日本経済新聞5/14(木)

どうものびすけです。
今回は本ではなく日本経済新聞の記事について書こうと思います。
僕も就職活動を行う学生です。就職活動をする中でやっておいた方が
いいことの一つに新聞を読むという項目があって実践してみました。
いざ読んでみると面白い内容や考えることが出てきたので書いていこう
かなと考えました。全記事について書いていたらものすごいことになって
しまうので気になった記事一つ書いていけたらなと思います。

・東京電力が異業種と連携して生活実態を浮き彫りに

 この記事は東京電力が自社の電力データを活用して新しいビジネスモデルを作ろうという取り組みです。具体的には東京都水道局と自社の電力データを連携させ、分析した生活関連サービスを提供しようという計画になって
いるそうです。この生活に密接に関係しているデータに注目する企業は
増え、様々な業種との連携が行われるだろうという記事でした。この記事
には生活状況が細かく分かる電力データは新たな独占を生む問題を孕んで
いることにも言及していました。現状ではデータを取得できるのは送配電を
担う事業者に限られてきます。大手電力は発電と送配電を法的に切り離して
いますが、他事業者からは公平に扱ってくれるのかと不安視される声が
上がっているとも言われています。
 この記事を読んで企業がもつデータの量、貴重性がより重要視されていることを実感しました。しかし同時にそれが必要なデータなのかそうではないかを分ける、データを読み取り活用する力がより必要です。データは集めるだけでは意味をなしません。データを集め、整理し、分析し、改善又は何かを生み出して初めて意味を成します。いくら膨大な量のデータや
自社しかもたないデータを持っていてもそれを活用できなければ宝の持ち腐れになってしまいます。そのためには本当にこのデータは必要なのか、またこの集めたデータをどう活用すべきかをしっかり考えなければなりません。
一番はデータを集める前に何をしたいのかを明確にすることですが・・・
今でさえこんなにたくさんのデータが転がっている時代なのでそのデータは
何を意味しているのか、それを通して自分は何をすべきなのか、ということ
を常に意識しそれに慣れていく必要があります。
 データといえば現在流行しているコロナウイルスの都道府県別の感染者率
だったり病院のベッドの利用率だったり様々な数字が出ています。これらの求め方は都道府県別で違ったりしているそうです。それらの数字を単純に
横並びで比較し安易に非難したりするのではなく、そのデータは何を表しているのかを考え、どうすればこの苦境を乗り切れるかを考えるのもデータに慣れる一つの手かもしれません。


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