見出し画像

あえての二元論で。

Instagramでフォロワーを集めている知人に、その運用のコツを尋ねてみた。すると「まずは目的を定めることが大切」だと話してくれて、「あくまでインスタはそれを叶えるための方法のひとつに過ぎない」とのこと。そして、何気ない会話の中で興味深かったのは「エリアですか?ジャンルですか?」という問いである。

自分の発信を届ける際、重視するのはエリアなのかジャンルなのか。すなわち、たとえば僕が暮らしている「宮城県美里町」にまつわるコンテンツとして届けたいのか、現在取り組んでいるような「まちづくりの活動」として知ってもらいたいのか、という問いである。いわば、あえての二元論。そのおかげで、SNSを通して自分が本当に叶えたいことの片鱗を掴みかけている気がする。

今の僕はどちらかというと、ジャンルで発信したいと思っているようだ。美里の人に知ってもらうことも大切だけれども、地域での活動自体を知ってもらうこと。まちづくりやローカルに興味のある人に見てもらい、それがたまたま美里町でしたという、そんなコミュニケーションのかたちがしっくりきている。

もちろん、世の中はそんな単純なものではなく、複雑なあれこれが入り混じっていることは理解している。その上でよりシンプルに、言い方を変えれば極端に、ものごとを考えてみること。それによって見えてくるものはたしかにあるよなあと、インスタの談義を通じて気づくことができた。

いつもいつもありがとうございます〜。