正しいお金の使い方
一般的な会社員の生涯年収は学歴別で見ると大卒で約3億円、高卒で約2.6億円だそうです。つまりある程度上限があるということ。宝くじに当たりましたー!とか、実家が裕福で巨額を相続しましたー!とかは別として大体の人が逆に言えばリソースを食いつぶしていくことになります。
今は複業時代なので会社員としての仕事以外に副収入を取るパターンもたしかにあると思いますがいずれにしても大きく変わる可能性は低いのではないでしょうか?
ではその限られた資源の中で最適なお金の使い方は?と考えた時に私が意識していることがあります。
今回はその考え方をまとめてみました。
1,資産形成を第一優先にすべし
兎にも角にも先ずはちゃんと資産形成しましょう。ってのが第一優先です。これはどっかのネット記事に書いてあった受け合いなんですが、給料が入った時に一番初めにすることは資産形成分を別口座に移す事だそうです。
財布を複数に分けるってのはお金の管理の鉄板ですが、先ずは必要な金額を確保して残りで生活するってのがポイントです。
何せちょっと昔に社会現象になった老後2000万円問題を筆頭に私たち世代は老後のお金をちゃんと自分で構築する必要があります。そろそろ仕事も退職の時期だなーなんて思い始めてから「あれ!お金が無い...」では困りますよね。
2,何歳になっても自己投資は上位
お金の使い方は大きく分けて3つ。浪費・消費・投資です。中でもお金を使う事でお金を呼んできてくれるのが投資です。
基本的に資産とはお金を産んでくれるものという考え方が根底にあるので、じゃあその資産って何だろう?って考えた時に自分自身がそれにあたります。
特に知識資産は誰からも奪われないし、アップデートすることが出来るのでオススメです。因みに、【資産はお金を産むもの】という考え方は名著「金持ち父さん貧乏父さん」を読むと教えてくれます。
3,経験や思い出にお金を使うべし
著書:DIE WITH ZEROにも書いてあるように宵越しのお金を残すのではなく、稼いだお金は人生を楽しむことに使うのが一番です。
モノはたしかに生活を豊かにしてくれる面がありますが、それよりも経験や思い出にお金を使う方が有意義なお金の使い方ではないかと私は思います。仮にモノにお金を掛けるとすれば、体験するために必要な道具を揃えたりするのはアリですね。
4,使用頻度が高く、長く使うものは
惜しみなくいいものを買うべし
3に付随するのですが、使用頻度が高く、長く使うものには惜しみなくお金を使ったほうが効果的です。「安かろう悪かろう」という言葉があるように、ある程度値段のするものはそれなりの結果が返ってくるものです。特に家電や寝具など生活に欠かせない必需品はその傾向は強いです。
5,5:1:4の法則を徹底すべし
5:1:4(ごいし)の法則というのがあります。
収入の内、50%を資産形成に回し、10%を自分以外の人に回し(誕生日プレゼントや寄付など)、40%で生活するというものです。
50%を資産形成に回すのは現実的に難しいと思いますが、意識を第一優先に持っていくことが大事で、これを実行することが正しいお金の使い方である。という考え方です。
私は上京してからとある個人投資家にこの考え方を教えてもらい、更に同僚でFIREした人にもこの考え方は正しいとお墨付きを貰ったので意識するようにしています。
さいごに
お金の稼ぎ方とお金の管理の仕方を学校では教えてくれない。家庭でも教えない日本ではいざ社会に出た時に何をすればいいのかわからないですよね。結局のところ周りがやっているのを真似ることになるのですが、その環境が正しいお金の使い方をしていなければあなた自身も出来ません。
お金に関すること(資産運用や補助金など)は自分から情報を取りに行かなければ得ることができないことの筆頭です。
常に知識をアップデートして正しいお金の使い方をして心も豊かでいたいものです。
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