【パズドラ】解説note③キャラ確保編
今回は、パズドラ解説note第3弾ということで、パズドラの「キャラ確保」について解説します。パズドラを遊ぶにあたって最低限これだけ知っていれば困らない程度の解説を想定しています。
第1弾(パズル編)と第2弾(編成構築編)は以下となります。
パズドラにおけるキャラ確保の位置づけ
前回のパズドラ解説note②編成構築編にて、勝てる編成を握ってしまえば8割くらい勝てたも同然なくらい編成構築が勝利の鍵を握っている旨を説明しました。そこで前回の編成構築編では、「勝てる編成」を自力でどう作っていくかを解説しました。一方で、編成は必ずしも自分で作る必要は無く、他プレイヤーの「勝てる編成」をそのまま使用しても問題ありません。現代パズドラの高難易度闘技場が中心の環境においては編成構築の難易度が高いため、自力で編成を組むより上手い方の編成をそのまま組んだ方が早いし楽なケースも多々あります。
ただし、他プレイヤーの編成をそのまま組む(あるいは、参考に組む)にあたっては「よく使われる良性能なキャラ」の確保が不可欠になります。そこで今回はパズドラ解説note③キャラ確保編として、「よく使われる良性能なキャラ」を効率良く回収していく方法を解説する回としましょう。
Q.全てのキャラを確保すれば良いだけの話では?
キャラ確保について解説するにあたって、おそらく思う方もいるであろう、
「全てのキャラを確保すれば編成をパクるにあたって困らないのでは?」
上記についての見解を書いておきます。
これについては、大正解です。
全キャラを1体ずつ、ループしそうなキャラはループ分確保しておけば理論上は全ての編成をそのまま使うことができます。
ただし、全キャラ確保を実現できる人はパズドラ界全体で見ても多分ほとんどいません。仮に「我、全キャラ確保できます!」という方が居ましたらこのnoteを見る必要性は全くありません。
というのも、現代パズドラ(2024/4時点)で実装されるキャラのほとんどはガチャ限定のキャラであるため、全キャラ確保となると全てのガチャを相当数回す必要があります。お金がかかるということです。
具体例で考えてみましょう。
2024年2月のガチャイベントにて、全キャラをある程度確保を目指すことを考えます。2024年2月のガチャは、
バレンタイン
初音ミクSGF
歴世の杯と神創の雫
のイベントが来ていました。これらのガチャで、
バレンタインノアを3体確保する
バレンタインスーリアとバレンタインリズレットを確定パックで買う
初音ミクSGFの確定パックを全て買い、コロシアムの報酬を回収した上でMEIKOを計4体確保する
歴世の杯と神創の雫の酒クロトビ確定パックを買った上で酒クロトビをもう一体素引きする
をする場合、期待値でいくらくらいするでしょうか?
(※何となくループで遊ぶ分を想定しました)
バレンタインノア3体分確保はバレンタインガチャ45回分です。
バレンタインスーリアは2400円、バレンタインリズレットは3600円。
初音ミクSGFの確定パックを全て買うと18000円。MEIKO(2%)を石10SGFから1体引き摺り出す期待値(使用石)は500個(※1)なので、2体出す場合は1000個。
酒クロトビの確定パックは3600円、1体素引き(1%、石10)の期待値は1000個。
お得な確定パックをうまく使いつつこれらを実現すると、
確定パック代:33240円
石85個(5000円)を21セット
石30個(2200円)を1セット
石6個(650円)を1セット ※石1個余剰ですが、石6個セットを買った方が安いため石6個としました。
となり合計で141090円となります。
欲望のままに欲しい分だけ確保するケースを考えた結果、1か月で約14万円です。しかもこれはあくまで期待値のため、MEIKOと酒クロトビの確保が沼ればもっと悲惨な額になる可能性もあります。(逆にもう少し安くなるケースもありますが)
年間で168万円です。これだけ課金できる人はそうそう居ないのではないでしょうか。
つまり、ほとんどのプレイヤーにとって全キャラを欲望のままに確保することは金銭的に無理があるので、お財布と相談してキャラ確保することが大前提となります。もちろんお財布を使わない、いわゆる無課金でキャラ確保のために色々考えるケースもあるでしょう。
ということで、「全てのキャラを確保すれば編成をパクるにあたって困らないのでは?」については、
理論上は正解
実現できる人はこのnoteを見る必要がないくらいには「結論」ムーブになる
ただし、年間150万円以上の課金額でないと非現実的
基本的には、お財布と相談してキャラ確保することが前提になる
というのが私の見解となります。
キャラ確保のお役立ち情報
パズドラのキャラ確保については、いくつか「やっておく・心掛けておくと役に立つ」ことが存在します。それらを紹介するとしましょう。
1.持っているキャラ(特にガチャ限)を0所持にするのは厳禁!
