コロナ禍で変わった音楽業界(V系)

はじめまして、V系バンドNAMELESS(ネームレス)のVocalのNOAHです。
2021年11月14日(日)池袋EDGEワンマンから活動開始しました。
12月12日(日)新宿clubSCIENCEでのNOAH生誕ワンマンを終えて一息ついたので新しいことを。

ブログ始めます。

ここからは敬語ではなく出来る限り自分の言葉で。

ブログを書こうと思ったきっかけ

Twitterは140文字ですが、自分にはこの文字数では足りないことも多々あり、過去には誤解を招く発言に取られてしまったこともたくさんあった。

しかし時は流れ...

最近ツイートした言葉が700いいねをいただき言葉の大切さを感じた。

好きなことをする上で年齢は関係ない。
バンギャやりたければやればいい。
俺はV系バンドやりたいからやる。
年齢を気にして周りに合わせようとするから歳をとる。年齢など気にしなくていい。

そう！今しかない！
これがきっかけだ。

人生は本当に一度きり？

人生は...命は...たしかに一度きりだ。
ただ一度きりって本当に思ってますか？
無理してまで同じ仕事を続けなければいけないのか？
我慢して耐える必要はあるのか？
自分に嘘はついてないか？

結論から言うと
好きなことをやればいい！

「好きなことをやってる」と言いながら苦しんでる人たくさんいると思う。
疲れたら辞めればいい。
そしてまた好きなことを始めればいい。
1つのことを続けることも素晴らしいことだけど、たくさんのことが出来るのも素晴らしいことだよ。
周りを見る必要はない。

人生の主役はいつも自分なのだから

今の生活が嫌なことばかりって人は環境を変えてみればいい。
「親がダメって言う」
そんなに好きなことをやらせてもらえないなら思い切って家を出ちゃえばいい。
ずっと長く一緒にいると本能的に手放したくなくなるんだから。
そういう時は思い切って東京に出てくればいい。
大学も行きたくないなら辞めればいい。
仕事もきついなら辞めればいい。

辞めれないのはなんで？
「親との約束？」
絶対後悔するよ。

親の言うことを全て聞くのもいい。
ただ聞いてしまったらその選択をしたのは自分ということになる。
本当にそれでいいか考えて違うと思ったらそれが答えだ。

そろそろ本題へ...

コロナ禍で変わった音楽業界(V系)

4年ぶりに戻ってきたV系。
変わらない部分はフェスに出てるバンド。
それ以外は全部変わったと思った。
これが一度V系を離れた人間が感じた全て。

まずV系バンドマンが少ない。
それによってV系バンドが少ない。
10代のV系バンドマンがほぼいない。
フタを開けるとV系の箱がアイドルの箱になってきている。

ライブハウスに出演したら
「バンドが少なくて...バンドで出てくれてありがとうございます」と本気のトーンで言われるほどだ。
月に8本イベントを打っていたこともある俺がもう1年近くイベントを打っていない。
コロナ禍というのもあるがV系バンドマンが少なくなったことで併せて影響を受けている。

これでいいのかV系...

まず問題点は「メンズアイドルの出現による界隈の移動だ」と言いたいところだが全然違う。
それは一部であって全てではない。

1番の問題点はV系の若手が夢を持てる環境がない。
少ないじゃなくて全くない。
コロナ禍でイベントが打ちにくい中でコストのかかるバンド活動というモノに若い子たちが手を出さない。
「若手いるじゃん」という人がいたら10代でバンドを組んでるV系バンドマンがどれくらいいるか聞いてみてほしい。
10人も答えられないと思う。
ちなみに俺がV系バンドを始めた時は俺以外のメンバーは全員18歳以下だった。

では夢を持てる環境とは？
「フェスによく出てるバンドじゃないバンドが伸びる」
今1番効果があるのはこれしかないと思ってる。
つまりNAMELESS含め、周辺のバンドが伸びないと何も始まらない。
シーンすらできない。
"いつも見てる顔ぶれ"と言わせないバンドが出なくてはならない。

後輩と話しても本当にノルマとか経費の話しか出てこない。
「あのフェスに出たい」とか言う子は残念ながらもうほぼいない。
心のどこかで諦めてしまっている。
俺はそれが1番悔しいんだ。
今の10代の子たちがV系バンドに憧れてバンドを組むのだろうか？
このままでは...

そういう気持ちでNAMELESSを始めた。
"このバンドで最後"

毎回そういう気持ちでバンドはやってきたが、このメンバーで無理だったら無理だろうと思えるくらいのメンバーが揃ったつもりだ。

俺はバンギャル実験を復活させて当初やってたオーディション形式ができるくらいまでにしたいと思ってる。
そこで勝ち残った若い子をワンマンツアーのO.Aで連れて行きたい。
とにかくV系シーンに"夢"を感じてほしい。
そのためにまずは、NAMELESSが...NOAHが..."憧れ"と思われる存在にならなければ。

それが今の俺の"夢"だ。