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人を惹きつける要素。

求心力について考えている。たとえば出会ったばかりの人をも惹きつける、不思議なチカラ。その正体を言語化するとしたら、いったいどういったものになるのだろう。

人それぞれ、さまざまな人物を思い浮かべる前提があるとして、僕が思う「求心力がある人」はまず「よく喋り、よく笑う」。もちろん要素はそれだけでなく、「よく聴く」もあるだろう。他人の話にしっかりと耳を傾け、頭と心を動かしている印象だ。あとは、どうだろう。素直さというか「裏表のなさ」みたいなものも、数えられるだろうか。

逆に求心力を感じない人を思い浮かべれば、上記の要素に頷ける気もする。個人的には、以前お会いした経営者から求心力を感じなくて驚いた、という記憶がある。僕個人の「経営者たるもの求心力あれ」的な“誤解”や、単純な僕自身との相性を考慮したとしても、結構驚かされた。ああ、あんまり他人に興味がないのかな、ビジネスや経営のことで頭がいっぱいなのかな、なんて考えさせられた。

そうか、求心力がある人には「他人を思いやることができる」という要素もあるのかもしれない。興味を示してくれるから、周囲の人間にもその返報性が生まれるのだろう。そして、とはいえ、彼らは何も他人を軸に生きているわけではない。あくまで自分の信念や生き方に誇りを持って、その上で他人に対してリスペクトを抱いているように見える。ここまで書いてきて決して自分が欲しいわけではなかったが、やはり求心力はそう簡単に得られるものではなく、それだけ価値があるものだと感じられている。よし、もう少しこの研究を続けてみることにしよう。

いつもいつもありがとうございます〜。