このnoteで一番言いたかったことです。
これだけは覚えて帰って欲しいです。
全員が当てはまると言っても差し支えないくらい、パズドラのキャラ確保における最重要事項です!!
何故持っているキャラを0所持にしてはいけないかと言いますと、パズドラは0所持と1所持で有利/不利の差がとんでもなく付くゲームだからです。
具体例で考えてみましょう。
ガンダムコラボにマスターガンダムという、当時(2024/4時点)周回適正があり優秀なキャラが交換所にいました。これが欲しくて、フェス限のエンドラREXくんを全て出して0所持にしてしまったとしましょう。
エンドラREXくんは形態が全部で7種類いるキャラです。そのため、エンドラREXくんを0所持にした時点で貴方は7種類のキャラの使用権利を失ったことになります。
いつどんなキャラが活躍するか分からないパズドラにおいて、7種類のキャラロストは相当な不利です。
「エンドラREXくんを使う場面に引き直せば良いのでは?」と思った方。
大して美味くも無いSGFという石10ガチャで1.5%を1点狙いするクソカス地獄が待っています。取り返すのに使う石期待値は約667個です。しかもラインナップに入るかは運営さんの匙加減なので、そもそもラインナップされずに再入手できないケースもあります。
「エンドラREXくんなんて使わんよ!」と思った方。
(2024年4月現在で火REXの武器がまあまあ強いのは一旦置いておいて)その考え方は危ないです。パズドラは不定期イベントでキャラの進化追加・上方修正が行われるためです。これによって、元々の形態からは想像も付かないような魔改造が施されることがあります。
実例をいくつか説明しましょう。
ここにファスカさんがいます。
ファスカさんの実装当初は本体/武器共に高難易度ダンジョンを攻略するための攻略パーツとして優秀でした。しかし、時代が進むにつれて本体/武器共にどうしても力不足となってしまい、弱いと評価されるようになりました。そのため0所持にしてしまった方も居たようです。
その後、ファスカに新しい進化が追加されました。
リーダーと一番右のサブを入れ替える貴重なスキル持ちになりました。また、このスキルは初手の1回だけ使えれば良いスキルですが、都合の良いことにファスカさんは進化1段階目にそのスキルを持っているため、リーダーと一番右のサブを入れ替えた後は軽い進化後スキルを打ち放題となりました。
当然弱いわけが無く、闘技場攻略/周回の様々な編成に入ってくるようになりました。ファスカさん実装時点では唯一無二のスキルなので代用もいません。
ファスカさん進化追加のポイントとしては、
元々存在していた形態からは想像も付かないような性能になった
元々存在していた形態は主に闘技場攻略で活躍したが、進化後は闘技場攻略に加えて周回にも顔を出すようになった
という点です。「弱いから~」や、「○○は明らかに周回向きのキャラ、闘技場攻略しかしない我には無縁」といった考え方は危ないということが分かります。ちなみに、「○○は進化形態が少ないし…」と思っていると唐突に色変え進化が追加されて泣きを見るケースもあります。
いかに「持っているキャラを0所持にする」ことがパズドラにおいて危ないか分かりましたでしょうか。もしこのnoteをここまで見てくださったパズドラの民がいましたら、今日から持っているキャラを0所持はしないよう心掛けて頂けたらそれだけでこの記事を書いた価値があります。
【おまけ話】ガチャ限を残す数の目安は?
