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【パズドラ】解説note②編成構築編

おはようございます。のあです。
今回は、パズドラ解説note第2弾ということで、パズドラの「編成構築」について解説します。パズドラを遊ぶにあたって最低限これだけ知っていれば困らない程度の解説を想定しています。

第1弾(パズル編)と第3弾(キャラ確保編)は以下となります。



パズドラにおける「編成構築」の位置づけ

編成を自分で作成できれば推し攻略もはかどる!!

2024年のパズドラをある程度やっている方なら何となく分かると思いますが、パズドラでダンジョンを攻略するに当たって「編成構築」はとても重要です。ダンジョンを勝てる編成さえ握ってしまえば8割くらい勝てたも同然であり、ダンジョン攻略中は消化試合になる場合もあります。(※パズルが難しい編成の場合はドキドキパズルが楽しめますが、パズルが苦手な方は「パズルが楽な編成で攻略する」ことも問題無く可能です。)

編成構築の重要性が上がった理由として、まずは「スキルまたは潜在でしか返せないギミックが大量にある点。」例えば、覚醒無効を返す場合は基本的にスキルを使うと思います。覚醒無効や消せないドロップ、属性吸収やダメージ吸収などなど、スキルまたは潜在でしか返せないギミックがある場合は必然的にその対策キャラをパーティに入れる必要があり、編成が限られることになります。

また、パズドラのダンジョン(特に高難易度闘技場)の高難易度化、複雑化が進み、編成構築を考えることが難しいか人によっては「できない」場合が出てきました。そんな中、編成を作るのがうまい人が編成と立ち回りを固定化し共有することで、編成さえ組めれば誰でも勝てるようになりました。いわゆる「レシート」の出現です。

「レシート」の一例(非常に簡素なやつですが…)

パズドラはポケモンとは違い乱数でダメージがブレることもありません。また、最近ではクロトビや時透くんみたいにある程度盤面を作ってくれるスキルまで出たこともあって盤面の再現性も高くなっています。そのため、

  • 決められた編成をそのまま再現する

  • スキルで盤面を再現する

  • 決められた手順でスキルを使ってギミックを返す

  • 決められたパズルを組む

ことで誰でも「勝ち」を再現できるようになりました。

「レシートをパクれば(編成構築方法を知らなくても)勝てる」のですが、レシートをパクって終わりとしているとそのうちパズドラ攻略において苦しいことになります。必ずしも編成をパクれるレシートが出回るとは限りませんし、極論レシート作成者が全員消滅したら貴方はパズドラができなくなります。編成構築方法を覚えることでパズドラ攻略に役立つ点もいくつかありますので、本記事ではそのあたりの利点も解説しつつ編成構築方法を解説する回としましょう。

ここまでの簡易まとめ

・「編成構築」が勝利の8割くらい鍵を握っていると言っても過言では無いくらい重要
・極論、出回っている編成と同じものを握って同じ立ち回りをすれば誰でも勝てる(攻略のレシート化)
・ただし、レシート頼りだといつか攻略で詰まる可能性があるので、編成構築方法は知っておいた方が良い


編成を作れると生じるメリット

いくつかあります。

1.課金額が抑えられる場合がある

パズドラには「環境」というものが一応あります。例えば、ゲーム攻略サイト「AppMedia」にて最強ランキングを調べてみると、1か月で結構変動していることが分かります。

https://appmedia.jp/pazudora/64140
※片方にしかいないものは色付けしています
※なお、2024年1月1日のものはWebアーカイブから取得したため画像が表示されていないものがありますが気合いで見てください

新イベントor新コラボの度に誰かしらのキャラが強い強いと言われ、1か月もすれば上位キャラの半数近くが入れ替わっているのが現状です。が、これを鵜呑みにして毎回ガチャを追っていたらほとんどの人は金が尽きます。

2023年末~2024年1月のガチャを仮に律儀に追っていた場合、

  • 2023年年末:鬼滅の刃コラボ(時透くん)

  • 2024年1月頭:お正月(ワダツミ&ヤマツミ)

  • 2024年中旬:HUNTER×HUNTERコラボ(ネテロさん)

  • 2024年1月末:スーパードラゴンフェス(玩具龍トリオ)

となり、仮にワダツミ&ヤマツミをお正月キャラ15体で交換、石7コラボでそれぞれ100連、スーパードラゴンフェスで50連と仮定すると12万円を消費する計算となります。1か月でコレですから、単純計算で年間144万円ですね。おそらく年間150万円近く課金している人はかなり少数ではないでしょうか。私ですらその半分にすら届きません。

