管理しない会社がうまくいくワケ
著者アービンジャーインスィチュート
「上司のなかには、カリスマ性や意志力、あるいは恒常的なマイクロマネージング(常に細かいことにまで指示を出すこと)によって、マインドセットにかまわず部下を短期間に変える人もいるでしょう。しかし私の経験から言うと、そんなものは長続きしません。その上司がいなくなれば、あっと言う間に元に戻ってしまうでしょう」-本文より
一方で、部下からするとカリスマ性がないとついていきたいと思わないし、意志を持ってない人には魅力はないし、マイクロマネジメントしてくれないと何をすれば良いか分からないとということもあるはずです。
そのギャップを埋めるのは、
・自分の心を相手に重ね合わせるているか?
・相手のニーズ、目的、課題を理解しているか?
・問題に適した働きかけをしているか?
・相手に及ぼした影響に対して責任をもってきたか?
です。
この4つを多様なケースを元に、読者自身に"繰り返し繰り返し"問われる内容でした。
これまた、良書に出会うことができました。
また、忘れられない、忘れたくない、私自身の問いを見るけることができました。