見出し画像

#おうちでドーム ~乃木坂46東京ドーム公演配信レポ~


みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

乃木坂46の握手会やライブなどのイベントの延期が続くなか、5/5〜7の3日間かけて、2017年に開催した「乃木坂46真夏の全国ツアー2017 FAINAL IN TOKYO DOME」のYoutube配信が行われました。

本当はまいやん(白石麻衣)の卒業コンサートがあったはずの日程ですが、ライブの開催が厳しいのでYoutubeで、過去の映像の配信となってしまいました。

この映像自体は既に円盤化されているもので、私も見たことはあるのですが、今回改めて見ると気づきもあったので、現地参戦ではないですがレポとして留めておきます。


また今回はYoutubeでの無料配信で、誰でも見れますし、#おうちドーム など乃木坂関連のワードがトレンド入りもしたので、乃木坂のライブを見たことない人が見るキッカケにもなったのかな〜と思います。

この機会に乃木坂のファンが増えていると嬉しいなぁと思っています!


では!ライブのレポの方へ!!
(DAY2のみ予定があって見れなかったので、円盤で見た感想になります!コメントは最後に軽く触れますー)





〜〜DAY1〜〜
乃木坂、ここにあり。



夢の舞台、開幕


配信開始の22:00になってカウントダウンが始まります。私は部屋の灯りを消し、スマホにイヤホンを挿し、音量を音割れしないギリギリまで上げて待機していました。

TwitterのTLには推しタオルやサイリウムを準備した画像や、昨今流行のzoomなどの通話機能を使って友人と楽しむ人などで溢れ返り盛り上がりを見せていました。

私はWi-fiの回線が弱く心配だったので一人で観ましたが、みんなで楽しむのもこんな時期、今の時代ならではの面白さなのかもしれません。



と思っているうちに『OVERTURE』と共にオープニングが始まります。

それぞれの制服を着た女子たちがドームへ駆け込んでくる演出で、コメントでまいやんも言っていましたが460人もいたそうです。


そして東京ドーム最初の曲。
『制服のマネキン』がついに始まります。

あの印象的なイントロがかかった時には「スタートはこれしかない!」と感じました。
大勢の女子の中から、乃木坂メンバーが次々と出てきて、会場に響く大きなコールを聞くと、ファンの「待ってたぞー!」という気持ちがとても伝わってきました。

画像1


そこから、『世界で1番孤独なlover』『夏のFree & easy』『裸足でSummer』『太陽ノック』と盛り上がり曲を立て続けに披露し、会場のボルテージも一気に上がります。

センターが白石麻衣→西野七瀬→齋藤飛鳥→そしてまた生駒里奈と、歴代の乃木坂のセンターを務め、引っ張ってきたメンバーになっているのが、みんなで繋いだ東京ドーム感があって良かったです。


夏フリの少し長めにアレンジされたイントロの俯瞰からの映像に迫力がありました。メインステージの大きさも感じることができました。



今回のライブを見て、太陽ノックの

流れ出す汗の分だけ
この夢がかたちになるんだ

の部分がとても心に響きました。
これまでの苦労がいま、かたちになっているのを感じ、初っ端の盛り上がり部分からジーンときました。


そしてMCでは、生駒ちゃんの挨拶があり、真夏さんのずっきゅんや若様の箸くんなど、こちらも乃木坂の必殺技といえば!?感のある内容で面白かったです。





すべての道が交わる日


MCからのVTR。

生生星のインタビュー。
大きくなるライブ会場。
それぞれの場所での活躍。

あらゆる道はこの日につながっていた。
全員が今日のこの場所を迎えるための一員だった。

あの日、この時を予感していた者はおそらくいない。
ただ、すべてはこの曲から始まった。

様々なメンバー、スタッフ、ファンが歩んだ道が、東京ドーム公演という日に1つに交わる。



そんな様々な道の原点、はじまりの曲。
『ぐるぐるカーテン』

おそらくデビュー曲で一曲目という選択肢もあったかもしれませんが、メンバーの挨拶MCがあり、一旦落ち着いてからのこのタイミング。
ライブとしてはこれがベストだと思いました。

(私はこの半年後の影響で、この曲を聞くとどこかエンディング感を感じてしんみりしてしまいますが、ここは一旦時を戻そう、)メンバーが笑顔で楽しそうに踊るのを見て、曲にこんなことを言うのは変かもしれないですが、ホーム感を感じました。メンバーが本当に楽しそう。



