ブランドとエンゲージメント

『企業はお客様とのエンゲージメントを高め、中長期でブランド価値の維持』を創ること。クライアントのブランド価値を高め、お客様から常に選ばれ続けることを考える必要がある。

これまでのブランド価値とは?

今までは、ブランドを知っているか、知らないかという認知度と、ブランド自体がどんなものか、という認識と、ブランドから得られる心理的効用でブランド価値が決まってた。

認知度は、この商品でならば、このブランドだとユーザーに知られていることで、例えば、「ビールといえば?」という質問で、「ブランド名がどれくらい」出るか?ということ測る。

認識は、この商品は、こんな商品だと、その商品の価格、機能、サービスを知っていることになる。例えば、「アサヒビールと言えば?」という質問で、「辛口」、「うまい!お客様の一言のためにと言っている会社」ということを測る。

心理的効用では、このブランドを持つことで、自身の心理が納得する、落ち着く、自慢できるといった、心の高揚を図る。

つまり、ブランド名を知っていて、ブランドがどんな特徴があるのか認識していて、ブランドを持つことで心理がプラスに働くことで、ブランド価値が高いと言える。

エンゲージメントって何?

ブランドとユーザーのつながりの強さを意味する。ユーザーがサービスを利用し、体験し「愛着」「思い入れ」を持つことで、エンゲージメンが高まる。それにより、「普段から大好きなこの商品しか買わない!」「買うなら、この商品」と選んでもらう。そして「私はこれを使っている」とだれかにいいただくなり、そして「誰かに奨めたくなる」。これを表すのがエンゲージメント。
例えば、SNSでいいね!やシェアを押された数を使って指標化したエンゲージメント率で図ることができる。

これからのブランドとエンゲージメント

今までは、ブランド価値を高めるには、企業からの発信のみで十分だった。しかし物が満たされた現代人は、物が欲しいという’’ウォンツ'’より、人とつながるという’’コネクト’’に価値を感じている。それがつまりエンゲージメントとして表現される。

企業とお客様のエンゲージメントを高められるか?、ブランドを消費者に思い出してもらうため、日常生活の中でSNSや広告を活用し、エンゲージメントを強くする施策を考え実施して行く必要がある。