『ご冗談でしょう、ファインマンさん』R.P.ファインマン(著)大貫昌子(訳)
森博嗣のエッセイにユニークさを盛大にぶちこんだ感じの一冊。ファインマンの明るさがひたすら眩しい。
また、原著タイトルは『好奇心まんまん人間』というだけあって、好奇心が凄まじい。さらに行動力もともなってるので、とりあえずやってみる。性に合えば続けてレベルアップしてゆくので、エピソードに事欠かないのがすごい。前世は絶対ファーストペンギンだよ。
ノーベル賞受賞者だが、難しい学術的お話は皆無。だが、科学や教育のあり方については熱く語っている。応用力ゼロの暗記詰め込み教育を危惧してい