『私は幽霊を見ない』藤野可織(著)
怪談探索エッセイ。怪談というより、怪談を追い求める日常を描いている。
クレイジー沙也加ほどではないが、この人も天然ぽいので、普通に読んでて楽しい。ニコラス・ケイジ好きで常に画像を収集してるとか想像のなかで猫を飼ってるとか面白エピソードがこの本の半分。このエア猫がキーボードの上でぐっすり寝ているので仕事ができないくだりは噴いた。
残り半分は、聞いたまたは体験した怖い・不思議な話の紹介。不可解な話もおおく、微妙に怖かったりするので、怪談好きも少しは楽しめるのではないかな。身も