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経験値のランダム化。

何の記事をかこうかと思いながら、過去写真をあさる事があります。

いや、毎日のようにあさります。

何かを書こうと思って写真をあさると、思わぬ発見があったりします。

iPhoneに入っているカラーデザインの写真たちはデザイン経験を視覚化したものたちで、
その写真のエピソードを思い返すと、その経験がまた違うものに見えてきたりする。


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2歳9カ月の娘の殴り描き。

赤一色で仕上げる、自由な表現。
いや、自由すぎるというか、そうしたいからそうするみたいな、本能的にも感じる。

でも、6歳になった今、もうこのような殴り描きをする事はないと思う。
今では、もっとディテールの表現もできるし、色の配色感にもこだわったりもする。

年々キャラクターがより強く形成されてきているし、嫌なものは嫌と強く反発する。たまに父は拒絶される…。


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娘ほど感覚的ではないが、カラーデザインする時は気持ちをランダムな状態にしたいと思う。

「リズミカルな配色感」

このワードは自分のカラーデザインのテーマみたいなものかな。けして均一ではなく、ワザとらしすぎない、「適度に変」なものが好みだ。

たまに、子供みたいに感覚的にできたらいいなと思いつつ、でもそんな事はできないなと思いつつ。

経験値という凝り固まったセメントみたいものに覆われているような感覚にもなる。
経験をいかにランダムに崩せるかにトライするしかない。


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