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ポルトガルでのフードレスキューボランティア

はじめに

こんにちは、八木です。

2022年もいよいよ終わりを迎えますね。
皆さんはどのような一年を過ごしたでしょうか?

私は怒涛の一年を過ごしました笑
今年1月にアメリカからの交換留学から帰国し、3月からこのボランティアの旅に出たのでほとんど日本にいることはありませんでした。

そしてついに、最後のボランティアが終了しました。
長かったようで短かったような。たくさんの経験をしました。

場所はポルトガルの首都リスボン。
他の国に比べて短い滞在でしたが、ポルトガルを満喫することができました。

ボランティアは何をした?

今回リスボンでのボランティアは、イタリア、ケニア、ルーマニアでしてきたボランティアとは少し趣向が異なり、「フードレスキュー」というものに挑戦しました。

あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、ポルトガルではけっこう浸透しているものです。

簡単にいうと、ホテルやスーパー、ベーカリーなどから余った食材や料理を回収し、パッケージ、そして必要な家庭に届けるというものです。
フードロス問題の解消を手助けしています。


提携先のベーカリー。閉店時に余ったパンをまとめてくれます。


家庭ごとにパッケージング。それぞれの好みなどもあります。

感想

結論から言うと、とても楽しくボランティアすることができました。

仕事場はボランティアで回っているということもあって、毎日たくさんの人たちとの出会いがありました。現地の大学生や主婦さん、自分のように海外からのボランティアなど、色々な人と話をすることができました。

自分にとって一番印象深かったのはブラジルから数十年前に越してきたという60代くらいのNさん。彼女は子供の頃ブラジルで日本人に囲まれて育ったそうで、色々な遊びや日本語を知っていました。こうやって日本人がブラジルに渡ったこと、ブラジルがポルトガルの植民地だったことなどが絡まり合って今があると思うと面白いですね。

Nさんは自分が名前を言った瞬間に「あなた日本人ね!」と言って色々な話をしてくれました。日本人は礼儀正しくてとても素敵な人たちねって。日本人としてとても嬉しくなりました。

やっぱり旅の醍醐味は人との出会いですね。こうやって色々な経験をしてきた人たちの話を聞くのはとても楽しかったです。

さいごに

2022年ももう終わります。
今年はほんとうにたくさんの経験をさせてもらいました。

また日本に帰ったら考えをまとめたいと思いますが、このボランティアの旅でたくさんの人に出会い、学び、助けてもらいました。

この1年は今までの人生の中で一番濃かったと断言できます。

来年はさらに色々なことに挑戦する年にしたいですね。

それでは皆さんも、良いお年を。


彼も今年を振り返っているのか


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