10年前の今日、Nujabesが亡くなった。Twitterで知った初めての訃報だった
2010年2月26日、Nujabesこと瀬場 潤さんが首都高速で交通事故に遭いこの世を去ってから10年が経つ。
10年前の今日、私にとってTwitterで知る初めての訃報がNujabesだった。
ツイートをした人のアイコン、そのときイメージした首都高の情景がいまでも忘れられず、今日渋谷のスクランブル交差点がNujabes一色になったというツイートを見て、当時の情景や思いが蘇ってきた。
渋谷で流れた追悼映像。
昔のツイートを辿ったら訃報を知ったのは3月18日で、手が震えてるというツイートに同じくですとRTをしていた。
今では訃報を真っ先に知るツールがTwitterであるといってもいいぐらいだけれど、当時は今ほどに情報が盛んでなかったからあのときの衝撃が今でも忘れられないのかもしれない。今でもTwitterで訃報を知る度にNujabesのことが思い出される。
当時の記事もまだあった。
確か初めて聴いたのはModal Soulでそれまで知っていたHIPHOPと異なる美しい旋律に驚かされた。ラップだけがHIPHOPだと思っていた知識の浅さ。
亡くなったことが関係しているというのもあるだろうけれど、美しすぎる音楽を聴くと泣けてくるのはなんでだろうか。
クラムボンとtoeがカバーしたNujabesの「reflection eternal」もめちゃくちゃ美しくて、去年のフジロックで披露したそうでめちゃくちゃ見たかった。
逆にNujabesがクラムボンの曲をカバーしたのもある。
クラムボンのミトさんとNujabesはいとこ同士だということを、Nujabesが亡くなってから5年後、2015年にクラムボンを好きになってから知った。
人を亡くした悲しみが思い出される度に、気持ちが小さくなること無くあのときのままに蘇り涙が出る。ちょっとつらいなと思うだけれど、でもそれは悲しみに囚われているということではない。悲しみと一緒に楽しかったことも感動した喜びもどばっとやってきて私を少し幸せな気持ちにさせてくれる。だから私は悲しみに蓋をしたくないと思う。
最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。