ひとまず、「最低1は残す。」これは良いでしょう。
また、2024年頭あたりから追加された交換所で、「低レアも出せるが、そのガチャイベントのキャラしか出せない交換所」がだいたいのガチャイベントにあります。おそらく今後も追加されると思いますので、「基本的にガチャで手に入ったキャラは売らずに全て残す」が良いと思います。
余ったキャラを交換に出すのは良いとしても、売却がマイナスムーブな時代になったと思います。
ちなみに、現代パズドラでは不定期ではあるものの、120万MP相当の報酬をダンジョンクリア報酬でくれたりします。そのため、MP目的のキャラ売却をしなくても余程変な使い方をしない限りMPに困ることはないでしょう。仮にガチャ限を売るほどMP不足で困っているなら、進化素材の買いすぎ&素材集め周回のしなさすぎの可能性があるので、所持している素材数の見直しと周回検討をしましょう。
なお、ガチャで手に入ったキャラについては「基本的にはそのまま放置、出番が来た時に育成する」で問題ありません。とじたまドラやモドリット等の逆育成素材が高い以上、下手に育成して後から覚醒閉じ/スキレべ下げ/退化が必要と発覚してからとじたまドラ等を投げるのは勿体ないためです。箱の見栄えを良くしたい以外にBOXのキャラを全て育成するメリットはありません。
【おまけ話】BOX数の目安は?
「律儀に全キャラ1所持以上を守っていたら箱が足りん!!」という意見もあると思います。が、その人は間違いなくBOX数が足りていません。
BOX数をいくつにするべきか?という議論は古代パズドラから行われており、古代パズドラ(※リリースから1年時点)では「ランク×3の箱を開けろ」という目安があったりしました。ランクと箱の強さに相関関係は無さそうなので、たぶん現代パズドラだと当てにならないと思いますが…
私の意見としては、
ガチャ限を売りそうなくらいきついなら箱を増やそう
ガチャの引く回数だけ箱を増やそう
の意識で良いと思います。(おそらく、この意識でだいたいの人は箱不足にならないはず。。。)
仮にガチャを30回引いて全残しを想定する場合、2週間毎日箱広告を見れば28増えるので石消費は1個で済みます。無料で増やせる分は活用しつつ計画的に箱を増やしていきましょう。
2.取れそうな非ガチャ限は確実に取るべし!
持っているキャラを0所持にするなと先ほど説明しましたが、これは非ガチャ限にも当てはまります。パズドラの非ガチャ限には、ガチャ限でも代用が効かない優秀なキャラがたくさんいます。
分かりやすい一例を挙げるとシヴァドラやお正月ノルディス、試練ゼウスあたりでしょうか。これらは主に周回パーティで大活躍しています。
シヴァドラや試練ゼウスみたいに常設のキャラは「必要になったら取りに行けば良いや」で良いかもしれませんが…特に非ガチャ限は「作っているだろうし(代用検討せずに)入れて良いよね!!」という傾向がガチャ限より強いので、お正月ノルディス等の期間限定キャラを逃して使われたら大変なことになります。基本的にその逃した非ガチャ限が入った編成は使えないと思って良いです。
私のほうで調べた「持ってなくて困ったことがあるキャラ」調査でも非ガチャ限キャラはそこそこランクインしています。ほとんどが期間限定キャラであり、特に非ガチャ限部門1位のガロウについてはガチャ限込みでも回答数15位でした。それだけ非ガチャ限キャラにポテンシャルはあるということです。
「上の表でキャラ名が挙がっているのは強い非ガチャ限ですし、強いと話題になったキャラだけ取れば良いのでは?」とお思いの方。それだと足元を掬われる可能性があります。
例えば、上の表でキャラ名が挙がっている「アギダイン」というキャラは、毒目覚め潜在の無い時代に異形のヒノミツハの毒目覚めを返すために使われたキャラです。実装時に異形は無かったので、後から話題になったキャラです。
他にも一例として、ジョジョコラボのコラボ虹メダルで交換できた「弓と矢」というキャラがいます。このキャラの実装時評価は言葉を選ばずに言うと「弱い」であり、余程の物好き以外はスルーOKとまで言われていました。
しかし、実装から1年以上経ってからシロキセイリュウ降臨の3Y編成にてスキル目的での採用がありました。
幸いなことに弓と矢の代用はあったのですが、その代用候補が
ガールズバンド・龍愛少女(※石10ガチャ最高レア)
神裂火織(※石7ガチャ最低レア)
時透無一郎(※石7ガチャBGM枠)
縁壱零式(※実質石7ガチャ最低レア)
と軒並みハードルの高いキャラばかりでした。
このように、どんなに弱いと言われてもいつ活躍するか分からないのがパズドラなのです。
黒メダルキャラとMPキャラは課金とも多少絡むので黒メダル/MPの所持数と相談して取るか否かを決めてほしいですが、ダンジョンで落ちるキャラは誰でも取れるので、持っていない非ガチャ限キャラがいたら確実に1体は取っておきましょう。コラボ等の期間限定イベントにも1体は非ガチャ限キャラが居るので、所持/未所持の確認も忘れずに。
3.不可逆な進化/交換(特にストーリー進化)に注意すべし!
