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小学校におけるICTの活用

昨年11月、12月に4年生の臨時講師として学級担任をしていた時、驚かされることがたくさんあった。

特に、ICTの活用は、私たちの世代にはなかったもので、それを難なくこなす子供たちの姿を見て「すごいな」と思った。一人1台タブレットを持ち、情報を共有したり、担任とのコミュニケーションツールとして使ったり、今の時代にとてもマッチした新しい教育ツールだと驚いた。

保護者からの出欠席の確認にもタブレットを使って連絡を受けることもあり、学校の電話が飽和状態になることもなく、その場ですぐに見られる点もすごいと思った。
私はそんなすごいツールを初めて使ったので、最初は使い方がよく分からず、子供たちに尋ねたり、学年主任の先生に聞いたりしながら2ヶ月の間に大分使いこなせるようになった。

そのうち授業も端末を使った新しい形態の授業に変わっていくだろうと思うけれど、問題点はないだろうかとふと思ったこともある。
確かに便利ではあるけれど、子供たちとの直接のコミュニケーションが取りづらくなるのではないか、人間関係の構築に支障はないのか、そして何より教員の業務多忙の解消につながるのかなど、いろいろ考えた。

でも、使っていくうちに、そんな心配を払拭するように、生き生きと使いこなす子供たちに頼もしさを感じたのも事実である。さすがは令和の時代に生きる子供たちの「生きる力」だと思った。

自分たちで何をどう考え、生かしていくのか、「自己解決能力」を身につけるにはICTの活用は有効である。かつ、教員の力を借りずとも自分たちで問題点を見つけ、自分たちで解決していく力を身につけてくれることを願わずにはいられない。


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