『ベストSF2021』大森望(編)
サイエンスといより、少し不思議的SFオムニバス。作者あとがきで、これがSFだと初めて知ったというコメントが続いたのにウケた。
一番好きなのは、伴名練「全てのアイドルが老いない世界」。2位が柴田勝家「クランツマンの秘仏」、3位が勝山海百合「あれは真珠というものかしら」と麦原遼「それでもわたしは永遠に働きたい」。5位が藤野可織「いつかたったひとつの最高のかばんで」。
アタリが多かった印象だが、麦原遼という作家を知れたのが、この本最大の収穫。単行本が待ち遠しいよ。
以下個別感