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なまはげとゴジラとかっこいい自転車 in秋田

2022年9月、マスク率は80パーセントくらいの中で秋田新幹線で秋田、
そして男鹿半島への取材旅。
自分がやってる旅コラムの仕事はあの新幹線グリーン車座席網に
刺さってる割と有名なあれです。
ところで東北方面の新幹線はまた別の冊子が発行されており
更には東海と東日本はいろいろ経緯を経て関係が良好ではないという
素人でも結構知られてる事実があります。
それもあってか取材先は連載当初基本青い新幹線の沿線に限られて
ましたが、なぜか早々にその縛りはなくなりこの頃は東北にも行くように
なってました。
その際、東北新幹線ではグリーン車でなくても読める冊子を拝見
させていただいてます。
ここで、さすが「ひととき」は内容が濃いなあと一応依頼主に
媚びておきます、連載終わるけど(実は近々・・・)
この時期はそんな未来を微塵も感じず「トランヴェール」(いい雑誌です)をよみながら男鹿半島に。

男鹿半島は近年サイクリングの聖地になっているようで
今回私もレンタサイクルを予約させていただきました。
今都心で利用できるようなシェアサイクルと違い超かっこいい
電動アシストのロードバイクです。お値段も結構します。
車体のかっこ良さ、乗りやすさに加え、バッテリーが凄い。
店の人も「一日持ちますよ」と豪語。
利用時間が3時間くらいなのにちょっともったいない。
それだけバッテリーが持てば半島一週、あまつさえ寒風山まで
行けそうだが、いかんせんレンタル屋さんの営業時間が短い。
ガチのサイクラーなら自前自転車で一日回って仕上げは温泉
でしょうか?若さっていいわね。

そんな訳で今回は比較的手近なゴジラ岩を見に行く。
日本列島の海岸線(特に日本海側)にはいくつかゴジラ岩と
呼ばれる奇岩があるのだが、男鹿のゴジラは割と有名かと。
走行始めてすぐに奇岩、とにかく男鹿の海岸線は奇岩だらけだ。
どれもゴジラと言われればゴジラ。で、どれがゴジラなんだ?
これはあれか、お前がゴジラと思うものがゴジラなのだ(和尚)
て、いうやつか?

看板ありました

きっちりゴジラ岩はこちらですという看板が導いてくれます。
確かに奇岩の中でも遥かに群を抜いてゴジラでした。
この周辺の岩だらけの海岸、フィルターかけて撮影すると
安いSFの地球外惑星のロケに使えそうな味わいでした。
秋田駅で買った駅弁をここでいただくことを目論んでましたが
超高価な自転車から離れた場所で食べることが出来ない小心者ぶりを
遺憾なく発揮し中途半端な場所でいただくことに。

ところで男鹿といえば、なまはげですね。
このゴジラ岩の近くにもそこそこデカいなまはげ像があったのですが
秋田よりの手前になまはげ界を超えモニュメント界の中でも
かなり上位に属するツイン巨大なまはげ像があります。

デカい。
絵ではなかなか伝わりませんね。
自転車返した後わざわざ電車を途中下車して見に行きました。
なまはげの恐怖を構築する要素の一つに「デカさ」が加わった。

あと秋田は食い物がうまいね。
気が付けば飲食店営業時間とか座席の間隔とか緩くなっていた
2,022年9月でした。





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