続けて『バレッタ』。
ぐるカーの後にやるのは、この後の3期生曲の流れからしても意図的なことが伝わりますが、2期生を代表しているのだろうと思いました。

メンバーの少し前を歩く(堀)未央奈は、バレッタの時よりも堂々と進んでいるように見えましたが、今見るとまだ少し幼く見えて、今の未央奈の成長を感じました。
ドームが終わりでなく、まだまだ乃木坂は伸びている、と感じた部分でもありました。



1期2期とスタートした乃木坂に吹き込む新しい風。

3期生による『3番目の風』『思い出ファースト』が披露されます。彼女達もまた、今に比べると若くハツラツとしていますが、およそ1年前に加入したばかりとは思えないパフォーマンスでした。

まだ本格合流する前ではありますが、これからの躍進を感じさせるような瞬間だったかもしれません。

1期2期のメンバーの卒業が続く今、次なる東京ドーム公演の主軸として活躍する3期生が、この日の思い出を胸に、最高の時間を作ってくれると信じています。


画像3






ポテンシャル


次のパートでは、人気ユニット曲の『他の星から』『でこぴん』『あらかじめ語られるロマンス』が続けて披露されました。

それぞれ乃木坂の異なる年代ごとのユニットで、違った魅力があり、乃木坂のカラーの幅広さを魅せる曲目だと思います。

どの曲もオリメンの披露だけでなく、期別ライブやアンダーライブなど、様々なメンバーでの披露も多い、今現在でもライブ定番の曲となっています。


特に他の星からは、先日さゆ(井上小百合)が卒業したことで、残るオリメンはかなりん(中田花奈)だけとなってしまっていますが、この東京ドームでの披露はそのオリメンのほとんどがいたことで、曲の魅力が最大限に発揮されていたように感じます。

私はオリメン以外で披露するのも、その曲の新しい形が見れてとても好きですが、オリメンの披露はやはり別格の良さがあるなぁと、今になってまた感じました。

そのユニットのメンバーにあった曲や衣装、パフォーマンスで作られている世界観なので、その曲の純粋なカラーを最大風速で観測できるのは、オリメンの披露になるんだと感じることができました。

画像2


さらにここから煽り曲の『ダンケシェーン』と『ハウス!』が披露され、配信のDAY1のラストとなります。

どちらもアンコールの定番曲でもあり、乃木坂のコールというものを楽しむにはピッタリの曲だと思います。



…といった感じでDAY1は終了となりました。

表題、ユニット、煽りと乃木坂のライブの核となる曲ばかりで、初めて見た人、これから乃木坂のライブにくる人にも必見のセトリだったと思います。

ここまで盛り上がりを見せた会場。
乃木坂の深み、魅力が詰まったDAY2につながります。





〜〜DAY2〜〜
影、その光り。
光、その影に。




"キミ" と "ボク"


大きく2つのパートに分かれたDAY2。
どちらも乃木坂を語る上では欠かせない深みに触れるもので、メンバーの表情から伝わるものがありました。


その前半部分、ライブの1つの山場となる部分です。

1人1人読み上げられる19th(当時最新シングル)のアンダーメンバー。グレーの衣装を着た彼女たちが横1列に並びます。

さらに続けて、歴代アンダーメンバーの名前も読み上げられ登場します。その中には今や選抜の福神やセンターで活躍する顔ぶれも。

この「アンダーオールスター」により、披露されたのは、これがラストライブとなる伊藤万理華センターの『ここにいる理由』。

この演出への大きな歓声の中、静かに始まるイントロからアンダーの気迫を感じました。落ちサビの後の一瞬の静寂のシルエットは強く目に焼き付いています。



続く井上小百合センターの『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』では、アンダーカッコいい世界観を見事に表すパフォーマンスで、会場全体を虜にしていきます。


そして、こちらもラストライブとなる中元日芽香センターの『君は僕に会わない方がよかったのかな』で、会場全体が彼女のサイリウムカラーのピンク色に染まります。

ザ・アイドルとしてみんなから好かれていたひめたん。この年、休業をするなどきっと大変なことも多かった彼女が最後に、彼女らしい笑顔で歌う姿と、この曲の歌詞が相まって、感動のシーンとなりました。