一方、毎回最新の強いキャラを追い続ける必要があるかと言われるとそんなことはありません。参考までに私の直近のクエダンLv.15と超重力ドラゴンラッシュ(称号チャレンジ)の編成を置いておきますが、直近2~3ヶ月は概ねラフィーネキティ×クロミの使いまわしでたまにキツイときはガチャドラを握った程度です。サブもそんなに高級品は使って…ないはず。(高級品はソフィサムと武器のドフラミンゴとチョッパーくらいでしょうか。)

当然ですが12月と1月のクエダンLv.15をラフィーネキティ×クロミでやっている人なんて全くと言って良いほど見当たらなかったので編成は自分で作りました。超重力ドラゴンラッシュ【1】もガチャドラでクリアした人はいたものの編成を詳しく公開している人はあまり居なかった(※編成のほとんどが飛空艇枠回収も兼ねている編成で、称号だけ取る編成が全然なかった)のでガチャドラ編成も自作です。(※超重力ドラゴンラッシュ【2】は無効パを公開している人がいて、そのまま組めたので自作ではない)

このように、編成を自作することで環境に振り回されることなくコストカットができます。仮にラフィーネキティ(2400円)、大王クロミ(3600円)、ガチャドラ(5000円)の3名を使いまわした場合、お値段は計11000円となります。先ほどの12万円よりは遥かにコストカットできました。

ということで、「編成を自作することでコストカットできる場合がある」が1点。


2.代用検討の幅が広がる場合がある

これは私が作成した、11周年記念コロシアムの3Y周回編成です。No.2964とNo.2337のキャラが見慣れませんが、前者が花嫁エスカマリのスキル上げ素材の人で、後者がシェザル(機導龍の光)のスキル上げ素材のスペダン龍です。この編成を作ったときのNo.2964の役割はスキブ1以上かつロック解除兼木回毒を光にできるキャラとして採用しました。つまり花嫁エスカマリでもOKでした。同様に、No.2337はスキブ1兼1以上ヘイスト兼光12個生成の役割で採用しているため、シェザルはもちろんサレーネでもOKでした。

なんでこのときに花嫁エスカマリやシェザルではなく非ガチャ限のスキル上げ素材を採用したかというと、単純に自分が非ガチャ限大好きなためです。また、私の中では「複数候補があったら一番入手ハードルが低いキャラにする」と決めているので、一番入手ハードルが低い彼らにスポットライトが当たったわけです。

このように、少なくとも私の中では「複数候補があった場合に趣味で選んで編成を作っている」ことが割とあります。他の方がどういう考えで編成を作っているかは分かりませんが、編成作成者の所持キャラでPDCに載せるキャラの傾向が固まっている場合があるように思います。

つまり、編成を見たときに「ぱっと見○○いないわ、終わり」としてしまうのは少々勿体なく、「○○は××で代用できそうでは?」と気づけるかどうかです。そして、この「気づけるかどうか」は編成を多く作って考えるほど着眼点が増えていき、気づきやすくなるはずです。

例えば、HUNTER×HUNTERの新規ガチャ限にプフというキャラがいるのですが、X(旧:Twitter)でこいつは取れって言っている方を多く見ませんでしたか?これは、プフの特長でもある右端リダチェンスキルは持っているキャラ自体が少なく、さらにプフは右端リダチェンを変身前に使うため「基本一度しか使わない右端リダチェンがその後に残ってしまう」問題を見事に解決しています。変身前(orスキル進化前)に右端リダチェンができるキャラはファスカしかおらず、その上ファスカとプフは覚醒も変身後(or進化後)スキルも全然違います。そのため、「プフを代用することがかなり難しくなる」のです。
…ということを、日頃から編成作成をしている方達は気づいていたので「こいつは取れ」と言っていたわけです。

右端リダチェンだけでも2024/2/13時点で7人しかいません。
ちなみに私はプフさんを取れませんでした。泣


3.(人によるけど)楽しい!!

これは本当に人によると思いますが、少なくとも私は「パズドラの編成作りは楽しい」と思います。もちろん、誰かが作成したレシートをなぞって「正解をトレースする」楽しみ方もあると思いますし、実際私もレシート丸パクリはよくやります。ただし、自分で編成を作って「持っている手札だけで攻略する」のもまた一興です。

自分で編成を考えるのも面白いぞ!!

