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独立して1ヶ月が経ったので、どうしているのか書いてみる。

こんにちは。NO WAVE COFFEEの奥田です。オンラインでのコーヒー販売や、焙煎機のシェアサービス「シェアロースター」の運営、それからCAMPFIREのパートナーとしてクラウドファンディングの無料サポートを行なっています。

僕は2023年6月末にベンチャー企業を退職しました。IT系で3年くらい勤めたんですけど、僕はビジネス職で何か手に職のものがあるかというと、特にありません。

会社を辞めて1ヶ月が経ったので、いまどうやっていきてるよーというのをまとめてみたいと思います。来月にはニートになっているかもしれませんが、温かい目で見守っていただけるとうれしいです。笑


どうやって生計を立てているのか

僕がこれまでやってきたこととしては、カスタマーサクセスが2年くらい、あとは事業開発だったり、ざっくりしたマーケティングをすこし齧った程度。ちなみにその会社に入る前は、コーヒーショップでアルバイトをしたり、リゾートバイトをしていました。

そんななかですが、この1ヶ月はなんとか生きていけています。
そりゃ、最後の給料が残ってるから当たり前だろ!っていう話なんですが、なんとか来月も生きられそうな感じになっています。


どうやっているのかというと、仕事は主に2つです。
1つはコーヒーの事業。もうひとつはスタートアップで業務委託をさせてもらっています。

コーヒーはまだ生活できるほどではないので、業務委託の案件を週に3回やっています。
どうやって見つけたのかというと、YOUTRUSTというサービスで声をかけてもらいました。

フリーランスで仕事を探そうと思ったら、とりあえずあらゆるエージェントに登録しておくのと、SNSで知り合いにフリーになったことを伝えて仕事もらったり、wantedlyで応募しまくったりすると思うんですが
僕はこのサービスでたまたま声をかけてもらったところに運よく入れてもらうことができました。

思い返せば、僕は業務委託の案件はYOUTRUSTを通してしかほとんど受けていません。友達の友達からしか来ない、というのもありますし、サービス自体が使いやすくて好きです。


具体的にいえば、マーケティングリサーチのSaaSでカスタマーサクセスの支援をしています。CSの支援だと、最低週3日くらいコミットしないと成果にコミットできないなあという実感があって、いまはそんな感じで仕事をしています。

案件としてはありがたいことに継続案件だし、会社の方もすごく良い方ばかりだし、フルリモートで働きやすいです。

ただこれがいつまで続くかの保証はないし、成果を出し続けないとすぐに契約を切られてしまう可能性もあるので、会社員の頃よりはヒリヒリ感みたいなものもあります。

それに僕の場合、会社を辞めたのはコーヒーのことをにもっと時間を使いたいからなので、週3日以上増やすのはあまり得策とはいえません。
そうなると、契約が切れたときの保険で別の案件も取っておこう、とかは打ち手として打てなくなります。

なのでこういう独立の仕方をすると、結構危ういなあというのが個人的な感想です。笑


どういう人が独立に向いているのか

これは流れで見出しを置いてみましたが、まだ独立して間もない僕にはわかりません。笑

ただやっぱり、会社員時代に副業とかで自分で収益を得た経験みたいなのはあった方がいいだろうなとは思います。
それがなくていきなりフリーランスになる人はいないと思いますが、なかなかハードモードなんじゃないかなーと思います。

とはいえそんな状況でも生きていけないかというと、おそらくそんなこともありません。
会社に1年以上所属していれば失業保険をもらえるという話を聞いたことがあるので、週20時間以内の労働に抑えれば手当を受け取ることができます。

僕も計算してみたんですが、アルバイトよりかはちょっといいかなくらいのお金が毎月もらえるみたいです。ただ自己都合だと3ヶ月くらい待機期間があったりするので、その間は少なからず貯金を崩したりとかしないといけないかもしれません。

ただ失業手当をもらえれば、そこにプラスでアルバイトを週20時間くらいやれば十分生きていけるし、案件も契約が切れたら最悪アルバイトして食い繋ぐとかも全然アリなんだと思います。


コーヒー事業の目的地と現在地

僕が独立をした目的は、NO WAVE COFFEEにもっと時間を使いたいからというのが1番の理由です。
せっかくなので、これがいまどうなっているのかについても書いてみようと思います。

結論、まだ生活費を安定的に稼げるまでにはなっていませんが、最初の目的地はそこになるだろうなと思っています。
好きなことで生活できたら、それに越したことはなさそうなので。

もちろん今の仕事に不満があるとかではないんですけど、自分の作ったコーヒーをもっと多くの人に届けていきたいなーと思っています。


今やっていることを整理すると、主に3つです。
・オンラインショップでのコーヒーの販売
・シェアロースター
・コーヒーの卸売やオリジナルブレンドの作成

まずわかりやすいのでいくと、NO WAVE COFFEEのオンラインサイトでコーヒー豆を販売しています。

定期便だったり、単品でコーヒー豆やコーヒーバッグの販売を行っています。


つぎにシェアロースターは焙煎機の時間貸しサービスです。
初回8,800円で焙煎体験を販売していて、おもに検索経由でコーヒーが好きな人やなんらかの形で自分で販売をしている事業者の方に利用いただいています。

いまのメインの収入はこのシェアロースターだったりします。


そして最後の卸売ですが、カフェや喫茶店などの別のお店にコーヒーを卸売しています。
キロ単位での注文になるので、ここが増えると収益は安定しやすいです。
ブルーボトルやスターバックスなどの大手を除いて、小規模なコーヒー屋さんはみんなここを狙っているといってもいいのではないでしょうか。

最近だと、知り合いの女優さんが新たにコーヒーショップを立ち上げるということで、そのサポートを行っていたりします。

ありがたいことにこのコーヒーが販売から2日程度で200袋を売り上げて、ボトルも売り切れたそうです。(まじですごい)
インフューズドコーヒーはめちゃくちゃおいしいので、興味がある方はぜひ除いてみてください。


今やっていることとしてはざっくりそんな感じです。
ただお金を稼ぐ目的だったら、絶対にコーヒーを選んでいないので目的はそこじゃありません。

これからNO WAVE COFFEEとしてやっていきたいことは、ずばり森を買うことです。

コーヒーの森を購入して、現地の生産者さんといっしょにコーヒー作りをしてみたいなと思っています。コーヒーの生産って本当にいろんな方法があって、最近だと次から次へ新しい手法が出てきています。

それを海外の農園の方と協力しながら作る、そのためにはダイレクトトレードで毎年安定的に購入することをお約束しないといけません。

手段としては、NO WAVE COFFEEとしてのお店を作って販売をしたり、サブスクの販売量を増やしたり、卸先を増やしたりしないといけないかもしれません。それ以前に、どうやって購入(もしくは契約)するのかもまだあまりわかっていません。

でもやっていきたいことは、とにかく楽しくコーヒーを作ることなので、目指すはそこ。そしてその通過地点に、もしかするとお店を作るとかがあるのかもしれないなーと思ったりしています。


というわけで、会社を辞めて1ヶ月が経ったので今どんなふうに生きているのかを書いてみました。
さらりと3,000字までいってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございましたー!

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