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品質の高いコーヒーの選び方は、長い名前のコーヒーを選ぶこと

会社員をしながら、副業でコーヒーをやっているおっくんです。

No Wave Coffeeというオンライン限定のコーヒーショップをやっています。


さて今日は、品質の高いコーヒーの選び方について書いてみたいと思います。

よく、「美味しいコーヒーの選び方がわからない」「じぶんにあったコーヒーの選び方を知りたい」という相談を受けるんですが

これは結構簡単で、長い名前のコーヒーを選ぶのがおすすめです。


そもそもコーヒーには大きく分けて3種類のコーヒーがあります。

それはブレンドか、そうじゃないか。

ブレンドとは、文字通りいろんな産地のコーヒーを混ぜて作ったもののことをいいます。

ブラジル産やエチオピア産、グアテマラ産のコーヒーなどを混ぜて作るのがブレンドです。

喫茶店に行くときは「ブレンドコーヒー」を注文するという人や、もしかしたら「コーヒー=ブレンドコーヒー」くらいに思っている人もいるかもしれません。


ブレンドコーヒーはお店のカラーも出たりするので、最初に頼むものとしてはおすすめな場合もありますが

品質の高いブレンドは実はあんまり存在しません。(ブレンドは好きですよ)

特に喫茶店のブレンドとなると、品質の低い豆が混じっていることが多いです。

万人受けすることも多いですが、いい素材を値段を安くするために薄めたものや、逆に品質の悪いものをごまかす目的で作られることも多いんです。

※これは一概に良い悪いと割り切ることはできないのですが、あくまでコーヒー単体の品質で見たときに、品質が上がりづらいという話をしています。


それとよく比べられるのが、ストレートコーヒーと言われるもの。

ブラジル産コーヒーや、コロンビア産、キリマンジャロ、ブルーマウンテンとかいうのがこれに当たります。

ちなみにブルーマウンテンは、ほぼ日本人しか飲んでいません。

でもこれよくよく考えてみたら、規模感がめちゃくちゃでかいんです。

スーパーに行って、レタスをみたら「日本産」って書いてあるような感じです。いや日本のどこ?って思いますよね。


そしてストレートコーヒーよりも細分化されたものが、シングルオリジンコーヒーというものです。

レタスで言ったら、茨城県〇〇市の田中さんが作りました。くらいの感じです。

単一農園という呼ばれ方もすることがあります。

厳密に単一農園ではないこともあるのですが、ここまで細分化されると品質が高いものになるのはなんとなく想像つくでしょうか。

日本産のいちご、よりも福岡県糸島市で作られた「あまおう」と言われる方が品質は高そうですよね。

品質が高いものはわざわざ他の農園のものといっしょにしたりしないんです。


これはワインとも似ているかもしれないですね。

品質の高い農園のコーヒーは、必然的に名前が長くなります。

ちなみに最近ぼくが購入したコーヒーの生豆(焙煎前の豆)は、「エチオピア グジ G-1 ケルチャ ウォッシュド」というコーヒーです。

国名、県名、コーヒーの等級、地区名、精製方法という順番で記載されています。

こんなふうに長い名前のコーヒーだと、品質が高い可能性が高いです。


ぜひ参考にしてみてください。

ではでは。

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