パズドラにはストーリーダンジョンというものがあります。
ストーリーダンジョンをクリアすると、そのストーリーで大活躍したキャラを進化にできる素材が貰えて進化させることができます。サレーネの場合は「時空転送門」がストーリー進化に該当します。
このストーリー進化に使う素材は基本的に入手が1度切りであり、一度ストーリー進化させたものを退化させると再度進化させることが永久に叶わなくなります。
なので、ストーリーダンジョンで貰った素材で進化させたキャラは退化させてはいけません。もし退化させる可能性が少しでもあるなら進化を諦め、進化させずに済む方法を検討すべきです。
不可逆な育成については他に通称:カリドラ交換所と呼ばれる以下の交換所がありますが、こちらはガチャの引き直しで交換対象キャラを引き直せる可能性があるのでストーリー進化よりは多少マシです。が、引き直しには石が大量に居るため、こちらも交換対象キャラが0所持になるような交換はよく考えた方が良いでしょう。
4.【賛否あり】ガチャは最終日まで待ってから引くか決めるべし!
これは賛否ある話ですが、パズドラのガチャは最終日まで待ってから引くか決めるべきと言われています。その理由について書いていきましょう。
理由1:初日にガチャを引くメリットがほぼ無い
上記の通りであり、パズドラのイベントの性質上初日にガチャを引くメリットがほぼありません。というのも、パズドラにて「○○(イベント限定ガチャ限)が居なくて困った!!」と感じるケースはランダンやイベント、常設の闘技場で使われることであり、これらはガチャ終了後に発覚するケースがほとんどです。
一応パズドラのイベント/コラボ限定ダンジョンにはそのイベント/コラボのキャラを入れるとステータスに補正がかかって有利になりますが、あくまで有利になるだけであり、このステータス補正を受けずにダンジョンに勝つことは問題なく可能です。仮にステータス補正を受けたい場合は無料で引いたキャラを突っ込んでも良いので、少なくとも大量に石を投げてガチャを回す必要性はありません。
強いて初日ガチャ(最終日まで待たない)のメリットを挙げるとするならば、最終日まで待った挙句引き忘れることは無いことでしょうか。
理由2:予告無しの後出しがとにかく多い
パズドラは予告無しの後出しがとにかく多いです。いくつか一例を見ていきましょう。
最も「ガチャは最終日まで待て」を裏付ける事件となったのが、幻画師ガチャの後半に新キャラを後出しで追加したガチャ限ビャクレンコウ追加事件です。2024年3月~4月に開催していた幻画師ガチャは、1か月を前半/後半に分け、2週間でラインナップを入れ替える形式で実装していました。前半の開催時点でいつも通り後半のラインナップは明かされていなかったのですが、後半の幻画師ガチャ開催の2日前に新キャラを入れる旨が発表されました。前半/後半でラインナップされる幻画師限定のキャラに(新キャラ含め)増減は無かったため、前半を引いた人は確実な損となりました。
当然ながら不満が多数集まりました。
有名な後出しの例として、ダイケガチャがあります。これは不定期にパズドラのプロデューサー:ダイケが現在来ているイベントのガチャを引き、そこで出たキャラが後日強化されるというものです。(その上、結構強くなることが多い傾向にあります。)
一時期ほぼ全てのイベント/コラボでダイケガチャをやり続けた期間もあり、不満が多かった時期もあったため現在はほぼやらなくなりました。(※ただし、2023年のFFコラボでダイケガチャをやっているので、全くやらなくなったわけではありません。)
他にも後出しの例として、
ダンボ周回の優秀サブ、ゼラキティ(サンリオコラボ)のイベント終了後に実質上位互換のカミラ(★6フェス限)が登場
つなげ消し周回の優秀パーツのベルガー(大罪イベント)のイベント終了直後に使いやすいつなげ消し周回キャラの御坂美琴(電撃文庫コラボ)が登場
キングダムコラボのキャラが期間中に後出し強化
等たくさんあります。
