カレーとナンと平和

こんにちは。原だよ。

 この異常な暑さに対して白旗を上げることしか原にはできないんですけど、みんなどうしてるの?大丈夫?無事?カレー食べてる?
 原は食べてます。
 利用してる図書館の近くにネパール人のお兄さんたちがやってるカレー屋さんがあってね、だいたいマトンカレーを頼んでいるよ。肉厚のマトンは歯ごたえがあって、噛めば噛むほど野生の匂いと味が口に広がってくる。でも、決して臭くはないんだよなあ。むしろスパイスの香りと合わさって、食欲がグングン湧いてくる魔法の香りに変化する。香りの強いもの同士、喧嘩しそうなものだけどね。平和な料理だわ。
 そんなピースフルなカレーだけでも充分に幸せなんだけど、インド(ネパール)カレーを食べるんだったらナンも一緒に食べたいと思うのが人情というもの。ここのお店はナンの種類も豊富で、プレーンナンに始まり、チーズがたっぷり入ってるチーズナン、ごまを練りこんだごまナン、フライドガーリックをまぶしたガーリックナン、さらにはチョコやあんこを挟んだナンまである(あんこナンはおやきみたいで大変美味しいです)
 そして、そのどれもがデカい。私の顔が隠れるくらいデカいナンが、テーブルに置かれたバスケットからはみ出している。出来立てのナンの表面はバターが塗ってあるからツヤツヤと光っていて、かつパリッとしている。それを火傷しないように気をつけながらちぎってカレーをくぐらせて食べるのだ。ナンはモチモチとしていて、ほんのりと甘い。そのささやかな甘さはカレーの辛さを邪魔しない。むしろカレーの美味しさをより強くする。これは逆も然りで、カレーの辛さはナンの美味しさを強くする。
 うん。やっぱり平和な料理だわ。カレー。
 暑くてイライラして誰かに優しくできなくなりそうなときはさ、みんな、カレーを思い出すんだよ。原のことは忘れてもいいから、カレーのことは忘れてはいけないよ。これ、原との約束ね。
 今週末はフェス〜。熱中症対策をちゃんとすること〜、これも原との約束ね。

 今日も一日、お疲れ様でした。
 またね。
 原

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