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キャラクターにフィットする髪の色があり、そして髪の色が個性を引き上げてくれる。
2ヵ月前にブリーチをした大人のお客様。
今日はどうしますか?と伺うと、白っぽい感じがいいと言う。
もう充分楽しんで、今日はトーンダウンかなと思っていた自分が甘かった。
彼女はこう話す。
「カラーを変えることがこんなにも楽しいことなんて、もっと早くからやっていれば良かった。」
こんなにもはっきりと、カラーが楽しいと言ってもらえるとカラーリスト冥利につきるものだ。
「周りからの反応はどうでしたか?」 と質問。
「まず第一声に、どうしたの?何かあったの?」 と言われるそうだ。
大人の世界ではやはり、何かあったんじゃないかと心配されるそうだ。
そして、今まで自分の事をとっつきずらさを感じて話していない人が、髪の毛の変化をとっかかりとして話し始めたとも言う。
いつもテンションが高くキャラクターとしても人を惹きつけるような方なので、ブリーチして明るくなっていてもさほど違和感なくフィットすると自分は考える。
でも、普段大人しめな方がやると、周りの人からすると、違和感しかないかもしれないが、明るくなった髪の毛に本人がひっぱられて、テンションが高くなったりもする。これは髪の毛を明るくした事がある人誰しも感じたことのある感覚ではないだろうか。
「もはや、ブリーチすることはファッションだよね。今まではヴィジュアル系とか派手だとかいわれてたけど、やっていること自体は昔に比べるとカジュアルな事になってきてるよね。」
そうか、そうだ、
一般的という言い方だと世の中の一般になるが、カジュアルになったという言い方のほうがファッションとしてのブリーチオンカラーがすんなりとはまるような感じに聞こえる。
良い言い回しを覚えたときはメモに書き記す。
キャラクターにフィットする髪の色があら、そして髪の色が個性を引き上げてくれる場合、ブリーチカラーがカジュアルに受け入れられる時代だからこそ楽しめる事もある。
そして最後お会計のときも言っていた。
いやーいいね、最高。これでまた当分はカラーで楽しめる。
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