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高齢母親の飲酒

母親89才が毎日お酒を飲むようになった
母親は活発な性格で
友人も多く
80才ぐらいまではよく外に出かけていた
だが、80才を過ぎて膝が悪くなり
外にも出かけなくなり
歩けても近所を歩くぐらいになってしまった。
最近は日中は外の見えるソファに座っている。
空虚な目で外を見てるのか?寝ているのか?
分からない感じだ・・
そして飲酒
麦酒を朝から飲む
たぶん段々いろんな事が出来なくなってきた焦燥感を埋める為か
近づく死の恐怖を忘れる為か
夜には立てないぐらいになってしまう。
私はこんなに酔ったら次の日は飲みたくならないが
母親は次の日、何事も無かったように飲む
父親は
「もう人生長くないのだから好きなように飲ませてやろうと思っている」と
僕に言った。
そうだな、好きなように生きて欲しい。
できるだけ長生きして欲しいけど・・
それから、産んでくれてありがとう。
母の日だから書きます。
なかなか帰れない、息子より。

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