本紹介【相談スレ】ワイ悪の組織の科学者ポジ、首領が理不尽すぎてしんどい

あらすじ

悪の科学者こと神霊工学者ハルヴィエド・カーム・セイン。
神霊結社デルンケムの幹部として日夜、妖精姫ロストフェアリーズと戦いを繰り広げる毎日。
そんな彼の推しはなんと、妖精姫ロストフェアリーズに所属する『清流のフィオナ』！？推しを陰から支えるハルヴェドはある日、推しの写真集を作る所を首領に見つかってしまう！
「裏切るつもりかっ！？」と怒られてしまったハルヴェドは愚痴兼恋愛相談として1つのスレを立ち上げる。

驚愕のページ数

総ページ数なんと374ページ！！
辞典と変わりない分厚さですよ！

それだけでも驚きなのにまだあります。
通常1ページにつき19行のところ本作では38行もあります。
これは2ページ分の文章に匹敵！！
つまり374×2倍の合計748ページ！！
辞典どころでは無くなりました！！
読み応えがあるどころかお腹が満杯になりますよ！！

悪の組織なのに崩壊寸前！？

物語の始まりから、幹部3人と古参ほぼ全て辞めてます。
唯一残ったのがハルヴェドと彼を慕う猫耳くノ一のミーニャ、後は新参ばかりと経営危機。
ロストフェアリーズに倒される前に内部崩壊寸前の組織が維持できているのはハルヴェドのお陰という役職以上にとても重大な立場にいます。
自らの分含め幹部4人分の仕事を熟せるとか凄い！

ハルヴェド・カーム・セイン

本作の主人公。
一番の苦労人にして、彼なくては組織が崩壊していた超が付く有能兼イケメン。
本人もそれは自覚しており、スレ内でも度々イケメンだと発言している。
クールな見た目に反して、だらしない私生活を送っており、トランクス1丁でスレを書き込んでいるらしい。
恋愛経験もなく、フィオナとどうすれば仲良くなれるのかスレに頼るという残念な一面も。
悪の科学者という割に善人で、お人好しでいじられキャラ。

あとがき

コメディ好きであればオススメしたい本作。
元幹部や、スレ民、妖精姫ズ、どのやり取りでもクスッと笑えて楽しいです。
ハルヴェドがとても良い味出してて、彼がいるだけで周りが明るくなります。
彼のような人をムードメーカーって言うのでしょうか。
暗い空気になっても吹き飛ばしてくれそうな気がします。