これは完全に個人的な話ですが、私は相当な逆張り派でして。運営さんが想定してそうな倒し方とは別の「別解」や「抜け道」での攻略が大好きです。そういった倒し方を考えるのも面白いです。(※とはいえ別解の発案は全然上手くないのでまだまだですが…)

2024年1月クエダンLv.15の例


「編成を作れると生じるメリット」簡易まとめ

要約すると、1.~3.の小見出しに書いた以下を詳しく説明しました。
・課金額が抑えられる場合がある
・代用検討の幅が広がる場合がある
・(人によるけど)楽しい!!


PDCのインストール

では早速、編成構築について説明を…の前に。
パズドラで編成を作る前に、必ずインストールしてほしいアプリがあります。それが「PDC」と呼ばれるアプリです。PDCでは火力計算はもちろん、スキル検索やLS検索、覚醒検索や火力指数比較といったことが簡単に行えます。PDC無しでパズドラの編成構築をするのは無謀といっても過言ではないくらい便利なのものなので必ずインストールしましょう。

こういった編成画像はPDCで作っています。
私に限らず、編成を作る人は全員といっても良いくらいPDC頼りです。

以下のURLからダウンロードできます。(※PCから調べた結果なので間違っていたらすみません。各ストアで「PDC」と検索すれば出ます。)

iOS

Android


PDCでできること

概ね、以下のことができます。

  1. 作成した編成の保存、呼び出し

  2. 覚醒でキャラを検索

  3. スキルでキャラを検索

  4. LSでキャラを検索

  5. キャラ並び替え(例:覚醒「超つなげ消し強化」を持っていて火力の出る順にする等)

  6. 火力計算

  7. 耐久計算

他にも色々ありますが、PDCの機能だけでnoteが1万文字は書けるくらい出来ることが多いのと、ここで機能を説明するより実際に触って覚えたほうが理解しやすいと思いますのでPDCの説明はこの辺にしておきます。

詳しい使い方は以下動画が分かりやすいです。


「PDCのインストール」簡易まとめ

・編成を作るにあたって、PDCのインストールは必須と言っても良いくらい便利なアプリです。必ず入れましょう。
・PDCでは火力計算はもちろん、耐久計算や覚醒&スキル&LS検索や候補キャラの並び替えもできます。編成のエクスポートやインポートもできるため、レシート作りに最適です。


編成構築方法

ここまで約4500文字くらい引っ張ってきましたが、ようやく編成構築方法の説明に入ります。

編成を構築するにあたっては以下の流れになると思います。

  1. 作る編成で行く場所、倒す敵の想定を決めておく。(※とある闘技場を周回することが目的とか、スペダンのSランクを汎用的に回収することが目的とか  編成の目的を最初に決める)

  2. 編成の大枠の立ち回りを考えておく。(例:シヴァドラ×3でループしたいとか、フェス限ガチャドラにルーレットループで立ち回りたい等 こちら後述します)

  3. (行くダンジョンが決まっていれば)ダンジョンデータを調べる。ダンジョンデータが無ければ実際にダンジョンに偵察に行き問題ありそうなギミックを洗い出しておく。

  4. 「飛んで来たら困る、最悪負ける」ギミックから優先的に、対策できるキャラをPDCで調べて入れる。

  5. ダンジョンに実際に挑んで編成に問題が無いか調べる。問題があったら4.に戻って対策を練りなおす。

  6. 5.で問題が無ければ完成!!必要に応じてレシートを作成する。

順に説明していきましょう。


1.編成の目的を決める

「これから作るであろう編成で何をしたい?」ということです。
例えば、イベントダンジョンの初級を周回したい場合。この手のダンジョンはHPが多くても300万くらいしかありません。つまり、時透くん210億パンチをしようが300万のブレスを投げようが敵を倒せることに変わりはないため、わざわざパズルをして敵を倒す必要は無いわけです。その代わり初級は素の状態だとドロップ率がカスのため、効率を上げるためにLFヴェロアキティにしたりします。

要するに適材適所ってことです。
今回は初級というかなり極端な例をあげましたが、基本的にパズドラは火力を削ぐほどその分サポートに回せて編成の幅が広がる傾向にあるので、これから行くであろうダンジョンはどのくらい火力が必要なのかは予め調べて頭に入れておきましょう。


2.編成の大枠を決める

今からシヴァドラループの編成を考えるとしましょう。シヴァドラは3Tでループするため、とりあえず3人並べたくなりますよね。

別にシヴァドラを3人入れるのが必須というわけでありません。
例えば、ダメージ無効を厚めに対策したい場合はこんな感じでシヴァドラ2人、サレーネ2人でも火2列生成がループします。(※サレーネ2人をどのように生成までスキル進化させるかは編成を考える際の観点となります。)

