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18歳のときに書いた、自分のこと。いわゆるLGBTの悩み。

さぁ、はじまりましたね(?)
みんなにわたしのいきてる世界と、わたしが考えていること、などなどたくさん知ってもらいたいなって思ってこの文をかいてます。
なにをいちばん伝えたいか。とか、そんなものはとくに考えてません!漠然とした想いで、主観的に、俯瞰的に、書き綴っていきます。
なにかをかんじとって頂けたらうれしいです(^-^)
まあ、人生いろいろありますが、小学校4年生ぐらいから今もずーっとずっと悩んで、苦しんで、傷ついていることがあります。
既にご存知の方もいるかと思いますが、「性別」のことです。
言葉にするのはとつてもむつかしいです(◞ ̫◟)
他人の痛みなんか想像したってわからないですからね。
まあ、こーゆーのはあらすじというか、半生を描いたほうがわかりやすいと思うのでそうしましょう!
わたしはもともと女の子が好きでした。保育園のときも小学校低学年のときも好きな人は女の子でした。
そして、小学校4年生のころ好きな人ができました。その子は男の子だったけど、かわいかったし、優しかったし、わたしはあんまり性別を気にしてなかったんだと思います。
その子といると楽しかったし、ちょっとしたことでドキドキしたり、ただのふつーの恋となんにもかわりませんでした。
その頃くらいかな?自分の性別を疑うようになったのは。
小学校5年生。自分は女の子だと思うようになりました。一緒に遊ぶ人も女の子。サッカーとか柄じゃなくて、教室でお絵描きとかひたすらしてたかな?ちゃんとブツはついてるのに、ほんとに女の子だと思ってました。みんなにはオカマとかオネエとか冷やかされたけど、自分にはわかりませんでした。
そこからまた大きくなって、小学校6年生。
好きな人は変わって、スポーツができて、かっこよくて、やさしい男の子です。
ある日、仲のいい女の子の友達に好きな人を聞かれました。
わたしはなにもおかしいと思ってなくて、○○くんだよって言いました。
友達はすごい驚いてたけど、受け止めてくれて。
でも周りの聞いてた人が爆弾発言!とかヤバすぎ、キモイ。とか。こいつの好きな人○○なんだって〜!って大きな声でみんなに言って。すごい冷やかされたのを、たくさん傷ついたことを今でもちゃんとおぼえています。
先生にも男の子が好きなの?そーゆーことは言わない方がいいよ。って。
じぶんの全てを否定された気がして、生きていちゃいけない存在なんだなって思うようになりました。悪いことしてないのになんで隠さなきゃいけないの?ってその時でもおかしいなって思ったのを覚えてます。「いじめ」とまではいかなくても、学校では冷やかされるようになりました。
結局、ブームとおんなじですぐ終わりましたけどね。オカマとかオネエとかはずっと言われ続けたけし、避けられたりもしたけどなんにも思わなかったな。すぐ泣く性格だったのに、慣れちゃったんでしょうかね。

小学校を卒業して中学校。
自分はもう男の子だってわかるようになりました。男の子として男の子が好きなんだって。
新しく出来た友達にはそのことをすぐ言いました。ほんとうはすごく怖くて言いたくなかったけど、後から知られていなくなっちゃう方が怖いと思ったからです。それなら最初から無理っていう人は自然と自分から離れてくって思って。
中学校では馬鹿にされたりとか、揶揄されるとかそーゆーのはありませんでした。みんな認めてくれてほんとにそれが何よりの救いだったのかなって思ってます。
中学校でも好きな人ができて。1年生から今もずっと7年間すきですきでたまらないひとができて。でも自分に好意が向けられると気持ち悪いんでしょうね、すごく仲が良くて、部活も一緒で、ダブルスも組んだりして、喧嘩もよくしてたけど、一緒に遊んだりして。卒業するとき好きだよってちゃんと伝えたら友達でも居られなくなってしまって。いや、それは違うな。しつこくしちゃったんだ、ほんとうにすきで。何回も何回も好きって言っちゃった。男好きじゃないからって一蹴されちゃうのはわかってるけど。
叶うなんて思ってもないし想像してもいなかったから、別に振られることはそんなに悲しくなかったかな。まー当たり前だよなって。それより気持ちをちゃんとつたえられてすごく満足したんだ。心の荷が少し降りたような。
それでもやっぱり、どう頑張っても恋愛対象としてみられないこと、告白する土台にも上がれてないこと、性別を理由に振られること、わかってたけど凄くつらくてたくさん自分を責めてしまった。この頃からかな、女の子を敵というか、嫉妬対象として見るようになってしまった。
全部、性別のせいにするようになってしまった。
異性はいいよね、女の子はいいよねって。
わたしだって女の子に生まれたかったって。悩んでもしょうがないことで悩んで死にたくなってたくさん死のうとした。自殺未遂なんか親が呆れるほどした。たくさん自分を傷つけた。生きてる価値なんか自分にはないってずっと思ってた。でも、どーやっても怖くて死ねないから、死んだ心のまま生きていくしかないんだって絶望して、。あ、中2の後半辺りから学校に行けなくなったのもわすれてた、理由は、まあ色々だったね。

