お前らには一生わかんねぇよ

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審美眼とは

高校野球の季節である。筆者は球技の類に苦手意識はなく、取り立てて野球は素人の中では勘どころがいい方であると自認している。 授業で扱った時は4番を背負っていた。 スイッチヒッターだったし、なんか適当に球の勢いを殺してバントだかスクイズだかも感覚でできていたし、振れば当たるし。 筆者の文章を読まれている方はご存知のことだと思うが、筆者は振り切った感覚派なので、三振や見逃す人間を見て、「芯で捉えて振るだけなのに何がそんなに難しいんだ?」と思っていた。 苦手な方には大変申し訳ない

    • 似たような話。疲れてるんだよ

      誇りが高すぎるのはクソ。そんな自分が、大嫌い。でも、愛おしい。 今日も矛盾をもっちゃもっちゃと消化しながら、オモローを探し求めてオモローと共に生きている。この世、クソ・オモロー。 夏の盛りが過ぎた頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は朝の光を浴びようと思ってベランダに出たらセミファイナル×2がいてとっても怖かったよ。キレそう。セミに敗北する三十路、ダサすぎ。 まあプライドが高い割に可愛げがある(注:自称)私としては、無心でセミ(存命)を掴んで捨てるやつな鉄仮面みたいな人

      • 恵まれてる人間は幸福なわけではないという話

        人生雑感の話とリンクするのだが、別に生まれつき恵まれてる人間って全然幸福じゃないんだな、と思ってる。 幸せかどうかは客観的に誤魔化しが効かない。 病のせいで氷水に腕を突っ込み上半身を起こしながら仮眠を取り、親からは虐待され、親戚からは他人事で憐れまれながら半額の菓子パンを齧っていた私からすれば、「五体満足で、家に帰ったら怒鳴られずに、料理が出てきてきちんと眠れる」という生活がとても遠くにあった。 自分の不幸や苦労を語る人間に対しては、基本的に何も言わなかった。親から犯さ

        • 人生雑感と、人格者について

          今年も夏がやってきた。外の空気が室外機の前のような熱を持ち、体表に纏わりついてくる感覚からは、確実に生命力を奪ってやろうという気迫を感じる。静まり給え~~~。 とはいえ筆者は夏に対してはそこまで苦手意識がない。早起きし、あるいは夜遅くならば十分活動できるからだ。 最近はもっぱら朝起きて家事を済ませるのがルーティンである。 しかしこれが冬だとそうはいかず、やる気の出ない肉体に鞭を打ち行動しなければならない。筆者は行動することが非常に苦手である。 さらに、冬では自らの慢性

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