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【徒然】ユビサキから世界を

いつからこんなに待てなくなったのだろう、と思うことがある。

時に仙台の地下鉄にも最近フリーWi-Fiが通るようになったのだけれど、これが鬼のように使いにくい。

メールアドレスでログインにしているのだが、毎度メールアドレスを要求され、Wi-Fiに繋がるまでに大抵2〜3分掛かる。

だから、多くの場合Wi-Fiに繋がる前に電車が来て、車内ではWi-Fiが通らないから殆ど活用出来ていない。

話は変わるけれど、僕は以前iPad miniのWi-Fiモデルを持っていた。けれど、どうにもWi-Fiに繋がるまでの何十秒間にストレスを感じてしまい結局売ってしまった。

けれど、よくよく考えてみると上記の例は数十秒〜数分以内の話だ。

いつからこんなに待てなくなってしまったのだろう。

カップラーメンの3分は待てるし、居酒屋で多少料理が遅れても待てるし、夢の国に行けばもっと長い時間を平気で待っている。

けれど、ネット環境は待てない。

昔はそんなことがなかった。なぜなら繋がらないことが普通だったからだ。特に僕の出身は秋田という田舎で実家に帰ると音信不通の友達が続出した。

電波を探してウロウロして、バリ3なんて言葉もよく使った気がする。

それがいつしか繋がることが普通になった。よっぽど田舎でなければ普通に使えるし、逆にバリ3という言葉は使わなくなった。

そう考えるとネットはもう一種のインフラで普通に使えないことにストレスを覚えるものになっているのかも知れない。ユビサキから世界が変わったようだ。

当たり前のように享受しているけれど、そこを主戦場にしてビジネスで戦う人には感服する。本当に数分数秒が命取りの世界なのだろう。

ネットに繋がらないと正直イライラしちゃうのだけれども、一方でそういうこともあるさという大きな心も持ちたいなと思ったりする今日この頃である。

ちなみに題名のユビサキから世界をはアンダーグラフの曲。名曲だと思う。

#徒然 #日記 #エッセイ #ネット #スマホ #WiFi


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