このように、ダンジョンに応じて(または自分がやりたい戦術を再現できるように)編成の大枠を決めておくと良いです。編成の大枠といっても、以下のように2ターン変換ループします、とか3ターン変換ループします、等その程度で問題ないです。

2ターンループの場合は、残り4体でギミックを返す枠を入れることになる
3ターンループの場合は、3ターンループでいずれかのギミック(ダメージ無効を返す例が多い)を返せる変換をループさせ、残り3枠でギミックを返す枠を入れることになる
もし3ターンループで何もギミックを返せなかったら、闘技場攻略は簡単な場所でない限り厳しいことになる

闘技場攻略系だと、2ターンループか3ターンループのキャラで編成を組むことが多いです。たまに以下動画のようなヘイストループで4Tスキルを使いまわす型もあったりしますが…

過去に陣ループとルレループを併用した編成も作ったことがあります


3.ダンジョンデータを調べる

攻略対象のダンジョンが決まっている場合、ダンジョンにて敵が何をしてくるかを調べましょう。普通にググればOKです。大手ゲーム攻略系サイトの情報で問題ありません。
もし欲しい情報が無い場合は有識者に訊くか、実際に適当な編成で偵察することになります。

ダンジョンデータを調べたら、以下のようにギミック一覧を書き出すことをオススメします。書き出すことでギミック把握漏れを防げます。

これは2024年1月クエダンLv.15の例です。
セイレーン&リリスで行ったため、特にセイリリにとって要注意ポイントは赤文字にしています。


4.編成を組む

情報を揃えたらいよいよ編成を組んでいきます。
特に注意する点は主に以下です。

  • (変身リーダーを使う場合)変身が滞りなくできるか

  • 対策しないと負けるギミックを全て返せるか

  • ダンジョン内で最も大きいダメージを受けられるか

  • ダンジョン内の火力検定をクリアできる火力が出るか

まず、変身リーダーを使う場合、変身前のLSは大抵カスなのでこの状態で敵にターンを回すと大体負けます。ヘイストや威嚇スキルやダメージ軽減スキルを上手く駆使し、敵に番が回ってくるまでには変身完了+変換ループができているようにしましょう。

この編成はスキブ22
・ユキノシタの変身時2ターンヘイスト(→24)
・ヴィオーネの変身時3ターンヘイスト(→27)
・クロトビの変身時2ターンヘイスト×2(→31)
・グランエルヴ変身(30ターン変身キャラ)
・ユキネ変身時2ターンヘイスト(→クロトビの2ターンスキルが溜まる)
で初手からクロトビ変換ループに持って行ける
この編成はスキブ28
・メタルスピカの3ターン威嚇(→31ターン)
でセイリリ変身ができる
その後にクロトビ変身時2ターンヘイストでセイリリの2ターンスキルが溜まるため、セイリリ変換ループに持って行ける

1Fの敵に威嚇が効く場合は威嚇で変身ターンを稼いでもOK


次に、対策しないと負けるギミックを返す点。
編成によっても要対策ギミックは異なりますが、どの編成でも特に返せないと負けが濃厚になるギミックは「消せないドロップ、バインド、覚醒無効」のギミック。行くダンジョンが決まっていて、かつそのダンジョンで使われない場合(例:四次元は覚醒無効対策が不要)以外は必ず対策するようにします。次に返したいギミックは「ダメージ無効、属性吸収、ダメージ吸収」。これらのギミックは予めスキルや覚醒を潜在を仕込まないと返すのが困難なため、どの編成でも対策を考えておきたいです。

あとは使うリーダーによりけりな場合が多いです。多色でたくさんパズルをする場合はルーレットと操作時間減少の対策が欲しい、時透くんのように盤面27個生成する場合は5×4喰らうと回復作れずに負けなので盤面変更対策、セイリリのように変換ループにロック解除が無いスキルはロックで容易に負けるのでロック解除を多めに積むなどなど…

欲しい対策スキルを持っているキャラはPDCで調べましょう!!


次に、「ダンジョン内で最も大きいダメージを受けられるか」。
これは単純な話で、ダンジョン内で受けるであろうダメージのうち最も大きいものが受けられればダンジョン内でHP不足による死は無くなります。
闘技場だと概ねボスのHP50%時の行動、クエダンLv.15だと乱入するメタドラ系の先制の次の行動が最も大きいダメージになりがちなので、きちんと確認しておきましょう。(※もちろんこれ以外が最大になるケースもあるので要確認です、基本的にPDCのダンジョンデータに入っています。)

受けられそうヨシ!!