間奏のハーモニカの部分を聴くと心にジーンときます。

画像4


センターステージからメインステージへ移動しながらの『生まれたままで』ではメンバーと共に歩くカメラ目線を見ることができ、楽しそうにするメンバーが見れて最高です。


そしてメインステージで流れたVTRの後に『アンダー』の披露となります。

この曲の最後では次のような歌詞があります。

美しいのはポジションじゃない


アイドルの歌う歌詞としては、なかなかに複雑なものであると思います。プラスな言葉ではありますが、「ポジションじゃない」となったら「美しい」のは何なのか。

光の影でこれに悩み苦しむ。
ポジションじゃない。
自分との戦い。
それにもがいて開いた花が光り輝く。
その光が乃木坂を支えている。

歴代のアンダーメンバーとアンダーパートの中で披露されたことにより感じる部分がありました。
(少しまとまりきらないのでこの辺にしときます…)


そしてこのパートの最後に19thのメンバーでの『My rule』の披露。自分の中に芯をもったアンダーの"強さ"を感じることができました。


このアンダーによるパートは、曲目、曲順ともに、このセットリストだからこそ感じるものがあり、乃木坂46の東京ドーム公演の開催において、欠かせない部分であったと感じました。


また個人的には、アンダー曲では会場のサイリウムカラーが人それぞれでカラフルになることが多くて好きです。

もちろん一面のサイリウムカラーも綺麗ですが、それぞれのファンがそれぞれのメンバーを熱意を持って応援しているのが伝わるので、個別のサイリウムカラーを大切にする文化も残ってほしいと感じています。





美しく 逞しく


DAY2の後半戦。

LEDモニターの床のバックステージに、なぁちゃん(西野七瀬)が登場する。

幻想的な音楽と共に、なぁちゃんの動きにシンクロして波紋や花などが映し出される。やがで他のメンバーもその映像にリンクして登場し、選抜メンバーによる『命は美しい』が披露される。

アイドルらしい明るい盛り上がりとはまた違った、儚くも力強い曲とダンス、LEDモニターと緑のレーザーを使った近未来的な演出による、カッコよさで魅了する。


次はセンターステージでに与田(祐希)ちゃんと(大園)桃子の2人だけが登場する演出の後に『逃げ水』がかかる。

加入1年足らずで、乃木坂46のセンターに立った2人が堂々としたパフォーマンスを披露した。
会場の中心で小さな2人がパフォーマンスする姿は、この夏からの素晴らしい成長を感じさせた。


画像5

そして、火の演出と共にまいやんがメインステージへ向かい、全員が登場しDAY2最後の『インフルエンサー』を披露した。
これまでの乃木坂46にはなかった熱く激しいダンスナンバーで会場のボルテージを再び上げて、東京ドーム終盤へとつなげた。


