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12マス目 意思決定者は?

12マス目では新規事業提案の意思決定者を知ることを目的にします。

ベンチャーを興そうとしている人は意思決定者の判断基準が明確ですね。

投資して儲かるかどうかです。

会社員で社内のイノベーションワークや社内の階層別研修で

新規事業を提案する場合はどうでしょうか?

研修では提案のための提案であったり、

例えば本社部門では意思決定者は事業を担当していない場合があります。

その場合はどんなことを求められているのでしょうか?

先のマスで書いた規模・時期だけでなく意思決定者が何を求めているのか

深く理解しておくことが採用される確率を上げるます。

社内で新規事業提案の任されたら、

まずは意思決定者は誰かを確認してください。

この提案の意思決定者は〇〇さんです。

そしてその意思決定者はどのようなポストでどんな権限を持っていますか?

例を挙げていきます。

 イノベーションワーク場合

  事業部長:事業を起こす権限を持っています

  研究所長:新規事業につながる技術開発に投資はできますが

       事業を起こす権限は持っていません

  新規事業推進部長:事業を起こすことをミッションを持っていますが

       会社の中で企業を立ち上げるのは難しいです。

       これまでにどんな事業を立ち上げてきた部署か要確認。

       組織図でどこにぶら下がているか確認しよう。

       本社直轄であれば全社の事業拡大につながる提案内容が

       許容されますが、、、

       事業部にぶら下がっていたらその事業の売上につながる

       提案以外はどんなにすばらしい提案でも受け入れて

       もらえない可能性が高いです。

       なぜなら自分が儲からない話に投資しないからです。

また意思決定者はいくらの決裁権を持っていますか?

仮説検証段階で巨額投資が必要な提案は判断するのが難しでしょう。

事業提案の進め方をステップで区切っていく方法もありますので

提案自体を否定するつもりはありませんが

意思決定者を上にあげていかないといけないことを知っておいてください。

次に研修の場合、最終報告会に出てくる人を

あらかじめ知っておいてください。

実現したいのであれば事前に何度か

提案内容について相談しておくのもいいですね!

そして意思決定者について勉強しましょう。

これまでどんなキャリアを持っていてどんなことに興味を持っていますか。

よく使う言葉は何で、どんな意思を込めて使っていますか?

Webで検索すれば結構な情報を得られるはずです。

意思決定者が知っていることは提案では説明を少なくしていいですよね。

同じプレゼン時間15分でも時間の使い方が変わりますよね。

ぜひ意思決定者のことを好きになってください。

余談ですが朝まで生テレビの司会をしている田原総一朗さんが

インタビューの秘訣で何を大切にしているが問われ

相手のこと好きになることと言っています。

あれだけ聞かれたくないことをズケズケという人が

実は

相手のこと徹底的に調べ理解し好きにまでなっている。

かなわないですよね。

これは今後、仮説検証で会社に訪問する際にも通じるものがあります。

このマスでは意思決定者の権限とキャラクターをしることです。

今回もありがとうございました。

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