最後に「ダンジョン内の火力検定をクリアできる火力が出るか」。
闘技場系のモンスターは一定ターン数以内に倒せないと発狂して負け(通称:時限発狂)なので、一定ターン数以内に倒せる火力が出るかは予め確認しておきます。ダンジョンによっては1回で○○○億出して倒しきらないと発狂して負けのパターンもあり、このようなパターンを火力検定と呼んでいます。

本当にギリギリですね、これは編成を組みなおしになりそうです


5.ダンジョンに行く

編成が完成したらダンジョンに行き、編成に問題が無いか確認します。
クリアできたらおめでとうございます。勝てなかったら4.に戻って対策を練りなおします。


6.(必要に応じて)レシートの作成

ただ個人的に1回クリアするだけなら5.でクリアして終わりですが、編成を他の人に共有する場合はレシートを作ります。PDCの編成の下のメモ書きに自由に文章を書けるようになっているため、ここに色々書いてレシートとします。

レシートに何を書くかは人それぞれでたまに議論も起こりますが、私個人的にレシートに書いている内容は後述します。


「編成構築方法」簡易まとめ

・編成構築の流れを簡単に説明しました。
・編成の目的を決める→大枠を決める→(必要に応じてダンジョンデータを調べる)→来たら負けるギミックから優先で残りの編成を組む→ダンジョンに行って確認→完了 の流れとなります。


編成構築の具体例

先ほどは割と抽象的な説明をしました。
ここからは、今まで私が作成した編成を例に、編成構築時に具体的に何を考えて作ったかを説明したいと思います。

①普段使いシヴァドラループの例

シヴァドラを3人並べてループさせる編成を考えたいと思います。シヴァドラはスキル進化前に2ヘイストと花火があるためスキル進化前→後の立ち回りが楽ですが、その代わり進化後の変換にロック解除が無いので高難易度の攻略は難しそうです。
そのため、クエダンLv.1~7,Lv.10の回収や超重力が無い簡単なイベントダンジョンの回収用の編成を作るとしましょう。

【参考】シヴァドラのスキル

とりあえず、シヴァドラをループさせることが主目的のため、シヴァドラを3人並べることは確定で良いでしょう。

あとの課題として、

  • 開幕でシヴァドラを使えるようにするため、スキブ17以上

  • シヴァドラはバインド耐性が無いので、バインド耐性を付けたい

  • シヴァドラずらしでは永遠に回復できないのと、バインド耐性+自動回復の武器は多い点より、ついでに覚醒の自動回復を使いたい

  • シヴァドラにロック解除が無いので、何らかしらのロック解除スキルを用意したい

  • 自動回復の覚醒を活かすためにLFどちらも軽減率の高いキャラにしたい

  • 消せないドロップ対策、覚醒無効対策、ダメージ吸収対策、属性吸収対策、ダメージ無効対策を設けたい

があるので、PDCでキャラを探しつつ上記を満たす条件を探します。
例えば、バインド耐性+自動回復の武器は画像左のように探します。

上記を満たす編成を模索した結果が以下となります。

あと対策できそうな課題として、

  • ドロップ弱化対策にドロ強を可能な限り積む

  • ロックス降臨等の開幕10遅延に耐えられるように、スキブ19+シヴァドラ8遅延にしてみる

  • シヴァドラのLSがイマイチなので、リダチェン対策(リダチェン潜在を振る)

を解消してみます。

また、特に対策したいギミックの無い場合に限りますが、アシスト元のスキルとアシスト先のスキルを似たようなものにすることで万が一アシストのスキルが溜まっても問題無くなります。普段使い編成だと私がよくやるやり方です。

こうすることで、仮に上のレイラン鳥武器が溜まっても問題無くなり、レイラン鳥武器の覚醒でドロップ弱化にも対応できる

出来上がった編成がこちらです。

編成ができたら火力を調べておきます。(以下画像)クエダンLv.10程度なら問題ないでしょう。

火12の10c、合計270億くらい

あとはクエダンの回収等をこの編成で行いつつ、課題が見つかったら解消することにします。


②普段使いシヴァドラループの課題を解消する例

①の編成でクエダンを走らせていたところ、ダメージ無効に弱いことが発覚しました。ダメージ無効はジョナサンが2Tダメージ無効貫通スキルで対策はしているのですが、クエダン10にて3Tのダメージ無効対策を求められたことがあります。ジョナサンは8Tスキルでシヴァドラのスキル進化を使い切ってしまうと中々返ってこなく、シヴァドラずらしで待っていたら火消せないを乱発されて負けてしまいました。

また、以下は2024年3月クエダンのLv.7ですが、チィリンが非常に硬くミリ?残しをしてしまいました。その後12T遅延(!?)、虚無(!?)でダメージ無効を消されて負けです。