この表題曲3曲をここに配置することにより、だんだんと盛り上げ、アンダーパートとのメリハリをつけていたように感じました。



このパートでのVTRでは、選抜としてのプレッシャーや責任感のようなものについて語られていました。

その場所は輝きに溢れた場所であり、多くの人からの注目を浴びる。その輝きに負けない力が必要だし、乃木坂の代表として相応しい姿でなければならない。

そう考えるだけで、ズシーンと重くのしかかる。
そんなプレッシャーに耐え、ファンの前では明るく振る舞い、影では努力を続ける。

自分のためでもあり、乃木坂を守るためでもある。
その彼女達の強い意志が感じられるパフォーマンスでした。




このDAY2で山場となるアンダーパートと対になるかのように配置されたセットリストにより、それぞれが乃木坂を形成していることが確認できました。


残すは終盤のみとなった東京ドーム公演。
乃木坂らしさの真髄と感動の渦のDAY3。

始まります。






〜〜DAY3〜〜
僕らの足跡は続いている


ここまで乃木坂の良さを存分に表現してきたセットリスト。ライブの最終盤でそれら全てに通ずる「乃木坂らしさ」、乃木坂の幹となる曲を披露します。



『君の名は希望』

乃木坂のみんなが口を揃えて語る、乃木坂らしさの真髄となる曲で、いくちゃん(生田絵梨花)のピアノと乃木坂メンバーの声のみで届けられました。

それぞれのメンバーが、丁寧に、優しく、想いを込めて、しっかりと紡ぐ言葉とメロディが、乃木坂を作り上げているように感じました。


幾度となくライブ会場でピアノを披露してきたいくちゃんが、ピアノの前に座った時に深く目を瞑り、息をするのが印象的なシーンでした。


そしてそのいくちゃんがセンターに立ち、かかったのは『何度目の青空か』。

アイドルである乃木坂46の清楚で美しいというイメージ通りの、壮大で綺麗な楽曲。東京ドーム中が青に染まり、曲が響き渡ります。

個人的に乃木坂46の曲で好きなものは、この曲のように壮大な風景が想像できるものが多いです。
アイドル好きではなかった私が乃木坂にハマったのも、こういう部分も大きいと思うので、改めて乃木坂の楽曲の良さを感じました。


この2曲の披露で会場が拍手で包まれ、スポットライトでメインステージが照らされ、静寂が訪れます。
ここでセンター経験者のスピーチがありました。

どのメンバーも、辛かった過去を共に乗り越えてたメンバーやファン、関係者への感謝、これからの乃木坂の未来への希望を語っていて、この東京ドームでの公演がひとつの目標となって推し進め、辿り着いた場所であることを感じました。


最後の飛鳥のスピーチが終わると同時に『いつかできるから今日できる』がかかり始めました。

ぬるっと最後の曲に入ったので、私はあまりフィナーレ感を感じませんでしたが、敢えて「今日、この場で終わりじゃない。これからに続くんだ。」という感覚を感じさせるためにこういう形になっていたのかもなぁと思いました。

落ちサビの「やるかやらないか」で顔をクシャッとする生駒ちゃんを見て、やっと東京ドーム公演、そしてここまでの道を頑張ってきたことの実感が湧いたのかなぁ、と思いました。


そして一段一段階段を登り、自分達がやってきた東京ドームの大きさをその目でみて、実感するという演出で(桜井)玲香さんの「本当にここが終わりじゃないです。ここからがスタートだと思います。」との挨拶と共に本編は幕を閉じます。

画像6




有終の美


そしてアンコールでは『おいでシャンプー』『ロマンスのスタート』と盛り上げ、『ガールズルール』で会場中の声を絞り上げました。

家で見ていてもついつい体を動かしながら、コールをしてしまうぐらい盛り上がりました。


そして玲香さんの、乃木坂を花に、ファンを風に喩えた話がありました。花開く乃木坂の種を広げていけるファンになりたいと思いました。

1期2期3期全員の曲『設定温度』を歌い、最後はやっぱり『乃木坂の詩』の一面の紫で会場がひとつになり、終わりを迎えます。



画像7

乃木詩終わりのファンによるサプライズには、私も感動しましたし、本当にたくさんの幸せをくれる乃木坂46にありがとうを伝えることができてよかったと思います。


そして鳴り響くダブルアンコールに応えるように最後の曲『きっかけ』がかかり、メンバーが再びステージに現れます。

この後は語るより見る方が伝わりますが、会場で流れ落ちる涙の全てが美しく、最後の生駒ちゃんにより集まるメンバーがとてもキラキラと輝いていました。

ひめたんと万理華の前向きで明るい挨拶を見ると、やっぱり卒業のタイミングは眩しいなぁと感じました。

画像8




〜〜〜fin〜〜〜



と、まあ、かなーり長くなりましたがレポは終わりです。セットリストも演出も「これぞ東京ドーム!」という形で乃木坂が詰まっていてとても良かったと思います。


DAY3の後のコメントでまいやんが言っていた「東京ドームはファンを連れてきたい、一緒に目指すことのできる場所」という言葉がとても心に残りました。
乃木坂に関わる人みんなでつくるから、この公演が素敵なものになるのだと思いました。


この公演後も「また東京ドームに立ちたい」と言うメンバーが多く、まだやり残していることがあったみたいなので、そのバトンを共に受け継いだ後輩たちも一緒に目指して、再び東京ドームでのライブができることを楽しみにしています。



はい!!では!
メンバーもファンも多くの人が同じ時間を共有したライブ配信最高でしたね!

また次のイベントがより楽しみになりました!

早くイベントできるようになってほしいですね!


やっぱ乃木坂だなーー!!!!



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?