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「美味しい」よりも「もっと食べたかった」と言われた嬉しさ

今日は鉄板焼。昨日の無念を晴らすべく母はたらふく野菜を食べてつらそうだった。

昨夜、sioのナポリタンを作った。でも、母の言う量を作らずに少なめに作ったら、食べ終わったあと小一時間ずっと責められっぱなしとなった。

ナポリタンを作ると聞いたすぐに、母はいっぱい食べれると確信していたようで私に「パスタ多く、玉ねぎいっぱい」を要求してきた。でも、そんなこと言って食べれないことが今まで何度もあり、その度に私は母の分を食べる羽目になり膨大に体重が増加した苦い過去(継続中である増加体重)に戻りたくない。

作り終わって母に出したら、少ない…と小さい声でつぶやきちょっとづつ食べていた。理由を聞いてみたら、早く食べ終わっちゃうともったいない、と帰ってきた。え?!そなの。

食べ終わったあとの一言。「やっぱり少なかった」と。

私が食べているとき、洗い物をしているとき、ずっと小言を浴びせられた。あまりにも言われるもんだから今回ばかりはずっと謝り続けた。

「そんなに美味しかったの?」と聞いたら「すごい美味しかった」と言われた。

あれ、さっきまで小言ばかりで面倒くさいなと思っていたのが、なんだかめちゃ嬉しい。
そっかぁ、私が作ったやつそんなに美味しかったのね。それは悪かった悪かった。またすぐに作るからさ。そのときは好きな量で作るよと言った。そしたらめちゃ嬉しそうに「うん!玉ねぎ1ついれてね!」と。

今までいろいろなものを作ってその度に「美味しい」と言ってくれたけれど、それよりも昨日の「もっと食べたかった」の方がなんだか嬉しかった。

明日、またsioのナポリタンを作る。生クリームがちょっと多すぎてベタついていたように私は感じたけど、母が美味しいのであればそれでいいや。


最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。