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望ましい行動が続かない不思議 #10

望ましい行動を継続するための方法は、
望ましくない行動を軽減させる際にも活用できる。

これを示したのが、「行動変容マスタープラン(BJ・フォッグ)」である。

新しい習慣を「つくる」ことに集中する

悪習慣を断つとき、最初に減量や、苦痛をともなう努力に集中してはいけず、それとは別の領域にある習慣を身につけ「変化のスキル」を身につけることが重要らしい。

つまりは、自分が変化できる人間であることを実感するということなのだと思う。

前向きな変化を身につけるごとに、自分の望む人物像に近づくことができる。変化によって達成感を味わうと、自分に対する見方が自然と変化し、かつては持っていなかったアイデンティティを自認するようになるそうだ。
それに加えて、望んでいない習慣を締め出す副次的な効果も期待できる。

他の分野で使う言い方に置き換えると、「成功体験を自分に与えることで、自らに対するスティグマを取り払う」みたいなことなのだろうか?


私が最近行なっている"新しい習慣"といえば、この「noteを書くこと」だ。(習慣といってもまだ初めて2週間くらいだけど。)

これが「お菓子をたべすぎる」悪習を取り払うための一助になるのか・・・?

あまりしっくりこないので、次のステップに進んでみる。


従来の習慣を「やめる」ことに集中する

ある行動をやめるには、行動モデルの3つの要素のいずれかを調整すればいい。つまり、モチベーションか能力を下げるか、きっかけを取り除けばいいのだ。

(それができれば、こんなに長い本を読んでいないよ!と言いたくなるのをこらえて…。先へ読み進めてみる。)

悪習をやめるには、もっと「具体化」することが必要になってくるようだ。

「日常のイライラする機会を減らしたい」とか「仕事中にお菓子を食べる量を減らしたい」というんのは、「漠然とした習慣」であり、もっと具体化して書く必要がある。

下記のフォーマットに書き込んでみることをお勧めされた。

漠然とした習慣だけに意識を集中すると、ストレスを感じだり、怖気付いてしまうから、もっと具体化して落とし込む必要があるらしい。


自分の習慣をさらけ出すのは恥ずかしいが、こんな感じになった。

この中の「一番やめやすいこと」から始めるのが大切だそうだ。

私は、「作業中に子供のボーロを食べること」をやめようと思う。その代わりにコーヒーを飲んで、紛らわす。

これに取り組んでみる。


どんな決断をしても、自分に負担をかけてはいけない

これは、ありがたいアドバイスだ。
なんだか難しいことではない気がしてきた。


行動マスタープランのフェーズ3はまた明日。

<今日の学び>
悪習をやめるためには、やめたいことを「具体化」し、一番やめやすいことから取り組んでみる。


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