ということで、ダメージ無効を常に返せる構成にしたいと思います。ジョナサンをポイ捨てして、

  • LSに75%以上の軽減がある人

  • スキブ4以上にできる人

  • ダメージ無効貫通覚醒をたくさん持っている人

を入れることにします。

上記みたいに検索して良さげなキャラを探します。

探した結果、MEIKOが良さそうだったのでMEIKOを入れます。また、MEIKOは副属性が光なので、適当に火属性付与の武器を付けて火力増強を図ります。

出来上がった編成がこちらです。

またこの編成で走りつつ課題を見つけたら解消…の繰り返しです。
今分かっている課題としては、無効貫通をするか否かに関わらず火力が課題解消前より下がってしまったのと、無効貫通をするときにシヴァドラから手動で組むのがめんどくさいなと思った点です。


③普段使いクロトビグランの例

①,②の編成はクエダンLv.11以降や超重力のダンジョンに対応していないので、それら含め難しいダンジョンにとりあえず偵察に行く用の編成を作ります。基本的な流れはシヴァドラと同じで、

  1. 何か強そうな編成をXやYouTube等で探して参考にする

  2. 居ないキャラ(ベース)の代用をPDCで探す

  3. 代用した結果、足りない課題(スキブ、耐性、火力覚醒等)を洗い出し、それを解消できるアシストをPDCで探す、載せきれない場合は妥協できるギミックから順に諦める

  4. 試走して編成が破綻する問題が無いか確認する、編成は破綻しないが課題が見つかった場合は都度解消する

となります。

結局抽象的なのは申し訳ないですが、良い編成を作るためには
失敗しても良いので編成を作る→試す→課題を見つけたら解消案を考える
を繰り返しやるのが一番です。

とりあえず、色々調べたところクロトビグランのテンプレっぽい編成が見つかったのでこのベースを参考に組みます。

上記をPDCに入れると、以下のように(変身前後どちらも)スキブ数や耐性の数が表示されるので、ここから足りない耐性やスキブを洗い出します。

足りないのは、

  • スキブ3

  • お邪魔耐性

  • 毒耐性

  • ユキノシタとヴィオーネにバインド耐性

なので、あまり火力が出なさそうなユキノシタ、ヴィオーネあたりに耐性系やチームHP系の武器を、火力枠のクロトビに火力覚醒やドロ強覚醒の武器、準火力枠(?)のグランエルヴとユキネに足りない分を箱と相談しながらうまいこと補います。耐性系やチームHPが優先です。

出来上がった編成がこちらです。

あとは使いながら課題があれば都度解消です。
2024年3月クエダンの場合、Lv.11とLv.13~Lv.14は問題なかったのですが、Lv.15でノルザ(超根性+5Tダメージ無効+ダメージ無効の切れる前に水回生成)で負けてしまったので、ダメージ無効が継続して2色陣を返せる酒クロトビを採用することになりました。

また、サブとサブサブがたまたまクロトビを持ってはいたのですが、サブに入れるユキノシタやユキネ、ヴィオーネを持っていなかったので無理やり代用した編成も置いておきます。こちらもサブの役割を確認し、可能な限り役割を遂行できそうなキャラをPDCで漁って探します。

出来上がった編成だけ置いておきます。


④「龍」称号を回収するガチャドラ編成の例

ここからは、特定のダンジョンを対象に勝つ編成を組む例です。

経緯としては、超重力ドラゴンラッシュ【1】をサブとサブサブで勝ちたかったのですが、超重力ドラゴンラッシュ【1】は飛空艇枠の回収編成が主であり称号を取るだけ編成があまり見受けられなかったのと、終了期限2日前に着手することになったためあまり編成を調べる時間が取れなかったので自力で組むことにしました。

まずは、ダンジョンの情報を断片的で良いので調べます。

  • 1Fでアシスト無効or99T暗闇目覚めがある

  • 覚醒無効、消せないドロップはあまり飛んでこない

  • 4Fにダメージ吸収と450%割合がある、時限発狂持ち

  • 5Fは超根性かつ属性吸収が4T、時限発狂持ち

  • 5Fの先制が130万くらいある

という感じでした。そのため、

  • 属性吸収の対策を厚めにできる

  • LF半減+軽減ループで450%を耐えられる

  • サブとサブサブで持っている

ことからガチャドラを使おうと思います。

【参考】ガチャドラ

450%割合に耐えるために、こんな感じの編成になりそうです。

また、陣ループで欠損事故を無くすために3Tの6色陣で良さそうなのを探します。今回はサブとサブサブでどちらも持っており、4Fのダメージ吸収も対策できるシェリアス=ルーツさんを採用します。さらに、6Fのヘパドラを確実に拾うためにルレループも併せて採用します。(今回は深雪さん)

