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リモートドラフト会議〜その1〜

 先日、年末に引き続きリモートにて「ドラフト会議」が行われた。西の方で働いている、通称ブルベ美人が「その時に会いたい人、喋りたい人」という括りで集められた選りすぐられたメンバーなのである。

 文豪でアル中の「先生」、顔が良く頭脳プレーの「田中」、可愛くて良い人でも野心家の「H君」そして「のんびりおばさん」の私の5人構成だが、何故「ドラフト」とつくのかというと、決定権はブルベ美人にあって、「もうこの人は嫌だわ.来年は違う人にしましょう」と思ったら、次の瞬間呼ばれない可能性も秘めているからである。今日は同席していたが、次回は呼んで貰えない可能性もあるのだ!そんなスリリングな集い、だから「ドラフト会議」という名前がついたのである。

 普段は私がゲリラ的に「今からやります!」と連絡すると、先生と田中あたりがグループ通話に入ってくる。しかしこの面子はよく顔を合わせるメンバーでもあるので、「ブルベ美人にあらかじめお伺いを立ててみれば良いのでは?(しっかりアポ取れ)」というアドバイスを受けて実現した。

 今回の会は年末から約1か月が経ち、リモートで(LINEのグループ通話で)再集結となった。

 土曜日の20時から開始の予定で、その日の昼頃田中から連絡があった。「4日土曜日って土曜日なのか、4日なのかどっち」という事だった。「え?!」と見直してみると日にちと曜日が間違えていた。「ごめんよ」ブルベ美人とは土曜日との認識だった。

 「未来の日にちだったんだね」と言われつつ、東久留米のスパリゾートに行っているH君以外で今回は行う事に。呼ばれなくなる可能性があるので、全員が自分に出来る全てを出し切るパフォーマンスをしなければならない。

 20時になると先生が楽しそうに喋っていた。ブルベ美人が参加するとなると、やはり嬉しさも倍増するらしい。まだお酒もそこまでまわっていなさそうだ。「先日、休肝日を設けましてね」と誇らしげに報告する先生。「いや〜やっぱり翌日の調子の良さが全く違いますよね」と当たり前の事を言う。

 「この分だと、1年間休肝日を週一回というルーティンを続けられそうです」と言う先生。「何回休肝日設けられたの」「え、まだ一回ですけど」と、私に対しては不服そうに吐き捨てる先生。「前はお酒抜いたら手が震えるって言っていたけど」「さすがにそれは今は無いですよ。嗜む程度に飲んでますから」と自分に言い聞かせるように言う先生なのであった。

その2に続く

今日は凄い雪

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