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甘酸っぱい「パ」の話。

「鹹豆漿」という、お酢が入った自家製調味料で豆乳をゆるりと固めたスープを食べた。酸味と、とろっとなめらかな優しい味わいのスープで、ほんのり甘い胡麻パンと合わせると、また違う味わいに変化が生まれる気がした。


そして、

その隣にある、パーマ屋さんの「パ」の文字を見て自然とシャッターを押していた。なぜ「ハ」に◯が重なるのか考えさせるための「パ」のような気がしたが、このフォントデザインを施した人はどんな気持ちだったのだろうか。

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あらためて見ると、斬新なデザインのようにも感じる。そして、ねんきの入った感じがまた趣深い。


そういえば、実家の長崎に帰る際に叔母に良く言われる。

「パーマ屋さんは、頑張りよるね?」

そう、叔母世代の人にとって美容師はパーマ屋さんなのだ。当時はカラーをする人もいなかったのだろうか、あくまで商品としてパーマがメインだったのだろう。


甘酸っぱいどこか懐かしさのある豆乳スープの後の、パーマ屋さんはノスタルジックな気持ちにさせられたな。

でも、どうしてこの「パ」なのだろうか。

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