このように、パズドラは後出しが多い上に不定期(やるか否かが全く読めない)ので、ガチャは最終日まで待てと言われています。
理由3:次のガチャの情報を見つつ今来ているガチャを引くか検討できる
以下は2024年4月中旬のパズドラガチャカレンダーです。ここで、幻画師フェスとガンダムコラボのところに注目します。
パズドラではイベント/コラボの少し前(1週間ほど前)からそのイベント/コラボに新しく出るモンスターや上方修正の内容の一部を公式アカウントから発表されます。そしてコラボの前日に公式Webサイトが更新されるという流れとなります。
ここで、ガンダムコラボのWebサイト発表があるのは4/17(水)となり、この日にガンダムコラボに登場するキャラの性能が確定します。この時点で幻画師フェスはまだ残っています。つまり、ガチャをギリギリまで待つことで、次のガチャの情報を見つつ今来ているガチャを引くか検討できます。インフレの激しい時期等、次のガチャで非常に強いキャラが出ると分かればその前のガチャを引く必要性が減るので石を節約できるということです。
ガチャは最終日まで待つべきな理由についてまとめると、
初日にガチャを引くメリットがほぼ無い
予告無しの後出しがとにかく多い
次のガチャの情報を見つつ今来ているガチャを引くか検討できる
となります。以上の理由より、ガチャは最終日まで待つべきということです。
どのようなキャラ確保が求められるか
本題に入ります。
どのようなキャラ確保をするのが良いのかという話ですが…
正直、人によってだいぶ変わります。
というのも、人によって何に重きを置いているのかがだいぶ変わるので、それによって取るべきキャラも変わってきます。
闘技場攻略に重きを置いているのか。
闘技場攻略はソロ専なのか。それともマルチのランク上げ周回等、決まった編成に合わせる必要があるのか。
周回重視なのか。
ランダンの自由杯を確実に取りたいのか。
周回に重きを置いているなら花火生成キャラやグラビティキャラの確保はしたくなりますし、ランダンの自由杯を重視するなら確定盤面生成の五条や火ヨグ、15-15生成のキャラが強かったりします。
重要なのは、「パズドラで何に重きを置いているのかきちんと自己分析しておく」ことでしょうか。重きを置くコンテンツが分析できたら実際に出回っている闘技場攻略/周回/ランダンの編成をなるべく多くチェックし、何が多めに使われているか、それは何故なのかを分析します。自分で編成を作ってみるのも傾向を知るのに良いでしょう。
「持ってなくて困ったことがあるキャラ」を聞いて分析した結果
別記事で結果を発表しています。(以下参照)
調査で得られた知見は以下となります。(別記事の「まとめ」の内容そのままです)
個人的な見解とも概ね一致する内容でした。
石の数だけで引くか否かを決定するのは微妙。
前イベントと比較して性能が大幅に上がった、環境が大幅にインフレした場合はその時点で来ているガチャは引き得の傾向にある。
現代パズドラでよく来るガチャ(石5闇鍋、石10イベント、石7コラボ、石10コラボ)は何かしら良いキャラが1人以上は入る。全く引かずに終わるのはあまり良くない。
BGMキャラ、きせかえキャラなどの確定パックのキャラは基本的には買い得。良性能と判断したものは買って得するケースが多い傾向にある。
サブで強い、アシストで強い、唯一無二で代用が無理そうなキャラを優先的に確保しに行くのが良い。
コラボorイベントに非ガチャ限が居たら1体は確保しておきたい。特に黒メダルキャラ。可能な限りケチらず1体は取っておきたい。
ガチャ限の交換所
パズドラの疑似天井と言われる、ガチャ限の交換所について説明します。
交換所について
主にイベント/コラボの最高レア度のキャラを交換できるシステムです。交換のためには、そのイベント/コラボの特定のキャラやパズドラ本家の★6 or ★7フェス限を出す必要があります。
例えば、2024年ガンダムコラボの★7キャラである「Zガンダム」を交換するためには以下のキャラを5体出す必要があります。同キャラ禁止縛りは無いので、同じキャラを2体以上出してもOKです。※持っていれば
