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「じぶんの純度」を高めたい。

「対話」を商品にできないかと考えている。現在2年目を迎えている地域おこし協力隊の、任期を満了した後の話。正直に言って今の僕は、町内のどこかに勤めるつもりはない。移住・定住促進という町の事業に関わりながら、ライティングをはじめとする自分の事業に取り組みたいと考えている。

その事業に関するアイデアのひとつが、対話である。僕にとっては「内省」のイメージであり、つまり自身の過去や現在を通して、自分の「得意」あるいは「好き」を理解して、より良い未来に近づくこと。それを手繰り寄せること。僕が“より良い未来”を極めている、なんていうつもりはなく、自分自身もそんな未来を目指したいのだ。

なぜ対話に取り組みたいのか。それは、この世の「じぶんの純度」を少しでも高めたいから、である。SNSを中心とした情報社会によって、誰もが“正解”に触れられるようになった。とりあえずこの道を行けば間違いはないという選択肢であり、それは非常に便利だし、安心をもたらしてくれる。しかしそれによって、人は「考える」を失うように思うのだ。自分なりに物事を捉えて考えて、そして実行に移すこと。たとえ回り道や失敗になったとしても、その「考える」が個人の個性や“深み”を形成してくれると思う。何より、唯一無二の自分らしい人生を送る充実感、みたいなものを当人が感じられるのではないだろうか。

とはいえ、そんな対話は“やらされる”ものではない。自分でその意味を解釈して取り組んでこそ、意義のあるものになるのだと思う。それときっかけを提供することの狭間を彷徨いながら、対話できる人を、「考える」に取り組む人を増やしていきたいと思う。

いつもいつもありがとうございます〜。