自分はこんな大人になれるのかなと憧れた。

一足先に私は日本へ帰国し、彼が日本に帰ってくる間はメールでやりとりしていた。その頃まだインターネットが普及していない地域も多く、2バイト文字を打てるパソコンが皆無だったため、彼とはローマ字でやりとりした。

あれから18年、夢見た未来と違う今だけど、でもこんなにもワクワクして未来を思うのは初めてかもしれない。

genki desuka?
watashiha genki desu.


最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。