「新卒で経理職を目指す方へ」ESについて
初めての方ははじめまして。のあです。
前回は新卒採用の場で経理職を目指す方へ就活の概要的な投稿をしました。今回は本選考に絞って執筆しようと思います。
私のスペック等は前回の記事に書いていますので気になる方はそちらのほうもご覧ください。
早速本題に入っていきたいと思います。ESと面接の二つに分けて、実体験も交えながら執筆していきます。
勿論、経理職に限らず基本的な就活対策を行った上で経理職に絞った対策も必要だということは忘れないでください。
また、大前提として簿記の資格を勉強or取得している・経理関係の実務インターンに参加していることを前提の内容だということはご注意ください。
ES編
ESを書く際は必ず企業研究をしてからESを書いてください。一次面接レベルの企業研究は必須です。時間も掛かりますので面倒くさい気持ちもわかりますが、通過率を上げるためにも絶対してください。
最低限の研究として、
・企業理念、ビジョン、パーパスなど
・社長メッセージ
・社員インタビュー
・中長期計画、有価証券報告書
以上の内容は必ず確認しましょう。
理念やメッセージに共感した点やアピールできそうな強み等があればメモしましょう。可能であればESに組み込んでください。
社員インタビューからは、社内の雰囲気、業務内容、キャリアプランなどの情報が隠れていることが多いですので必ず確認してメモしましょう。
中長期計画、有価証券報告書からは、詳細な事業内容や今後の展望、現状の企業の課題などの情報がありますので確認し、ESや面接に役立てていきましょう。
経理コースのESでは、
・経理職への志望動機
・経理職でのキャリアプラン
・経理職に興味を持った理由
これだけ準備しておけば問題ありません。実際に私は経理職コースの選考でこれ以外の質問はありませんでした。
一つずつ掘り下げていきます。
経理職への志望動機
これは、簿記の資格勉強やインターンの経験を書きましょう。特にインターンの話は説得力がありますのでどんどん活用しましょう。簿記の資格だけでも良いですが、インターンに比べると動機が薄くなってしまいます。理想は簿記の資格とインターンの経験を掛け合わせることです。新卒採用の場ではこれが一番強い志望動機だと思います。
インターンに参加して実際の経理業務を体験し、社会人になっても経理業務に携わりたいと考えるようになった的な感じで書いていきましょう。
経理職でのキャリアプラン
ここでは、入社~10年後までどのように成長していくかを述べていきます。私は入社後→3年後→10年後という構成で書いていました。
入社後は基礎業務(出納管理、メーカーであれば原価計算など)で知識を積む的な内容で問題ないと思います。3年後は決算業務に携わる的なことを書きましょう。10年後は企業の経理作業により多少左右しますが、連結決算や予実管理のことに触れるとよいでしょう。また、マネジメント業務にも挑戦したいということを書いておくと食いつきが少し上がると感じました。
経理職に興味を持った理由
これは志望動機と若干内容が被る質問でもあります。ここでも簿記の資格や勉強、インターン経験のことを書きましょう。構成も志望動機とあまり変わりはありません。ただし、具体的な業務について触れているとかなり良いと思います。
その他
例外として、
ガクチカや自己PRでも経理職に繋がりを持たせないといけません。
特に、サポート気質であることをアピールできれば非常に強いと思います。企業の説明などを聞く限りでは経理職を志望する上ではサポート系のエピソードのほうが良いと感じます。
なので、部活のマネージャーやバイトで縁の下の力持ちとして活躍した経験などがあるのであれば積極的に使用すると良いと思います。
私は自己PRで粘り強さ、ガクチカでサポート系に関連することを設定していました。
まとめ
以上の内容の他にも、業界・企業への志望動機など基本的な質問への準備も怠ってはいけません。
そのため、ESの段階で一次面接レベルでの企業研究を行ってから作成してください。ネットにある通り経理職は募集枠が少ないので一回一回が勝負ですので通過率を上げるためであればなんでもしましょう。
少しでも力になれば幸いです。がんばってください。