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入院をしても全部は見てくれない

病院や母の痛みとの関わりに対して、日々何かを選択しなければならずその結果痛みがさらにひどくなることが起きれば落ち込むし、でもやっぱりこっち選んで正解だったのかもとなると少しほっとするなど、毎日いろんな事が起こる。

転倒による腰の痛みから体を動かせなくなったことからふくらはぎのむくみが酷くなり、循環器科に通うも痛みの改善処置はなされていなかったため、数日前にもう一度循環器科へ訪れたら、別の病院で入院して調べるってことになった。

え?
入院は分かるけど別の病院?なんで?と思ったら、その先生は別の病院の先生らしくそちらで見てもらうのが手っ取り早いと考えたようだ。あとから知ったけど最初に見てくれた先生も別の病院の医師だそうだ。

なので、数日前から母は入院をしている。幸いむくみがひどかったふくらはは徐々に完治してきているが腰の痛みは相変わらず痛いそうなのだが、入院中、腰の方の検査・処置は一切やらないそうだ。

入院と指示があった際や、別の病院で診察を受けた際に腰の痛みからこのふくらはぎのむくみは来ているからそっちも検査・処置をしてほしいと伝えたけれど完全無視で、退院(あと数日で退院が決まっている)の説明をしてくれた医師にも伝えたけれど、それは今までのかかりつけの病院で診察してくれと言う。あくまで入院の目的はふくらはぎのむくみを完治させること、だそうだ。

話が違う、と思ったけれど3人の医師に伝えて全部無視されるのだからそういうものなんだろうと納得し(しかない)、まずは一つづつ解決していくことが大事、と言い聞かせた。

今回の教訓は、症状が出ているところが複数あり別の科となると、いくら入院が決まったとしてもどっちも検査・処置をしてくれない。それが普通の対応なのかわからない。今回は深部静脈血栓症(DVT)、いわゆるエコノミー症候群によるむくみ改善のため入院。

シワがなくなりツルッツルの皮膚になるほどパンパンにむくみ重くて足が上げられないほどだった母の足はたった半日病院のベッドでいただけで、指でつかめるほど柔らかくなっていた。

まじで。

行ったことは、ベッドの上で足を伸ばし痛くてもじっとしてたこと。痛いから椅子に座りたいと言ってもダメと言われて一晩我慢したそうだ。

痛み止めをもらって飲んだそうなのでそれも効いているのかもしれないけれど、家でも飲んでいたロキソニンで、飲んでいたときは全くと言っていいほど効かなかった。

家で同じことをやろうと思ったことがあったけれど、ベッドの上に座っていると腰が痛くなってしまって無理と話しいて、だから足を伸ばすことをあまりしていなかった。家と病院のベッドとの明らかな違いは、病院のベッドは背もたれが自由に動かせるのに対して、家では壁沿いにベッドがあるのでいつまでも垂直。

これを改善しなければ、ふくらはのむくみはまた再発してしまうので早いうちに環境を整えなければいけない。

一難去ってまた一難。
でも、ちょっと前まで一難も去らずに一難が二、三難になっていたから少しは良くなったかも。

この家に引越して2年。初めて母がいないこの部屋で過ごしている。想像したときは寂しくてやばいかもって思ったけど、家に入った瞬間からわりとリラックスしていて、今は母がいつもいる椅子に座ってスターウォーズを見ながらnote書いてる。

ずっと痛みに耐えている母を見るものやっぱり辛いものがあって、そこから少し遠ざかれたのは私にとって良かったことなのかも知れない。

入院が決まった日の帰り道、暗がりを泣きながら歩いたときは、兄が怪我したときや亡くなったとき心境に似ていて辛かったけれど、劇的(って思っているのはきっと私だけ。母は病院でめっちゃ不満そうで早く帰りたいそうだ)に改善もしているのはとても嬉しい。

母が帰ってきたから次は腰の病状を改善すべく、脊椎の意志のところへ行かなければ行けないのでさらなる関門がすぐそこにあるから、それまで心穏やかに過ごしたい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。