あとは、6Fのヘラドラを拾うための長めの吸収無効スキルや、ガチャドラを確実にカンストさせるためのスキブ+ドラキラ武器、シードラ用のバインド耐性武器、スキブ、ガチャドラを変身させるための3T遅延スキル(※3Tヘイストは深雪さんが持っている)を良い感じに盛って…

とりあえず叩き台の完成です!!
さあ組むぞ…と思ったら、、、

サブサブくんがグリーンシードラを持っていませんでした…
幸い、青シードラに変えても影響は無さそうなので青シードラに変えて試しに潜入します。

今回は幸い代用しやすい枠で良かったですが、「完成したけどよく確認したら○○居ませんでした!!」で編成組みなおしになるとだいぶ悲惨なので、キャラの所持状況はよく確認しておきましょう。

途中(5F)ですが、雲耐性とテープ耐性が無いとパズルがゲロなことが分かりました。このtakeは気合いでゴリ押ししたもののノアドラに轢かれたので、組みなおします。
変えられそうな枠は赤四角ですね。

・明らかにHP過剰なので、チームHPは少し減らして良い
→バインド+雲耐性orテープ耐性の武器をシードラに持たせる
・メタルスピカの枠はスキル1で3T威嚇ができて、スキル2がなるべく短く木属性を持っている人にする
・エキドナうちわの枠は、2Tダメージ吸収無効ができて雲耐性orテープ耐性(シードラの上で入れられなかった耐性)とする

と方針が決まったので、各々PDCで調べます。

箱と相談した結果、

  • アマコズミ→正月リーチェ武器

  • メタルスピカ→水アテナ

  • エキドナうちわ→千葉エリカの武器

にするのが良さそうでしたので、これで編成を組みなおして再度挑みます。

再度やってみた感じ、暗闇目覚め99Tが若干しんどかったですが今から対策は無理なので捨てたのと、ノアドラは編成を変えても救えそうになかったのでノアドラは捨てることになりましたが無事サブもサブサブも勝てました。

今回のサブとサブサブの称号回収のように捨ては作ってでも低難易度編成で1回クリアだけの編成はあまり出回らないイメージなので、そのような編成を作れるのも編成自作の利点と言えます。

やった後に分かった課題(スキブ過剰の解消、シジャの毒目覚めを対策)を反映して少し編成が変わっていますが、最終的な編成はこんな感じになりました。

上述の通り1回勝てばよかろうの編成なので、これで超重力ドラゴンラッシュ【1】に行くことは勧めません。

⑤2024年1月クエダンクリア用のセイリリ編成の例

以下noteを確認してください。(雑)


⑥2023年11月EX闘技場クリア用のセイリリ編成の例

【参考】マーメイド&サキュバスとセイレーン&リリス

特定のダンジョンに勝つための編成作成にあたっては⑤と同様、

  1. ダンジョンデータ調査

  2. 必要ギミックの洗い出し

  3. ギミックを対策するための編成を組む

  4. 挑む、負けた場合は再度対策を練る

の順でいきます。

EX闘技場の場合は1戦がドララの比ではないくらい長くなり、負けたらクッソ萎えることが予想できるのでダンジョンデータはしっかり調べます。

ダンジョンデータを調べ(※あまり良くないですが、セイリリ向けに特に危ないものを中心に書いています)、ギミック毎に色を変えたものが以下となります。

耐久検定については1Fのガチャドラと7Fのレムゥを耐えるようにし、8Fのカーリーと10Fのヨミドラの割合+パンチを耐えるか確認しておけば他の敵は軽減ループを回しておけば良さそうです。また、ガチャドラを耐えることとちょくちょくアシスト無効が来ることからサブは全員回復タイプで染めた方が良さそうということも予想できます。メノアの逆遅延で軽減ループが使えない間にメノアの通常行動を受けられるかを確認しておくのも忘れずにですね。

あとは弱化対策にドロ強は多めに積む、レムゥ対策で回復0を返せるようにする、カーリー対策に2Tに1回ロックを返せるようにする、アマージュの10%を削る術を考えておく(※発狂予告を受けたら負ける可能性が高いため)あたりを注意すれば編成はできそうです。

このダンジョンはちょくちょくダメージ吸収や属性吸収、ダメージ無効が飛んできますが、全員時限発狂は無いし返す余裕は無いので全て無くなるまで待つことにします。

上記をまとめると、

  • サブ1:軽減ループの何か

  • サブ2:2Tでロック解除できる何かor4Tでロック解除できる何か

  • サブ3:2Tロック解除を採用できれば自由、4Tロック解除を採用する場合はこの枠も4Tロック解除&回復0返せる何か

  • サブ4:自由枠(HPタンク?)

