【徒然】 地元の見方が変わった日
もう8月も中旬。
今月頭、まともに見たのは中学生以来振りという竿燈祭りを見に行った。
来月にはもう妻になる相方と自分の両親と共に行ったが、なんとまあキレイだった。
僕は地元を離れてからずっと、自分の地元を好きになれなかった。
良い思い出も殆どなかったし、仲の良い人も殆どが地元を離れていた。田舎だし、閉鎖的で閉塞感があるように思えてどうにも好きになれなかった。
その感覚が全て取り去られた、という訳ではないのだけれど、少し見え方が変わって来ていて、それは相方のお陰だと思っている。
地元が違うからこその発見があり、「秋田はこういうところが違うんだね」とか「こういう場所に行ってみたい」とか、自分にとっての気付きをくれる。
ずっと離れたくて距離を保っていたかった地元だけど、悪くない場所なんじゃないかと思うようになりつつある。
思えば、地元に対して嫌な想いを持つようになったきっかけも人にあって、それにずっと引きずられていた部分がある。
そして、良い想いを持つようになるのもまた人なんだなぁと思う。
自分が相手に良い影響をもらっているように、相手にも自分が良い影響を与えられたらこんなに良いこともないな。
相手にとってそういう存在に、私はなりたい。
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