中学校卒業して高校。
もちろん最初から男の子がすきって話します。
でもやっぱりそんなんで離れていく人はいませんでしたね、逆に物珍しいようでたくさん質問されました。自分に興味を持ってくれて、話を聞いてくれる人がいると嬉しい。
この頃じぶんがおもしろいってことを知ったかな。人とは違う感性というか、ものの見方というか、広い視野を得て色んな知識を得て、よくおもしろいって言われたかな。
楽しかったんだけど、辛くてリスカとかたくさんしてたから、それが気持ち悪いから近づかないでって言われて、無断でおーちに帰ってその日から学校行くのやめたかな。
でもあっちから話しかけてきてこっち来たのにそれはねぇだろっておもったけどね。
それとは関係ないふとした理由で虐められたりもしたなぁ。
んで、つーしんに学校変えて、校則とかフリーで自由になったから、かわいくなりたいって思うようになった。今のわたしの原点だね。
美意識を持ち始めて自分の顔とかがほんとうに気持ち悪くて、鏡みてひたすら泣いた。自分の顔をたくさん殴ったし、体もたくさん傷つけた。
なんでこんなに醜いんだろうって。こんなブスなんの存在価値もないって。それでもマシなブスになりたくてたくさん努力した。メイクだって服装だってかわいいをめざしてがんばった。
メイクをすることで少しマシになったように感じてちょっと自信がついた。それでも本当に自分の顔が嫌いで顔を見ては死にたいって呟いてたな。
生まれて初めて彼氏ができた。まさか男の子と付き合えると思って無かったし、好きな人だったから本当に幸せだった。
でも、恋愛をあまりしたことがなくて、ひとりで勝手に不安になって、すっごい重かったと思う。自分に自信がないから誰かに取られるんじゃとか、自分のことなんか好きじゃないんじゃないかって。すっごく怖くなって、自分から別れちゃった。でもなんだろ、あんなに好きだったのに別れてもなんとも思わなかったな。
その1年後、また彼氏ができた。
わたしが本当に辛かったときすくってくれた人。
あんなに愛してくれたのに、自分に自信が無さすぎて、たくさん不安になった。これまでの彼氏がみんな女の子が好きだったから。
付き合うとそーゆーことをするよね。そんなときに彼氏がしたいって思ってること、男の自分にはなんにもしてあげられないなって。自分で興奮して貰えないし、AVを見たりしてるのがすごくすごく辛かった。結局、女の子だよな。って。自分が女の子じゃないから悪いんだって。そりゃそーだよねって。ごめんね女の子じゃなくて、女の子の代わりにすらなれなくてごめんねって。ひたすら頭の中で繰り返して、沢山傷ついて、たくさん泣いた。悩んだってどーしようもないって分かってるのに、どーにかしたくて。結局答えは出なくて、たくさん自分を傷つけた。どうすればいいかわからなかったから。そしてじぶんから別れちゃった。

そして現在。少しは変われたかな。
ルックスも性格も、昔より自信を少しだけだけど、もてるようになった。
今辛いことは、女の子だと勘違いされること。
それ自体はべつにいいの嬉しいし。
何がつらいかって勘違いされて、真実を教えたら相手が離れていくこと。
あんなに話して、好きって言ってくれたのに、男って言ったらみんな離れてっちゃうんだなって。すごく辛かった。本当はわたしだって男の子だよ。なんて言いたくない。でも、好きだから、本当の自分を好きになってもらいたかったから、勇気を出して言うしかなかった。そしたら好きって言ってくれたのに、そうなんだ、今までありがとう。って言われたり。
好きってなんだろうって思った。わたしの体が好きなの?顔が好きなの?性格がすきなの?何が好きだったの?って。性別って好きを覆すほど大きいんだって。本当にただ泣くことしかじぶんにはできなくて、たくさん泣いて、。
しょーがないじゃんって。わたしだって男の子に生まれてきたかった訳じゃないのにって。
願いが叶うなら、女の子として生まれていわゆる普通の恋愛をして、普通に愛されて、普通に幸せになりなかった。(普通)の幸せが欲しいだけなのに、なんで性別でこんなに苦しまなきゃいけないんだろうって。普通なんかなくなっちまえって思った。みんな性別とか国籍とか肌の色とかそんなの気にしないで好きなように人を好きになればいいなって思った。
たくさん勉強したよ。みんなに知って欲しいから。みんなに自分の幸せを見つけて欲しいから。みんなに幸せになって欲しいから。みんなにいろんな人がいるって、普通とからしさとかそんなのないって教えたかったから。誰にも何も言われず自由に生きて欲しかったから!わたしみたいに苦しんで死にたいって思って生きて欲しくないって思ったから!だからたくさん勉強して、たくさん知ってもらいたくて。世の中にはこんな人もいておかしい事なんかひとつも無いんだよって。そんなことを教えたくて、知ってもらいたくて、視野を広げたくて、自由に、自分を大切に、個性を大切に生きて欲しくて、心から幸せになって欲しくて!
だから、、だから、。あたらしい時代を、子供たちに作ってほしい、と思って、。
自分らしくいきていいって教えたくて、保育の道に進もうと思ったんだ。
もう誰にも苦しんで欲しくないから。
自分は生きていていいって、存在していいって感じてもらいたかったから!ほんとうに幸せになって欲しい、ただそれだけなんだ。
視野を広げてあげたくて、選ぶ自由をあげたくて。
これが大まかなわたしの人生(性別編)かな。
描いてる途中にたくさん泣いた。でも全部がいい思い出だよ。こんなに成長させてくれたから。
今も辛いことたくさんあるけど、乗り越えれないって思う時もあるけど、わたしには、生きるしか、頑張るしか残されてないから、必死に足掻いて、世界を変えたい。みんなが自由に生きていける世界をつくりたい。それだけがわたしの願いだよ。
 だからみんなに希望を与えて、勇気を与えて、新しい価値観を与えて、世界を変えたいの。
 LGBTとか多様性とかそんな言葉いらない。
生まれながらにみんな特別で、かつオンリーワンで、そんな狭い言葉にくくらなくていい。
 みんな自由に生きて。わがままなくらい自由に。
 誰に何を言われても決めた道を変えないで。
それがキミの歩む道、歩みたい道だよ!

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