【東京23日】18日目売上圧力と仕事のプライドと
ヨッピーさんの記事が非常に勉強になり、且つこの話ってキュレーションサイト云々を越えた話じゃないかと思っている。
炎上中のDeNAにサイバーエージェント、その根底に流れるモラル無きDNAとは
仕事を進める上で『売上の圧力』と『自分たちの仕事のプライド』のバランスはよく考えた方が良いと思っていて。
前者が重くなり過ぎるとモラルハザードになりかねず、一方で後者が重過ぎると融通の利かないものになるからその線引きはかなり意識的にしなければならないかなと。
僕の所属する業界でも年に何人か国交省から処分を受ける人がいて、その内容を見てみると地方の林地が開発されることを前提に評価したとか、採用した事例(実際に制約した売買情報)が10年前とか…
WELQでは肩凝りの原因が霊なのではという記事が書かれていたらしいけれど、上記の処分例は僕らの業界では同じ位に信憑性がなく、グレーゾーンどころか真っ黒な訳である。
でも、それと同じようなことをして処分を受ける人は毎年必ずいて、そこには恐らくそうでもしないと顧客を失ってしまうのではないかという気持ちがあるように思う。
僕は元々営業をしていたし、今もしているから売上や利益というものは大切だと思う。けど、これはちゃんといい仕事の対価として売上を上げていることが大切なんじゃないだろうか。
先に売上を追い求めてしまうと、そのための打ち手は無限にあり何でもありになってしまう。そこに歯止めを掛けるのが仕事に対するプライドであり成果物に対する想いとかなのではないかなと思う。
キュレーションサイトは特にそうした問題が顕在化し易いビジネスだとは思うのだけれど、ヨッピーさんが指摘していた
結局、銭ころに目がくらむあまりに「数字」を「数字」としか捉えておらず、「そこに人間が存在する」って事を忘れてるんじゃないかって思うんです。WEBメディアを巡る全ての根本はたぶんここにあるんじゃないかなぁ。
※記事より引用
というのはWEBメディアのみならず、全ての業界において意識すべきことだと思う。
今回の件を見ていて対岸の火事とも思えなかったので、自分が仕事をする上でもそうだし、鑑定士になった後のことも踏まえ、自分の仕事観を作っていきたいなと思う。