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これがマインドフルネスというやつなのか?

朝のジョギング時もずいぶん気温が下がってきました。この時期の走り出しは、寒いとか、足の小さなアカギレがちょっと痛いとかを感じるのですが、なんだか今日は、こうして新しい1日をニュートラルな状態にして始められるというか、大きな異常なく始められる幸せを感じました。

私にとってどんな日も必ず朝4時半に走り出すことは、1日のいろいろな仕事や作業という外力に対して、自分の波の始点を持つという意味でとても重要なのですが、裸足やワラーチで急坂を含むジョギングコースを走ることによって、自分の体の、その日のニュートラルな状態を身体に植え付けているような気がします。そういえば、私の好きな本の一つで、「かくれた次元」(エドワード・ホール著)

「人間は自分の体の延長物(Extension)と私が呼ぶものを作り出したという事実によって、他の生物と区別される。人間はこの延長物を発展させることによって、さまざまな機能を改良したり特殊化したりすることができた。コンピュータは脳の一部分の延長であり、電話は声を延長し、車は肢を延長した。言語は体験を、記述は言語を時間・空間内に延長した。人間は彼の延長物をあまりに作りだしすぎたので、われわれはともすれば人間の人間たるところが彼の動物的本姓に根差していることを忘れがちである。人類学者のウェストン・ラ・バールが指摘するとおり、人間は真価を自分の体からその延長物のほうへ移行させ、そうすることによって進化の過程をおそろしく早めたのである」
(若干和訳が怪しいので、より真意を理解したい方は原著をお勧めします:Edward T. Hall “The Hidden Dimension”)

こうして書いているうちに、1日の動的な環境変化に自分を適応させるために、1日の始まりで自身のクロックの始点を持つこと、ホール博士曰く「延長物(Extension)」を廃して自身のニュートラルな状態を知ることが、私にとってのPhysical & Mental Well-beingを保つポイントになっているのかも、と思い始めてきました。短い文で終わるつもりが長文になってしまった。今日の私自身の営業時間はそろそろ終わりかもしれません(笑)。

朝焼けがとても綺麗です。今日も素敵な1日を!

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