  • 武器:HPとドロ強を盛りまくる

みたいになることが予想できますので、これを元に編成を組みます。
出来上がったのが以下です。

編成を練っていたところ、どう考えてもアマージュの10%を削るのが無理だった(※このときはカラットの50億上限解放も無かった)のと、どうせ100T以上殴り合うならということでヘラアバたまを入れて時短を図ることにしました。
また、今回も似たスキルを載せて上が溜まっても問題無しの措置も取っています。

ロック解除+回復返し

全敵受けられるかチェック、(今回は不要ですが)火力足切り以上の火力が出るかのチェック、最低限のパズル(セイリリの場合は回復4+3の10c?)で回復に問題ないか、スキブ数に破綻が無いかを確認したらダンジョンに挑みます。

何も問題なく勝てました。終


⑦ソロ用周回編成(ノルディス降臨)

周回編成もやることは攻略と変わりません。
ダンジョンデータを調べて組んだ編成で火力チェックを行い挑むだけです。

ただし、ノルディス降臨のように特殊ダンジョンの場合は、Lv.99ではなくLv.1で計算する等レベルを考慮する必要があります。他のダンジョンの場合でも同様で、例えばPDC内で同キャラ禁止ダンジョンを選んでも編成を弾くみたいな措置は取られないので、ダンジョンの制約は手動で加味する必要があることは気を付けましょう。

出来上がった編成がこちら。編成を作ったら何回か試して破綻が無いか確認を忘れずに。降臨だと敵の分岐もあるので、全敵に遭遇するくらいは試したいです。


⑧2人マルチ用周回編成(フェス限希石ラッシュ)

2人マルチでもダンジョンデータを調べて組んだ編成で火力チェックを行い挑むだけですが、誰がどの敵を担当するのかの分担を間違えないようにしましょう。以下編成のフェス限希石ラッシュは1,3,5FがA、2,4FがBです。今回は火力計算を楽するためにABどちらも同じ火力となっているので、この場合に限りAまたはBで1~4Fの全敵が倒せればヨシです。(※5Fはグラビティ突破のため火力は不要)

また、2人マルチの場合超覚醒無効、一部耐性が共通ですが、その辺りの調整は2人マルチモードにすることでPDCの方で勝手に補正してくれます。


レシートについて

編成を共有するときはレシートを書きます。
レシートの書き方は議論あると思いますので、ひとまず私が意識している内容と実際に私が書いたレシートの例を置いておきます。

意識している点

  • レシートが長くなるとQRコードが読み込めない場合があります。(特に3Y編成)レシートが長くなったらQRと編成だけ載せた画像も置くようにしています。

  • 合計スキブ数は書いた方が良いと思います。(代用する際に無意識に抜けて破綻しがち&数えるのが大変なので)同様に、やってて必要に思った耐性も明記したほうが良いと思います。

  • 必須バッジがある場合、左上を見落としがちなので「補足」の欄に文字で明記するようにしています。

  • 同じキャラを複数入れている場合かつ使う順番が決まっている場合は、「リーダーの○○」「サブの○○」など分かるようにしています。

  • 周回編成の場合は1周何分かかるか明記するようにしています。かかる時間で「この編成は速いのか?編成難易度重視なのか?」が分かるためです。

  • 代用は書いても書かなくても良いと思います。仮に書く場合でも「直接置き換えても問題ない」程度のみ書けば良いと思います。例えば、A→B代用はできるしC→D代用はできるが両方代用すると破綻する場合、A→B代用のみ書くようにしています。

  • 分かるなら情報量を削ぎ落した形で書くのが良いと思います。詳しくは以下画像を参照。

  • 立ち回りの流れの書き方は色々流派があると思いますが、分かれば良いとは思います。ただし、同レシート内にて同じ書き方で違う流れを意味する書き方はやめた方が良いと思います。(書き方を揃えるのが大事)


ここからは、実際に作成したレシートの一例です。
何かの参考になればと思います。

ソロ普段使い

ソロ周回

2人マルチ

3Y

スキル武器ではなくてスキブ武器ですね
誤字には気を付けましょう(n敗)

本記事は以上となります。
良いパズドラライフをお過ごしください!!

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