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「日本一長寿の生物、縄文杉!」 【252日目2月28日】 50代にして日本全1741市町村に歩いていく挑戦の道へ [鹿児島県編] ★屋久島町

【目次】
・縄文杉を目指して
・なんでバスが?
・屋久島グルメ

【縄文杉を目指して】
実はこの日はフェリーが週一回の欠航日
そのため、屋久島2泊となります

せっかくなので「縄文杉」を目指します
ただ、アクセスが課題

3月からは早朝のバスが出るものの
この日は2月28日
マイカーがあればかえってアクセスがいいんですが
自分は基本「歩き」
寄り道なので交通機関Okですがさてどうしたものか

というのも、白谷雲水峡経由での
縄文杉のコースタイムは12時間
日没18時を考えつつ、早朝出発がマスト
通常のバスは8時過ぎでキツい

なので、白谷雲水峡までの足も悩みます
レンタカー
レンタバイク
歩いて上がる
などを検討

で結局、タクシーに

大枚4000円で5時に麓を出発
5時30分から歩きはじめ

真っ暗です

まっくらですが、ヘッドライト頼りに進みます
一応、トレランとかで暗い山道も何度か走った
経験はあります

あと、前の日歩いてたのと
道が整備されてるんで
こんなことやりますが、
いきなりならちょっときびしいてすね

2度ほどルートがわからなくなりかけますが
無事に辻峠へ
明るいとなんてことないところでも
暗いと迷いそうになるんです

屋久島の夜明け

ここからは未知のルートですが
想定通りだんだん明るくなってきます

辻峠からの急な下りを進み、トロッコ道へ
道が良くなりホッとしました

ここまで1時間50分
看板に帰りの所要時間が110分とありビビります
(実は途中のポイントまでの所要時間でした)

トロッコ道

実は20年以上前に縄文杉は見てるんですが
その時のトロッコ道はまくら木のままで
歩きやすい板はなかった気がします

コースタイム通りだと思いこんでいたので
歩きやすいここでペースアップ
できれば16時10分の帰りのバスに乗りたかったので
所要時間12時間より
1時間30分くらい早く行きたかったんです

三代杉

倒れた切り株(初代)の上に生えた杉(二代目)を
江戸時代伐採、更にその切り株から杉(三代目)が
生えてる三代杉などを見つつ、先を急ぎます

大株歩道入口

ただトロッコ道を離れ登山道へ入るところの看板を
見て、ホッとしました
というのも、ここまでの所要時間累計3時間
(トロッコ道1時間10分)で、時刻は8時30分

看板によるとここから往復4時間、
さらに来た道を戻るのに3時間で計10.時間
16時10分に間に合う計算

ただ、辻峠からの下りは大変だったんで、油断禁物

切り株の中からハート型

その後大株の中に入れるウイルソン株や
縄文杉が見つかるまでの№1大王杉などみます


大王杉、中がかなり空洞


二十年まえには健在だった翁杉が倒れていて
長生きとはいえ永遠ではないんだな、
なんてことを感じました

大王杉も以前とは違って隔離状態
いつ倒れてもおかしくないとのこと
自分の重さもさることながら
自分の上に生えてる植物の重さも
支えているのと大きいですね
 
で、いよいよ縄文杉です

奥が縄文杉

自分が前に行く前年までは木まで行けた
それが自分のときは柵ができた
今回は更に遠くの展望デッキからになってました

縄文杉をバックに

日本一長生きの生き物にまずは敬意ですね
さらに縄文杉から比べたら人生なんて一瞬
今を大事にしようと改めて思いました!

木からのパワーもいただけた気がします

縄文杉全景

この縄文杉とて永遠ではないですからね
こんど来たときは倒れてるかも?
(でもたぶんこっちのほうが早く倒れてますね(笑))

ちなみに縄文杉までの総タイムが累計4時間15分
(看板のところから1時間15分)で、9時45分着
25分ほど楽しんで、10時10分帰路に

縄文杉から看板が1時間10分(行き比較▲5分)
看板からトロッコ終わり50分(行き比較▲20分)
トロッコから辻峠30分(行き比較0)
辻峠から白谷雲水峡駐車場45分(行き比較▲35分)
ただし、太鼓岩へ寄り道30分
で、14時前にバス停に到着

トータル8時間30分程なので
コースタイム12時間よりだいぶ早かったです

二度目の太鼓岩

ただ、また、太鼓岩に忘れ物
こんどは杖(笑)、これを取りにまた戻りました
結局、太鼓岩、4回行ったことになるんですかね?

【なんでバスが…】
14時前にバス停に着きました

16時10分の最終は頭にありましたが、
その前のパスの時間は覚えてない

なんとなく14時くらいに前のバス、
と思ってたんですが…

何と8分前に行ったばかり

太鼓岩の寄り道が悪かった、
いやいや気持ちよかったし…
杖を忘れなければ
いやいや8分まではかかってないし…
と考えてもしょうもないことばかり思い浮かびます

13時45分のバスが出た13時53分

さすがに8分まえに行ったばかりは
ショックてした

が、麓まではひたすら下りで10.キロほどなので
歩こう、うまくすればヒッチハイク
と思ってたので、計画通りすぐスタート
若干筋肉痛ぎみてすが、足は全然死んでない

で1キロほど進むと別の会社のバスが
白谷雲水峡にむかって登ってきます

「あれっ?もう一社はすでに最終か出たはず」
と思いつつ、もしかしたか回送になるの?
いやいや、この時間は上りより下りの客でしょう?
なんて考えつつ
もしかしたら来るかも?と
先にあるバス停を目指して急ぎます

が、バス停は遠かった

無情にもパスは追い抜いていきます
10分ほどしてバス停につくとやはり
1時間以上前に最終が出てるはず

渋滞ってわけでもないし疑問は残りますが
仕方なく歩いていきます

バスが来なければ心乱れませんでしたが、
めっちゃ動揺しました(笑)

天気も景色も良かったのが救いかな?


【屋久島グルメ】
前の日もこの日も先日会ったお嬢さん
オススメの「潮騒」へ

この日は首折れサバがあるとのことで注文

首折れサバの刺し身


新鮮で生のママいただき、めっちゃ美味かった
さらに隣のかたの首折れサバ刺し身定食の
味噌汁がアラや白子があっておいしそう

サバの内蔵入味噌汁


で、急きょ定食に変更
ほんとにおいしかった

隣の大学院の方との話も面白く
とてもたのしいひとときでした

料理もだけど、お店の人やお客さんとの
会話が好きなんだな、と、改めて気づきました

たのしいお話ありがとう






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