交換で貰えるキャラには以下の条件があります。
きせかえやBGM等の魔法石セットが存在するキャラは、たとえそのイベント/コラボの最高レア度であっても交換で取ることはできません。
新たに最高レア度が更新された場合、元最高レア度のキャラは引き続き交換が可能です。また、そのイベント/コラボに限り最高レア度更新後に元最高レア度に新キャラが追加されても交換ができます。(例:ハロウィンマドゥ(★9)が新たに追加されても、ハロウィンコットン(★8)は引き続き交換可能、またマドゥ追加後にハロウィンイーリア(★8)が追加された場合イーリアも交換可能)
イベント/コラボの石数と交換可否/弾の数はおおむね以下の通りです。
※前述の通り、このゲームは後出しや理由の無い法則変更が多いので、参考程度としてください。
表に書かれている数字が弾の数です。(合計での必要数なので、例えば石5季節の★9キャラの交換に★7フェス限と★8と★9を5体ずつ用意する必要はなく、それぞれの合計が計5体となります)
交換所を使う際の注意点
疑似天井システムには珍しく、そのイベント/コラボのガチャを最悪一切引かなくてもフェス限のみ出して交換することも可能です。しかし、あくまで欲しいキャラを引いても出なかったときの疑似天井システム。フェス限だけを調子に乗って出しまくるとゲームの進行上不利になりますし、フェス限のほうが弾代が高くなるようにできています。
一例として、ガンダムコラボに居る★7のZガンダムさんを交換で取る場合を考えましょう。ガチャから弾を引き摺り出すパターンとフェス限を出すパターン、どちらが高く付くでしょうか?
ガチャから引き摺り出す場合、各レア度の排出率と弾が何個手に入るかは以下の表のようになります。(Zガンダムを直引き出来た場合は交換しなくて良くなるため弾5個分、それ以外は交換所に居れば弾1個分です。)期待値(=排出率×弾)を計算すると0.536となり、ガチャ1回で0.536個の弾の入手が期待できることになります。ガチャ10回引くと5.36個の弾となるためZガンダムを入手できることとなり、ガチャ10回(石10ガチャ)のお値段は約6000円になります。
一方で、★7フェス限を使う場合はどうでしょうか。
フェス限が出るSGFはラインナップ数が毎回まちまちなので、今回は最も★7フェス限を集められる石20個の★7フェス限確定ガチャを扱うことにします。
石20個で★7フェス限が確定のため、★7フェス限5枚で石100個、約6000円です。しかし、Zガンダムの交換弾に出せる★7フェス限は全種類出せるわけではありません。2024年のガンダムコラボでは24種類出すことができ、2024年ガンダムコラボ時点で★7フェス限は59種類います。そのため、石20個の★7フェス限確定ガチャでZガンダムの交換弾に出せる★7フェス限が出る確率は24/59で40.67%となり、期待値で13回引くことになります。石20個ガチャを13回引くためには石260個となり、お値段は約15000円となります。
実際は無料ガチャやパズバスのガチャで★7フェス限を引ける機会はあるためもう少し安くなるかもしれませんが、それでも60%OFFには届かないでしょう。
そのため、交換所を使う際は
あくまで疑似天井システムなので、ガチャを引いて出なかった時だけ使う
フェス限を出しすぎない(フェス限は本当に弾が足りないくらいのワイルドカードくらいのノリで良い)
「もうこのガチャは1回たりとも引かない」のタイミングで使う(※交換した後に素引きしたら損、勿論無料ガチャも全て引ききってから使う)
のが良いでしょう。
また、前述しましたが交換弾を0所持にする交換はしない方が良いです。交換弾が0所持になるなら諦めるか追いガチャを検討すべきです。
本記事は以上となります。
良いパズドラライフをお過ごしください!!
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