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交通事故から1ヶ月【コロナの次は血尿】

交通事故後、
コロナにかかる。
(詳しい経過は前のnoteへ)

コロナの休職期間が明け、
整形外科の医師からは、
『仕事復帰は早すぎる。』
休職を延長するよう言われる。
家族(夫•母親)からも、心配され、
まだ本調子ではないから、
休むよう言われるが、
私は仕事に復帰した。
もう、
これ以上仕事を休んで
職場に迷惑をかけれないと思っていた。

なんとか仕事はでき、
仕事が終わると
『今日も働けたー。』
と、
ほっとしていたのを思い出す。

仕事が終わり家に着くと、
疲れは、どっと出て。
翌日の仕事に備え、
早めに就寝する毎日だった。

夜勤(16時〜翌日9時まで)も、
2回こなせていた。

夜勤中、
『働けてる。
休職しなきゃだめかもって思っていたけど、
これなら、いける‼︎働けてる。』
と、自分で自分の心に言っていた。

そして、
なにより働けたことによる安心感が大きかった。
良かった、働けた。

働けなかったらどうしよう。
そんな不安もあったから。
働けたのは自信にもつながっていた。

そんな時、
突然、
夜に血尿が出る。

それも、真っ赤な生理のような血尿
さらには、コアグラ(血の塊)が混ざって
出ていた。
患者さんで、仕事柄見ることはあるけど。
え、なんで、わたし?

お腹全く痛くないよ。
え、何で血尿?
おしっこをみるたび真っ赤だった。
え、全然お腹痛くないよ。

翌日、
夜勤のため朝イチで
職場の泌尿器科の医師へ連絡する。

夜勤前に受診するよう言われる。
【診察結果】
 肉眼的血尿
 原因不明•••。
 詳しい精密検査をしてもらう。

ここでも、
看護師(同僚)から
『血尿じゃなくて、生理なんじゃない?
間違えてない?』
と言われる。

どういう思いから
言った言葉だったのだろう。
分からなかった。(今でも分からない。)

私には、
『大袈裟じゃない?』と
変換されて私の心にまた、刺さった。

ここでも、私は
『生理なんかじゃない。
明らかに血尿だから。』
と、心で叫んでいた。

そして、
急な勤務交代はできないため、
夜勤をこのまました。

夜勤中も、止まらない血尿。

明らかに身体に異変が起きている。
今まで血尿なんて出たことがないのに。
何で?
何が私の中で起こっているのだろう。

えッ、癌?

医師も癌を疑いさらに詳しい検査を追加した。
結果はすぐには出なかった。

整形外科の医師からは
『もう、休んだ方がいい。
交通事故後、血尿が出る人もいる。
診断書書くから。』
と言われ、
ここから
3ヶ月の休職に入ることになる。

この時は、
さすがの私も血尿には驚きを隠せなかった。
(夫もすごく心配していた。)

医師と家族の言葉に耳を傾けようと
やっと、受け入れることができ、
休職に入ろうと、思えた。

このまま働き続けることは
危険だ‼︎とさえ、思っていた。

ちょうど、この頃は、七夕の時期

『3ヶ月後、
健康な身体でフルタイム看護師に
戻れますように。』
と、短冊に願いを込めて書いた。

今、起きていることは
きっと意味があることなんだ。
病棟が忙しい中、休職するのは
心苦しいが、もう休まないとダメだ。
とやっと思えた。

不安の毎日、仕事、身体、お金とにかく不安

私は、今まで通りの生活ができるのか、
仕事は、今まで通り働くことができるのか、
不安で、不安でたまらなかった。
お金に関しても不安が大きく、
これから子どもたちにかかる教育資金。
働けないと困る、どうしよう。
当時は、
些細な言葉で心が、つらくなり、
さらにたくさんの不安で、
心が押しつぶされそうだった。

これから、血尿だけでは終わらない•••。
さらに身体に異変が起きることを
誰もこの時は知らなかった。

つづく

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