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過去最高売上になりそう。 コロナ禍2020年ぼくがやったこと。 Vol.3
株式会社MomentTokyoという
名前を一躍有名にした
EXPERIMENTAL VIRTUAL LIVEについて。
VRでもなく、ARでもなく「XR」。
なんやそれ?って方はこちらをご覧ください↓
前回のnoteはこちらから↓
実写から急にヴァーチャル!?
元々、MomentTokyoは多数のフェスや
イベントのアフタームービーを
即日で納品をするというサービスをしていました。
【EDC JAPAN 2019】
【GREENROOM FESTIVAL'19】
【m-flo 20th Anniversary Live "KYO" at Zeep Tokyo】
ご存知の通り、2020年はイベントがほぼありませんでした。
Vol.1、2で伝えたように仕事が激減してライブ配信を始めました。
その時にVJをしてくれたのがREZのカゾエくんでした。
REZ / Biography
東京のクラブシーンを中心に活動を展開しているVJチーム。 2012年12月より各々VJとして活動していたKAZOE NOBUAKIとMIYAGAWA TAKUYAが結成して始動。 現在は国内最大規模のクラブ”ageHa”のARENAエリアにてレジデントVJを務めている。
REZの"視覚表現"は音楽と映像と照明を一体化させ瞬間瞬間を刻み、 空間としてのフロアをオーディエンスに感じさせる。
その手法は、VJというプレイを基盤としながらも時にその枠に捕われない演出を取り入れ、 視覚表現としてフロアへ返される。
2020年6月20日、1発目にVJをしてくれた時に全員が
「なんじゃこのVJはあああ!?」ってなりました笑
本来、LEDやプロジェクターに映像を流すことが一般的なVJですが、
グリーンバックを使うことで立体的にVJをしていました。
言葉で説明してもわかりづらいので動画見ていただけるとわかりやすいです。
最初は「グリーンバックはダサい。」と思っていたみたいですが、
ここからヴァーチャルに可能性を見出し、
Unreal Engine 5の勉強を始めたとのことです。
営業停止してたYellowBlankMarketで開発をスタート
2020年8月から渋谷のYBMを借りて
毎日配信をしながら
ヴァーチャルの開発を進めました。
満を辞して、1発目はTJOさんを
お呼びしてTwitchで配信をしました。
- LAKE STAGE -
湖のフェスステージです。第1回ということもあり、オーソドックスなフェスのイメージで制作しています。DJの左右にCGのダンサーが配置されていて、ダンサーとハンディカメラとの相性が良い世界観でした。ドローンにライトが付けらていてステージの周囲を飛んでいます。世界観どうこうというよりかは何がライブとして出来るのか探っているような作りでした。
VR駆使したLIVE配信「MOMENT RAVEROOM」が凄い!今後のラインナップも公開
— DIGLE MAGAZINE (@digle_tokyo) August 17, 2020
✅https://t.co/ya7f8zSHgk
LIVE配信“EXPERIMENTAL VIRTUAL LIVE”で現実と仮想空間のクロスオーバーを実現🕺#MOMENTRAVEROOM@MomentTokyo pic.twitter.com/QR3PhjZZkY
この配信をやるまでにREZのお二方は、
ほぼ毎日現場に通い詰めてくれてこの1回目が実現しました。
怒涛の毎週ヴァーチャル配信
- PYCHOKINESIS - YUMMY / DJ KYOKO
サイコキネシス(観念動力)によって動く物質としてBOXのライトをフロアに配置して演出しました。特にDJの背景に光体が入るとシーンとの調和が取れて美しくなります。ステージの形は八角形で、壁やDJブースにはスピーカーが埋め込まれています。現実には起こり得ない概念的な物質変化や時間変化はバーチャルとの相性が良いです。
- SPACE JOURNEY - REMO-CON
惑星間人工衛星のDJブースで銀河を回りながら3時間視聴者と宇宙旅行をしていく企画でした。
20分に一度ワープして惑星、銀河を移動していきます。通常のステージ視点のみに縛られない引きの
映像や太陽も見える映像などが最もバーチャルならではの動きであり、良きLIVEとなりました。
- ISLAND / UNDER THE SEA - アフロマンス / ☆Taku Takahashi(m-flo, block.fm)
この回は少し趣向を変えて、”自然” をテーマにしました。一つ目が無人島のジャングル地帯のフロアで、トライバルな音楽との相性が抜群でした。二つ目は海底でDJをするということで、色鮮やかなサンゴ礁、ブースを横切る大型の魚、潜水艦風の照明などCGで表現できる幅の広さを証明した回でした。
- KAOS - モーリーロバートソン / Dubscribe / Masayoshi Iimori
Dubstepのアーティストを集め、まさにゲームの世界観に近いようなモンスターを登場させ
そのモンスターが動いたり、炎を出したり、地面を揺らしたりするなどの動きを作りました。スッキリコメンテーター、モーリーロバートソンもこの回のアーティストとして登場し、コアファンを沸かせました。
- Vtuber - 星宮とと / KBSNK(TEMPLIME)
バーチャルYoutuberをステージに初めて入れ込む試みをしました。
Vtuberとの連動は技術的な敷居もある程度あり、様々な知見として広がりました。
結果は同時視聴、約1000人を達成し、Moment Raveroomにおける数値を記録しました。
- TECHNO - SHINICHI OSAWA / ELLI ARAKAWA / Masanori Morita
テクノのステージを構築しました。できるだけモノクロに近い形の派手すぎないミニマルな
演出を制作いたしました。ミニマルな映像はCGだと質感でクオリティが出しにくいのが難しい点です。
XR事業の転機
この配信を続けているとSpotifyの方からお声がけをいただきました。
Spotify史上初のライブ配信イベント。
Spotify presents Tokyo Super Hits Live 2020
今までMomentTokyoのTwitchアカウントでしか
ヴァーチャル配信をしたことなかったんですが、
初の他社との仕事が、、、、、
嵐のライブ演出でした。
きっとここ10年で1番大きかった仕事になったと思います。
開発に際して、人員不足があったので
VJ・照明のスペシャリスト「huez」チームも参戦していただきました。
【SHOWREEL公開】
— huez(ヒューズ) (@huez_official) April 16, 2020
huezの2014年から2020年現在までのSHOWREEL映像を 各サイトにて公開致しました!
- Instagramhttps://t.co/o4rI1hhQUD
- YouTubehttps://t.co/TSbjrzYxtT
huezの軌跡
是非チェックしてください✔️ pic.twitter.com/Su8c7wAbEG
嵐はご存知のとおり、国民的スターなので
とてつもない責任が伴いましたがなんとか成功しました。
2021年 これから
まず2月8日、今年初のヴァーチャル配信をおこないます!!
【情報解禁】SPACE JOURNEY【EXPERIMENTAL VIRTUAL LIVE】
— Moment Tokyo (@MomentTokyo) February 1, 2021
Moment Tokyo(@MomentTokyo) × VJ REZ(@nobuaki_kazoe & @MiyaBlokM) × REMO-CON (@REMOccCON) による宇宙からのDJ配信!
2/8(月) 20:00~22:00 配信決定!
Streaming: https://t.co/1ndwKkya1Y pic.twitter.com/L0vKxVBIHD
そしてまだ発表はできませんが、
控えているヴァーチャル配信がまだまだあります!
そしてVol.2でも書いたインスタライブを進めていきます。
今後のMometTokyoの動向をお楽しみに!!!!
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